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遠くからでもわざわざ行きたくなる「栗林公園」のみどころ

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「わざわざ旅行する価値がある」(=最高の3つ星評価)

と、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに紹介された栗林公園

実際、栗林公園へ2回行ったわたしたちは

「遠くからでも、何度でも、わざわざ行く価値がある美しい日本庭園」

と、ミシュランの評価以上の感想を持ちました。

それほど素晴らしい栗林公園!

今回の投稿は、栗林公園の魅力・見どころ、そしてアクセスなど栗林公園に行きたくなる情報満載です。

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栗林公園ってどこにあるの?アクセス方法は?

栗林公園は香川県の高松市の繁華街から近く、アクセスしやすいロケーションにあります。

市街地にあるにもかかわらず、公園の平らな部分(実際に歩くことができる部分)だけでも東京ドーム約3.5個分(約16.2ヘクタール)もある巨大な栗林公園。

国の特別名勝に指定された庭園は、回遊式庭園として四季折々の美しさが見られ、どの季節に訪れても楽しめます。

栗林公園は公共交通機関で訪れた方がゆっくり時間をかけて楽しめておすすめ。

というのも、2回目に訪れた時に園内駐車場を利用したら、

普通車で25分ごとに100円(栗林公園内駐車料金)

かかることを知らず、4時間ほど滞在して800円も徴収されてしまいました…。

(駐車場の係員に「長いこといたんやなー。」と驚かれました ww)

旅行で高松を訪れるなら、高松駅から栗林公園のあいだにあるホテルをチョイスすると栗林公園まで徒歩圏内でなにかと便利です。

栗林公園への公共交通機関でのアクセス方法

  • JR線:栗林公園北口駅 徒歩3分 / 栗林駅 徒歩20分
  • ことでん:栗林公園駅 徒歩10分
  • バス:ことでんバス「バス路線図&運賃表PDF」参照
  • タクシー:高松駅から約7分 / 高松空港から約30分

栗林公園の魅力・見どころ

栗林公園の借景となる紫雲山(手前は北湖)

 

広大な栗林公園は北庭と南庭にわかれています。

メインの見どころは南庭に集中しています。

公園入口は東門と北門の2箇所。

北門から入ると北庭側から入ることになり、端から端まで見どころを見逃すことなく、栗林公園を満喫できます。

全体を周遊する時間がない場合は、東門から入った方がより見どころの多い南庭に近く、時間が節約できます。

栗林公園に行くことが決まったら、公園マップをチェックして予習しておくといいでしょう。

栗林公園マップPDF」(入場時にもらえるパンフレットと同じ地図)

 

前置きが長くなりましたが、ここからが栗林公園の魅力&見どころ紹介です。

飛来方(ひらいほう)からの眺め


飛来峰から眺めた偃月橋(えんげつきょう)。


吹上と呼ばれる庭園の水源地から見た偃月橋。

飛来峰と呼ばれる築山からの眺めが栗林公園のベストな眺め。

その中でも南湖にかかる偃月橋の優美な姿が特に美しい。

飛来峰を下ったところにある「吹上」と呼ばれるところは栗林公園の水源地。

吹上付近でしゃがんで偃月橋を眺めるとたくさんの鯉が寄ってきます。

飛来峰からの眺めが栗林公園でいちばん人気の撮影スポットなので、時間帯や季節によっては混み合いますが、ここからの眺めは必見!

掬月亭(きくげつてい)


南湖のほとりから見た掬月亭。

南湖周辺は作庭時に最も力が注がれたエリアで見どころがいっぱい。

その中でもひときわ目立つのが茶屋風建築物の掬月亭です。

数寄屋造りの建物で、床が低く、手を伸ばせば湖に触れることができる錯覚を覚えるぐらい。

掬月亭ではお茶もいただけます。

*掬月亭内に入るには入亭料(お茶代含)が別途必要。

掬月亭の中からは、南湖がすぐそばに感じられます。

栗林公園の庭園を眺めながらいただくお抹茶は格別。

掬月亭入亭料(営業時間 9:00-16:30)

  • 抹茶付き:大人1人 700円
  • 煎茶付き:大人1人 500円

掬月亭の中庭も枯山水の庭や、写真にもある「根上り五葉松」と呼ばれる松の木があり、見応えがあります。

園内では他に日暮亭でも抹茶をいただけますが、まず最初は掬月亭がおすすめ。

南湖でできるアクティビティには「和船乗船」があります。

舟からならではの眺めや船頭さんの解説も聞けて、別の楽しみ方ができます。

優雅な舟遊びに興味がある方はぜひ。

和船乗船(約30分)

運行時間:9:00-16:30(11月から1月は9:00-16:00)

料金:大人1回 620円 小・中学生1回 310円

事前予約:電話(087-833-7413)かサイトで乗船の前日まで可能

*栗林公園東門券売所では当日の乗船券のみ販売

旧日暮亭

1700年前後に建てられた茶室。

江戸時代初期の大名茶屋を今に伝える建物でひなびた感じがいい旧日暮亭。

掬月亭より西奥へ行った西湖のほとりにひっそり建っているので見逃さないように。

日暮亭

栗林公園内にあるもう1軒のお茶屋である「日暮亭」。

風流な赤い和傘が目印。

前述の「掬月亭」では抹茶か煎茶(お菓子付き)しか選べませんが、日暮亭ならぜんざいや季節限定で料亭料理の「季楽点心」もいただけます。

風景を楽しむなら掬月亭ですが、風流な茶室でお茶以外のものを楽しみたいなら日暮亭の方がいいでしょう。

また秋なら庭が真っ赤な紅葉となり、さらに美しい姿を見せてくれます。

日暮亭

営業時間:10:00-16:00(7、8、12、1、2月は、土・日・祝日のみ営業)

入亭料:大人・子供ともに500円(抹茶付き)

そのほかの見どころ

街中にある栗林公園ではキジも見られます!

 

栗林公園内では数多くの手入れの行きとどいた「松の木」を見ることができます。

園内にある松は約1000本。

午前中の早い時間帯に入園すると庭師の方々が木々の手入れをしている様子を垣間見ることができます。

その手さばきは見事なもの!

彼らの丁寧な仕事ぶりを見るのも栗林公園での見どころのひとつです。

栗林公園では四季それぞれの花々も楽しめます。

最初に訪れたのは2013年6月。ちょうど花しょうぶの見ごろでした。

北庭にある花しょうぶ園目当てなら6月を狙って行ってみてください。

2回目に訪れたのも6月でした。

通常7月から8月にかけてみられるハスの花がすでに咲いていました。

ハスの花が見られるのは北庭の芙蓉沼。

暑い時期ですが、このような美しい花が迎えてくれる夏の栗林公園です。

園内の通路の様子。

で、これが何??

と思うでしょう。

綺麗に整備され、掃除された石畳の通路。

これってあたりまえ、と感じるかもしれません。

多くの観光客がやってくる栗林公園で、このように整然とした状態を保っている庭師さんや掃除の係員さんたちに感謝したくなる気持ちでいっぱいになります。

同時に栗林公園を訪れる人たちのマナーもいいんでしょうね。

園内のどこにいても気持ちよく過ごせる点も栗林公園の魅力のひとつです。

栗林公園のちょうど真ん中に位置する商工奨励館。

東門から入って少し進むと目に入る大きな建物は、栗林公園の情報や伝統工芸品の展示などを目にすることができます。

商工奨励館のすぐ横にはガーデンカフェ「栗林」という地元の食材をふんだんに使ったイタリアン料理がいただけるレストランがあります。

栗林公園にはこの他にも食事ができる場所があります。

  • 花園亭(東門からすぐ):朝7:00から営業。朝がゆ(要予約:087-831-5255)が名物
  • 吹上亭・小松亭(南湖):讃岐うどんやお団子など
  • 皐月亭(北湖):お茶、アイスクリーム、お土産など

 

栗林公園インフォ

開園日:年中無休

入園料:大人410円 / 子供170円(年間パスポート:2570円)

無料入園日:1月1日、3月16日(開園記念日)

開園時間

  • 1・12月:7:00-17:00
  • 2月:7:00-17:30
  • 3月:6:30-18:00
  • 4・5・9月:5:30-18:30
  • 6・7・8月:5:30-19:00
  • 10月:6:00-17:30
  • 11月:6:30-17:00

栗林公園サイトhttps://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden

*当記事に掲載されている営業時間や入園料などの情報は2021年時のものです。

まとめ:遠くからでもわざわざ行きたくなる「栗林公園」のみどころ

栗林公園は年中無休で四季折々の美を楽しめる日本庭園。

フランス在住のわたしたちは1回目で大変気に入って、高松を再訪した時、再び栗林公園へ行きました。

高松での必見スポット「栗林公園」。

できれば時間をかけて北庭・南庭すべて歩いてほしいですが、最低限見ておきたいのは、以下の5点。

  1. 飛来峰からの眺め(偃月橋)
  2. 掬月亭(お茶の一服)
  3. 旧日暮亭
  4. 園内の松の木
  5. 四季おりおりの花

 

写真撮影が目的なら早朝がおすすめ!

観光客が少ない時間帯で被写体を独り占めできる可能性が高くなります。

春と秋にはライトアップも行なわれる栗林公園。

日本庭園好きなら必ず好きになります!

 

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ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住12年 / 愛知県出身。 フランス・スイスを中心に実際に訪れてよかった国内外の観光情報をおとな女性向けにホンネで語ります。このブログが慌ただしい日々における暮らしの清涼剤になれたらいいなぁと思っています。