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アルザス地方の穴場の町「リボヴィレ」で楽しむ中世のクリスマスマーケット

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まだ日本人にあまり知られていないヨーロッパの町に行くのが好き!

今回紹介するフランス、アルザス地方の町「リボヴィレ(Ribeauvillé)」はそんなあなたにピッタリかも!?

絵はがきのような街並みがある小さな村が多いアルザス地方。

特に人気なのはアクセスしやすいストラスブールコルマール

またSNSなどで知られるようになったエギスハイムカイゼルベルグリクヴィルなどもあります。

今回お話しするリボヴィレはリクヴィルのすぐ近くにありますが、まだまだ日本人には知られざる町。

この記事ではさらに華やかになるクリスマス時期のリボヴィレの様子と中世の香りただようユニークなクリスマスマーケットの概要をお伝えします。

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クリスマス時期のリボヴィレの街並み

リボヴィレの町はバス停・駐車場のあるロンポアン(ラウンドアバウト)からのびるグラン・リュ(Grand’Rue)と呼ばれるメインストリートから脇に路地があるつくり。

グラン・リュをひたすら進むと上の写真にある広場にたどり着きます。

広場はアルザス地方らしい木組みの建物に囲まれ、クリスマス飾りも豊富。

またグラン・リュを歩いているとリボヴィレの町の先にはワイン畑の丘があるのがわかります。

そして丘の上にはお城が町からもよく見えます。

通りからは1つの城しか見えませんが、実際には3つの城があり、時間があれば丘の上に登って町を眺めたいところ。

町から見えるのが「サン・トゥルリッシュ城(聖ウルリヒ城とも、Château de Saint-Ulrich)」。

リボヴィレを治めていた領主リボーピエール公の住居だったとのこと。威厳があります。

リボヴィレの町で目立つ建物はこの塔。

肉屋の塔(Tour des Bouchers)という変わった名前はかつて塔の元で肉の販売がされていたことからだそう。

そういえば塔のすぐ下にレストランがあったけど、それもその名残なのかも?

木組の建物がとにかく印象的ですが、出窓が印象的なものもありました。

マリア像があるのは中世以降巡礼の町だった歴史からとのこと。

中世の名残りを今でも感じられるリボヴィレ。いいです。

アルザス地方お約束?のプレッツェルにクグロフ(ブリオッシュに近いパン)を売っている店やティールームもありました。

この後近くのリクヴィルに行くことにしていたのでリボヴィレでは街歩きだけ。

リボヴィレのクリスマスマーケットは日程が限定的で、訪れた日は開催日ではありませんでした。

なので特に期待してなかったけど、街並みや丘の上に見える城など見ごたえがありました。

訪れて大正解!

アート作品を売る店舗のかわいい入口のオブジェ

クリスマスマーケットが開かれていなくてもアルザス地方の町や村はスキップしちゃダメなんだと学べました。

リボヴィレいいですよ。

リボヴィレの中世のクリスマスマーケット

実はリボヴィレのクリスマスマーケットは見ていません。

というのも開催日が「12月の第1第2土日のみ」だから。

もしこの日程に合わせることができるなら上にあるスクリーンショットのようなクリスマスマーケットが楽しめます。

中世の衣装をまとった人たちの音楽やダンスショーが通りのあちこちで見られ、一緒に踊りましょう、と仲間に誘われることも。

まるで中世にタイムスリップしたかのような雰囲気満載になるとのこと。

一度体験したら忘れられない思い出になることでしょう。見たかったなー。

日程が合えばぜひリボヴィレのクリスマスマーケットへ行ってみてください。

2024年のリボヴィレクリスマスマーケットの開催期間

12月の第1第2土日のみ
(7、8、14、15日)

詳細は「アルザス地方のクリスマスマーケット情報サイト」をチェック!

リボヴィレへのアクセスと滞在

リボヴィレへは、パリやストラスブール、コルマールから電車やバスでアクセスできます。

パリからはTGV(新幹線のような高速列車)、ストラスブールからはTER(ローカル電車)でコルマールへ、コルマールからはバスを利用。

もしくはストラスブールからセレスタまでローカル電車(約20分)、セレスタからリボヴィレまでバス(約26分)で行くこともできます。

パリからストラスブールへは最短で約1時間50分(TGV利用)。

ストラスブールからコルマールへは最短で約30分(TER利用)。

コルマールからリボヴィレへはバスで約40分です。

またクリスマスマーケット開催時期には「クリスマスシャトル」が運行されます。

コルマール ー カイゼルベルグ ー リクヴィル ー リボヴィレ ー コルマール」

を巡回するクリスマスシャトルがクリスマスマーケット開催期間中の週末(金土日)のみ運行されます。

他のマーケットめぐりもしやすいので公共交通機関利用ならシャトルバスを利用しない手はありません。

TGVやヨーロッパの電車予約なら

日本語でも予約できる「ヨーロッパ交通の予約Omio」の利用が便利です。

またクリスマスマーケットめぐりにはどこに滞在するのかも重要なポイント。

リボヴィレは美しい町ではあるけど、クリスマスマーケットの開催時期が限られているし、滞在するほどではないかな、と感じました。

(クリスマスマーケットの日程に合うならリボヴィレ滞在がいいでしょう)

車でアルザス地方を周遊するなら郊外の村に滞在するほうが車の移動がしやすいです。

わたしたちは車でアルザスに行ったのでコルマール郊外の小さな村(インゲルスハイム)に滞在し、車でいくつかの村に行きました。

ちなみにリボヴィレの駐車場は見つけやすく停めやすく、公衆トイレもすぐ横にあり便利でした。(バス停もこの駐車場のすぐ前)

公共交通機関利用なら近くのリクヴィル滞在のほうが楽しそう。

もしくは拠点になりやすいコルマールがいいでしょう。

コルマールを拠点にするとクリスマスマーケットめぐりツアーに参加して時間をセーブすることもできます。

人のあまりいない時間帯や夜に街歩きしたり写真撮影したいならリボヴィレに宿泊するといいでしょう。

わたしたちは宿泊施設の予約はいつも「Booking.com」を利用しています。

ホテル探しの参考にチェックしてみてください。

まとめ:アルザス地方の穴場「リボヴィレ」中世のクリスマスマーケット

アルザス地方の町リボヴィレはまだあまり知られていない穴場的なところ。

クリスマスマーケットの開催時期が12月第1第2の土日のみと限定的なのでマーケットを見るのは難しい。

でもクリスマス時期に訪れたら飾り付けがされていて充分に楽しめます。

木組の建物が並ぶ街並みはとても美しいです。

またワイン好きならアルザスワインの本場で楽しめますよ。

クリスマス時期のアルザス地方はかなり寒いので防寒しっかりでお出かけくださいね。

以下のような温かくて歩きやすいショートブーツや大判のストールが活躍します!

あなたのリボヴィレでのクリスマスマーケット体験が思い出深いものとなりますように。

その参考になれば嬉しいです。以下のチェックリストもご活用ください。

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ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住13年 / 愛知県出身 フランス・スイスを中心に実際に訪れてよかった国内外の観光情報をおとな女性向けにホンネでお伝えします。国内外レアな旅先が多く登場。またカフェやチョコレート情報もお届け。