フランス東部にあるアヌシー(Annecy)。
透明度の高い美しいアヌシー湖や運河沿いの旧市街など
世界的に人気の観光地です。
街のサイズはほどよい大きさで周遊しやすく、
店舗やレストラン・カフェも多い地元の人も楽しめるアヌシー。
今回の投稿ではアヌシーの見どころに加え、
アヌシーに行くベストなシーズンがわかります。
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アヌシーってどんな街?
フランス東部、ローヌ=アルプ地域圏
オート=サヴォア県の県庁所在地であるアヌシー。
県庁所在地といっても人口は52000人超で
人口的にはこじんまりした都市です。
フランスで最も透明度が高いと言われている
アヌシー湖畔にあるアヌシー。
街の旧市街には運河があり「アルプスのヴェニス」とか、
美しい街並みから「アルプスの宝石」とも称されます。
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アヌシーの春の運河風景。
イタリアのヴェネチアっぽいですか?
アヌシーへのアクセス
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アヌシー観光局サイト:https://www.lac-annecy.com/
アヌシーの見どころ
アヌシーでの見どころを地図にまとめました。
見どころが旧市街に固まっているので、
オレンジ色のマークが重なっています。
次項から季節ごとのアヌシーの様子に
見どころスポットも混ぜてお伝えして行きます。
春のアヌシー
アヌシーは標高が高め(448m)。
しかも周囲を山に囲まれているので冬は寒いです。
というわけで春の訪れは少し遅い。
不思議なことにアヌシーの晴天率は高い方。
ジュネーブで雨が降っていても
アヌシーでは晴れというのはよくあること。
(2都市間の距離は40km超)
上の写真は見どころにも含めた
旧市街にあるノートルダム=ド=リエス教会。
アヌシーには他にも教会やカテドラルがありますが、
ここがお気に入りの教会です。
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運河沿いのフェンスには綺麗な花が飾られはじめるのも春から。
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5月を過ぎると八百屋さんの店先はカラフルになってきます。
個人的には5月から6月中旬の春から初夏にかけた時期
夏の少し前が人もそれほど多くなく花飾りも多く見られ
過ごしやすいと感じます。
夏のアヌシー
夏は世界中から多くの観光客がやってくるアヌシー。
この時期はいつ行っても多くの人々で賑わってます。
最近は昼間はかなり暑くなることが多くなりましたが、
夜は比較的涼しく過ごしやすいのがアヌシーの夏のいいところ。
上の写真はアヌシー湖の入口にかかる
「愛の橋(Pont des Amours)」
と呼ばれるところから撮った運河風景。
愛の橋はカップルが手を繋ぎながら渡ると
願いが叶うといわれているようですが、
真意のほどは??? ww
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愛の橋から湖側を見るとこのようにたーくさんの人。
夏のアヌシーがどれだけ人気なのかがわかる光景です。
▼アヌシー湖に関してはこちらをどうぞ
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旧市街も華やいだ様子。
外で食事をするのが大好きなヨーロッパの人たち。
テラス席のあるカフェやレストランはいつもどこも人気です。
▼サンドウィッチなど軽く済ませたい場合にパン屋は便利!
秋のアヌシー
長い夏休みが終わると夏と比べて静かになるアヌシー。
10月の中頃まではまだまだ過ごしやすく、
夏ほど多くの人はいないので穴場な季節。
毎年10月の第2土曜日に行なわれるファーマーの祭り
「Descente des Alpages」。
音楽やショー、ローカルフードが楽しめるお祭りです。
写真はアルプスの少女ハイジでもおなじみのカウベル。
店の横ではカウベルをつけた本物の牛が何頭も見せ物にされてました。
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こちらはアヌシーの市庁舎(Mairie)。
11月1日はフランスでは
Toussaint(諸聖人の祝日)と呼ばれる祝日。
日本でいうお盆のようなもので、
お墓参りをする日。
この時期にお墓を飾るのに適した花ということで、
あちこちの花屋さんでは菊が売られ、
街中の飾りも菊が主役。
アヌシーの市庁舎も菊がデコレーションされてました。
市庁舎の建物自体も立派なので、
一見の価値ありです。
冬のアヌシー
冬のアヌシー。人少な。静か。
寒いです。
冬のアヌシーに行くのはクリスマス前のマーケットか、
周辺のスキー場へ行く人ぐらい。
上の写真は冬のヨーロッパ公園(見どころにあり)。
木々の葉もなく冬枯れ状態。
春から夏にかけてたくさんいた人たちも誰もいません ww
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アヌシー湖入口にかかる愛の橋。
夏の写真では愛の橋から見た風景でしたが、
これが橋の様子です。
樹々の葉っぱも落葉して雰囲気が一変します。
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アヌシーのシンボル的建築物である
パレ・ド・リル(Palais de l’Isle)。
以前は城、そして牢獄だった建物ですが、
現在は歴史博物館となっています。
旧市街でのいちばんの見どころ&写真撮影スポットで
夏だと多くの人が写真待ちをしていますが、
冬だと待たずに撮影できます。
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冬はアヌシーに限らずどこも暗く
天気も悪くいつもどんよりしてます。
アヌシーの街並みの美しさに変わりはないので
明るい雰囲気ではないですが、
しっとりした静かな街並み好きな人なら楽しめるかもしれません。
クリスマスマーケットで楽しむアヌシー【12月】
冬のアヌシーは、基本的に静かですが、
11月の終わりからのひと月ちょっとの間
アヌシーは賑わいます。
それは、
「アヌシークリスマスマーケット」
クリスマスグッズから、アーティザンと呼ばれるプロの工芸品の数々。
もちろんホットチョコレートやワイン、
焼き栗など寒い外でも身体が温まる食べ物屋
飲み物の屋台がたくさん並びます。
2024年のクリスマスマーケットは以下の期間開催予定です。
期間:2024年11月23日ー2025年1月4日
ショッピングも楽しいアヌシー
アヌシーにはフランスどこに行ってもあるファーストファッションの店から
個人経営の店まで多くの店舗があり、
ショッピング好きにはたまらない街でもあります。
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シンプルなワンピースだけどフランスっぽい雰囲気。
フランスには年2回ソルド(soldes)というセール期間があります。
日本人感覚からすると不思議なのが、
ソルドは期間や価格の表示法などが法律で決められているところ。
不正がないようにということならわかりやすくていいような気もします。
ソルドの期間は、おおよそ以下のとおり。
夏:6月の最終水曜日の午前8時から5週間
冬:1月の第2水曜日の午前8時から5週間
ソルドは年によって変動があるので
この時期を狙ってフランス旅行をされる方は
「フランス ソルド 「年数(例:2025)」
と検索してみてください。
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アヌシーでの冬のソルド風景。
アヌシーの夏のソルドは観光時期と重なりますが、
店舗が多い地区は観光客は少なめ。
観光客は主にアヌシー湖畔か
旧市街に集中するからです。
冬のソルドなら観光客はほぼいなく、
ショッピングがしやすいです。
まとめ:人気観光地アヌシーへはいつ行くのがいい?
アヌシーの見どころを交えながら、
季節ごとのアヌシーの様子をお伝えしました。
夏がいちばん人気のアヌシー。
個人的には5月から6月中旬の春から初夏にかけた時期が
人もそれほど多くなく花飾りも多く見られていいと感じます。
日本から直接アヌシーに行くなら、
スイスのジュネーブ空港からのアクセスがしやすいです。
ジュネーブから半日・1日ツアーもあります。(日本語で予約できる!)
→【ゲット・ユア・ガイドのツアーを見てみる】
ぜひ一度美しい街アヌシーへ行ってみてください!










