島根県出雲市まで旅するなら、有名な出雲大社だけじゃなく出雲旅をもっと楽しみたいですよね。
今回の投稿では出雲大社とその周辺の見ておきたいスポットを4箇所厳選して紹介します。
*出雲市のとなりの松江にも見どころはいっぱいあるのでお見逃しなく!
一度は行きたい出雲大社
出雲大社へは電車やバスでもアクセスできますが、便利なのはやはり車。
出雲縁結び空港やJR出雲市駅または松江駅などでレンタカーすると、出雲大社だけでなく他の観光スポットへもアクセスしやすいです。
*レンタカーなら「たびらい」サイトが保険が含まれた料金でも安くてお得です!
出雲大社周辺には大きな駐車場が完備されていてほとんどが無料!なのも嬉しい。
出雲大社のすぐ横にある無料の大駐車場に止めると大社には近道になり楽ではあります。
が、二の鳥居である勢溜(せいだまり)の鳥居(写真上)を見過ごしてしまうというデメリットが。
勢溜の鳥居から最初に入りたいという人はいったん二の鳥居へもどる、または参道(写真右下)である神門通りにある駐車場(有料)に停めるといいでしょう。
そうすると順番どおり三の鳥居である鉄の鳥居(写真左下)を見ることもできます。
ここまで来ると拝殿はもうすぐそば。
拝殿にかかる注連縄はひときわ大きくて出雲大社を象徴するもの。
(トップの写真)拝殿の左手にある神楽殿にはさらに大きな注連縄があるんですが、あれ?見忘れた ww
ちなみに出雲大社での拝礼の仕方は他の神社とは少し違います。
(現地に注意書きがあるのでそれをご参考に)
「二拝、四拍手、一拝」
(拝はおじぎのこと)
通常は「二拝、二拍手、一拝」なので独特ですね。
結構シンプルです。
馬を撫でると子宝に恵まれ、牛を撫でると学力向上にご利益があるとのこと。
わたしは牛の方をなでました(笑)
出雲大社には「因幡(いなば)の白兎」神話にちなんだウサギの像がたくさんあります。
しろうさぎは大国主大神と八上姫(やかみひめ)の仲を取り持った、縁結びのシンボルとして人気者です。
参道沿いにもありますが、上の写真は本殿裏側で見つけたもの。ウサギ好きな人はお気に入りのウサギ像を探しながら参拝するのも楽しいでしょう。
また出雲大社は縁結びの神様として知られる「大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)」が祀られている神社。
恋愛にかぎらず、さまざまな良縁を導いてくれます。
2016年に参拝したとき、参道では奇跡の一本松の二世にあたる松の植樹も目にしました。
奇跡の一本松とは2011年に起こった東日本大震災の津波に耐えて7万本あった松林のうちたった1本残った岩手県陸前高田市にある松の木のこと。
写真左下にある説明書きによると植樹した意向は以下のとおり。
奇跡の一本松が枯れてしまう前に落ちた枝を拾ってクロマツの苗木に接ぎ木して育ててきた松の木を「蘇り」の象徴として奉納・植樹した
奇跡の一本松を見ていただけにぜひこの二世松も元気に育ってほしいとお祈りしてきました。
参拝するポイントは人それぞれ。
出雲大社に参拝できた感謝の気持ちは最低限お伝えしたいものですね。
出雲大社
参拝時間:6:00-20:00(無休)
出雲大社前でお茶するなら
出雲大社の正面参道沿いは神門通りにはカフェ・出雲そば・出雲勾玉などのお土産屋さんなどたくさんの店舗が並んでいます。
参照:「神門通りまち歩きマップpdf」
スターバックスのコンセプトストア出雲大社店。
出雲大社の勢溜(せいだまり)の大鳥居の真ん前にあります。
店内でお茶したい場合はぜひ2階席へ。
窓際なら格子窓の間から大鳥居を眺めながらお茶できます。
また店内中ほどにある出雲勾玉をイメージした大テーブルなら何かご縁が生まれるかも?
日本のスタバ店員さんはどこでも安定のフレンドリー&丁寧な対応で好感が持てます。
訪れた日がちょうど出雲駅伝の開催日だったので
「駅伝観戦でいらしたんですか〜?」と聞かれました。
自然で軽やかな声かけでこちらの気持ちも明るくなりました。
スタバフリークの方もそうでない方もよかったら出雲大社前のスタバコンセプトストアへ行ってみてください。
1. 神話の舞台でもある稲佐の浜
ここからは出雲大社周辺の見ておきたいスポット4箇所を順に紹介していきます。
まずは出雲神話の舞台として有名な「稲佐(いなさ)の浜」。
稲佐の浜は出雲大社からも歩ける距離にありますがアクセスは車が便利。
すぐそばに無料駐車場が完備されています。(駐車場にはトイレもあります)
旧暦10月は出雲に全国八百万の神様が集まるのでここでは「神在月(かみありづき)」と呼ばれます。
神迎え神事が行なわれるのが稲佐の浜です。
結構多くの人が岩(=弁天島)の前でお参りしていました。
訪れた時は曇り空だったため夕日はのぞめませんでしたが、ここは夕日スポット。
夕日スポットとして稲佐の浜へ行くなら「夕日指数」をチェックしてからお出かけください。
2. 宍道湖が一望できる一畑薬師
松江から出雲市へ車で行く場合、宍道湖の北側、南側のどちらの道からでも行けます。
ただし今回紹介する寺院へ行くなら、宍道湖の北側の道を選択しましょう。
その寺院とは一畑寺。
一般的には「一畑薬師」と言われている禅宗(臨済宗妙心寺派)の寺院です。
894年に開山した古刹。
一畑薬師へは車でのアクセスが便利です。
無料の専用駐車場へ停めると本堂までもそれほど苦労せず歩いて行けます。
標高200mの山の上にある寺院を下から歩いて登ろうとすると1300段の石段を歩く必要があるので。
駐車場から境内へ歩く途中には百八基の灯籠が並ぶ参道があります。
圧巻な眺めです。
目のお薬師さまとして知られるお寺。
なので…
その他の見どころは八万四千の仏様が奉納されている「八万四千仏堂」に並ぶ小さな仏像。
ここまで並ぶと壮観です。
一畑薬師は宍道湖の北側の山の上にあるので境内からは宍道湖が一望できます。
無料拝観できる寺院なので出雲詣でと一緒にするといいでしょう。
3. パワースポット「須佐神社」
実際には訪れる時間がなかったのですが、次回への覚え書きとして選出しました。
古事記や日本書紀に登場する須佐之男命(すさのおのみこと)が主祭神である「須佐神社」。
社殿背後にある樹齢約1300年と推定される大杉の周辺が特にパワースポットとされ人気の神社。
大杉の周りには囲いがあるので幹に触れることはできませんが、柵の外まで張り出した太い根っこにだけでも触れてポジティブなエネルギーを受けたいものです。
少し内陸に移動することになりますが、わざわざ時間をかけても行ってみたいスポットです。
4. 山陰屈指の紅葉スポット「鰐淵寺」
こちらも実際に行くことができず次回は必ず行きたいスポット。
有名な弁慶もここで修行したと伝えられる「鰐淵寺(がくえんじ)」。
創建594年とされる天台宗の古刹鰐淵寺は修験道の霊地として知られています。
紅葉時期は混み合うようですが、それ以外は静かで神秘的な時が流れる秘境のような寺院。
鰐淵寺の山門から川沿いに続く小道を10分弱進んだところにある「浮浪の滝」は弁慶もこの滝に打たれて修行したと伝えられる滝。
滝壺の奥には岩の中にはめ込まれたように建つ蔵王堂があり絶景!
浮浪の滝へ行くには足元には注意が必要ですが、秘境に建つ鰐淵寺は魅力たっぷりなので見逃したくないスポットです。
*鰐淵寺のような足元注意スポットへ行くなら歩きやすくて街歩きにも最適なスカルパの靴がおすすめです。
鰐淵寺
拝観時間:8:00-16:15
入山料:500円
まとめ:出雲大社だけじゃない!出雲の観光スポット4選
出雲の観光スポットを出雲大社以外にも4つ紹介しました。
以下がその4箇所です。
- 稲佐の浜
- 一畑薬師
- 須佐神社
- 鰐淵寺
島根県は出雲だけじゃなく松江、安来市にある「足立美術館」など魅力的なスポットが満載です。
今回の投稿が出雲観光のお役に立てれば幸いです。