アイルランドへは2012年と2014年に2回訪れました。
2012年はダブリン滞在のみでしたが、
せっかくアイルランドまで来たのでバスツアーに参加してみました。
ダブリン発のバスツアーはいくつかありますが
初めてのアイルランドなら
「モハーの断崖(Cliffs of Moher)」
が含まれたツアーに参加してください!
モハーの断崖はアイルランドでもっとも有名な観光地ともいえる絶景スポット。
映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』にも登場しました。
ダブリンから1日がかりの日帰りツアーになりますが参加する価値ありです。
今回の投稿では2024年現在モハーの断崖へ行く
一般的なバスツアーで訪れるスポットをお伝えします。
わたしたちが参加したツアーとは少し内容が異なりますが
それも合わせて話していきます。
ダブリンから「モハーの断崖」へ行くバスツアーは現地でも予約できます。
現地での予約なら → ダブリン観光案内所(Visit Dublin)で。
が、日程がキツキツな場合は行く前に予約しておくのが安心。
オンライン予約なら以下のリンクをチェックしてみてください。
モハーの断崖へ行くツアーの行程
ダブリンからモハーの断崖へいくツアーはだいたいこのような行程で催行されます。
ダブリン:モリー・マローン像(集合場所)
→モハーの断崖
→ドゥーリンでランチ
→バレン地方立ち寄り
→ゴールウェイ街歩き
→ダブリンに戻る
アイルランドを東から西へ縦断するので移動だけでも7時間以上かかる計算。
なので1日がかりのツアーになります。
アイルランドはとにかく自然が美しい国。
ダブリンも楽しい町だけど、わざわざ日本(もしくはヨーロッパ大陸)から行って
アイルランドの大自然を見ないなんてもったいない!
時間があればレンタカーして自力で周遊するほうが時間的にも余裕があります。
アイルランドは日本と同じ左側通行、右ハンドルの国。
レンタカーもしやすい。
ただ時間がないなら効率よく周遊できるツアーに参加するのもひとつのオプション。
わたしたちは2012年にはモハーの断崖へいくツアーに参加して地理的な感覚をゲット。
そして2014年にはレンタカーしてアイルランド北西部を周遊しました。
ダブリン発ツアーの集合場所は?
ダブリン発の日帰りツアーの発着地点は観光案内所近くにある
「モリー・マローン像(Molly Malone Statue)」(上の写真)となることが多いです。
観光案内所へ行く場合もこの像を目印にして行ってみてください。
Googleマップで見る
モリー・マローン像の場所を▼ダブリン市内の見どころはこちらで
モハーの断崖へ行くツアーで訪れるスポット
まずは2024年現在のモハーの断崖へ行くバスツアーで訪れる各スポットをおおまかに説明します。
モハーの断崖
モハーの断崖へ行くツアーでまず行くのがメインの「モハーの断崖(Cliffs of Moher)」。アイルランドでいちばん有名な観光名所です。
ハリーポッターなど映画のロケ地にも多く採用されています。最近ではリンジー・ローハン主演のネトフリ映画「アイリッシュ・ウィッシュ」にも出てました。
8kmに渡る断崖絶壁が続く絶景。高さは最高で214m。
全体に遊歩道が敷かれているので歩くのに困ることはありません。ハイキングシューズを用意する必要はないけど歩きやすいスニーカーで行くのが望ましいでしょう。
断崖の脇に安全柵ところがほとんどなので崖ギリギリまで近づけます。このおかげでフェンスなどの障害物のない写真や動画も撮れますよ。
ツアー料金にはモハーの断崖ビジターセンターの入場料は含まれているはず。ただ展望台オブライエンズタワー(O’Brien’s Tower)への入場料が含まれているかどうかは要確認です。
アイルランドはイギリスと同様、天気が良くないことで有名。
またモハーの断崖は大西洋に面した海岸なので風が強いです。雨が降ってたら傘はほとんど役に立たないので、天気が悪い日はレインコートかフード付きの防水ジャケットが役立つでしょう。
ちなみにヨーロッパの人は雨でも傘をささない人がほとんどです。
ドゥーリンでランチ
多くのツアーではドゥーリンでランチタイムをとることが多いです。
実際にわたしたちが参加したツアーでもドゥーリンにあるパブでランチ休憩がありました。
田舎にあるパブは温かい雰囲気満載。アイリッシュミュージックの演奏があるかどうかはパブによりますが、わたしたちが利用したパブでは演奏はありませんでした。
ランチ代はツアー料金に含まれないので自腹になります。
バレン地方立ち寄り
バレン(The Burren)と名付けられた岩がゴツゴツとした風景が広がる一帯にも立ち寄ることが多いです。基本的自然豊かでウォーキングなどをして楽しむところ。
ツアーでは20分ほど立ち寄るというのがほとんどでしょう。のどかな風景を楽しみましょう。
ゴールウェイ街歩き
わたしたちが利用したツアーでは含まれてませんでしたが、モハーの断崖へ行くツアーではゴールウェイに立ち寄ることも多くなってきています。
モハーの断崖の北、ゴールウェイ湾に面するゴールウェイはカラフルでかわいらしい女性好みの街並み。写真や動画撮影したくなるスポット満載です。
カフェやレストランも多いので時間があればお茶休憩してみてください。ゴールウェイの後はダブリンへ戻るツアーがほとんどなので、トイレ休憩にもなるのでカフェに入るのはおすすめです。
ダブリンから「モハーの断崖」へ行くバスツアーは現地でも予約できます。
現地での予約なら → ダブリン観光案内所(Visit Dublin)で。
日程が短い場合は事前に予約しておくのが安心です。
オンライン予約なら以下のリンクをチェックしてみてください。
実際に体験したモハーの断崖ツアーの内容
2012年9月に参加した1日ツアーは、朝8時ダブリン発、夜8時ダブリン着。
アイルランドを東から西へ横断する行く長丁場のツアーでした。
わたしがイメージするアイルランド像のとおり、ツアー当日は
「天気悪い。アイリッシュ音楽みたいに少しもの悲しい。」
というわたしの中にあるアイルランドのイメージにぴったりな曇りのち雨、
という天気でした。
写真にある「デューングラ城(Dunguaire Castle)」が最初のスポット。
天気が悪いせいもあるけど、なんだかもの悲しい、というアイルランドのイメージそのものでした。
でもお城の中のお土産屋にはこんなキュートなマグカップがありました。
わたしが大好きな羊にアイルランドカラーの緑。横の白黒バージョンもいい感じ。
同じく羊好きなら思い出にどうぞ。
お城見学の後にツアーのメイン「モハーの断崖」へ行きました。
写真はビジターセンター内にあるオブライエンズタワー(O’Brien’s Tower)という展望台。
わたしたちが参加したツアーにはオブライエンズタワーへの入場料が含まれていなかったので外から眺めただけですがなかなか絵になる塔です。
モハーの断崖は大西洋に面しています。
中ほどに写ってるのはアラン諸島。この時初めて目にした大西洋。
思えば遠くへ来たもんだ!と感慨深かった…
大西洋を眺めている間、19世紀の初めの飢饉で多くのアイルランド人がアメリカに移住したという話を思い出してました。
そのイメージが物悲しさを助長するのだろうけど、それを表現していると思われるアイリッシュ音楽は大好き。
ダブリンのパブやレストランではよくアイリッシュミュージックの演奏がされています。
うるさい時もあるけど、聞き心地のいい音楽。
そんな音楽を思い起こしながら眺める大西洋の絶景を楽しめただけでも来た甲斐がありました。
モハーの断崖を訪れた後にドゥーリンでランチタイムでした。
他のツアー参加者と同じパブに入り、注文したのは「本日のスープ(Soup of the Day)」。イギリスやアイルランドでのランチの定番です。
野菜のポタージュに添えられたライ麦パンはバターをつけなくても風味がありおいしかった。こういうシンプルな料理好きです。
ランチの後バレンのあたりを訪れました。
「The Burren」と呼ばれるバレンは岩がゴツゴツとした風景が広がる一帯。
写真にあるような廃墟の修道院の建物があったりもしますが、基本的自然豊かで、みなさんウォーキングなどをして楽しむところ。
ここで見たいスポットがあったけど、この時のツアーではそこはスルーされちゃって心残りでした。
行きたいところをスルーされちゃうのはツアーのデメリットですね…。
2012年に参加したツアーではゴールウェイに立ち寄ることはなく、この後ダブリンに直帰する内容でした。
まとめ:アイルランドの絶景&穴場に行けるダブリン発バスツアー
参加したツアー料金は、2012年当時で50ユーロ前後でした。
2024年現在では80ユーロあたりが相場です。
初めてのアイルランド旅なら国の概観を知るのに、こういったツアーに参加するのはいいものだと感じました。
ただ時間をかけたいと感じたところで個人行動ができない、好きなように動けないというデメリットはあります。
ツアーは時間のない人には特に便利。
ダブリンもいいけど、他にもたくさんの魅力あるアイルランド。
なのでツアーを利用しつつアイルランド旅をぜひ楽しんでください。
ダブリンから「モハーの断崖」へ行くバスツアーは現地でも予約できます。
現地での予約なら → ダブリン観光案内所(Visit Dublin)で。
日程が短い場合は事前に予約しておくのが安心です。
オンライン予約なら以下のリンクをチェックしてみてください。