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日本の良さを感じる松江の見どころ5選【島根】

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島根県って出雲の方が見どころ多い印象。
松江って観光スポットってあるの?

松江にも見どころがギュッとつまってます!

今回の投稿では見どころの多い松江の中から5箇所の厳選スポットを紹介します。

松江旅がおすすめな人

  • 日本の城が好き
  • 日本庭園が好き
  • 歴史ある風景が好き
  • 抹茶&和菓子が好き
  • 夕日を眺めるのが好き
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1. 松江のシンボル「国宝松江城」


2015年に国宝指定された松江城は松江のシンボル的存在。

(ちなみに他の国宝の城は、松本城・犬山城・彦根城・姫路城です。)

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JR松江駅からは徒歩約25分です。

松江城周辺には島根県庁や松江市役所などがあります。

いまも昔も町の中心にドンと建ち存在感満点。

城のサイズは大きすぎず小さすぎずと程よい大きさで黒い外観から引き締まって見えます。

天守閣にのぼるには入城料金(680円:2023年時)がかかりますが、城を囲む城山公園内と本丸には無料で入れます。

松江城のてっぺんには2mの高さを誇る木造では最大のしゃちほこがあるのでお見逃しなく。

春には城山公園にある約200本の桜が咲き乱れる桜の名所でもあります。

松江城
アクセス:JR松江駅からレイクラインバスで10分「大手前」下車すぐ

9-10月は松江水燈路が観覧できる!

9月下旬から10月中旬にかけて「松江水燈路(すいとうろ)」というイベントが毎年開催されます。

子供の作品からアーティストの本格的な作品まで様々な行灯が松江城から周囲の堀川までずらーっと並ぶ光景は幻想的でとても美しいです。

10月は旧暦では神無月(かんなづき)と言われます。

それは全国八百万の神々が出雲の国に集まり神様が留守になるから。

ただし松江や出雲のある出雲の国では神在月(かみありづき)と呼ばれます。

松江水燈路は神事ではないですが神在月を彩る光のイベントとして始まったのかな?と勝手に推測しています。

松江水燈路の開催時には屋台も登場します。

2016年に訪れた時は「おでん、焼き鳥、カレー、ねぎやき」を食べましたよ。

詳しくはサイトをご参照ください。

松江水燈路https://www.suitouro.jp/

2. 城下町の風情を感じる武家屋敷通り


松江城のお堀(堀川)の北側には武家屋敷が立ち並ぶ「塩見縄手(しおみなわて)」という一画があります。

松江の伝統美観地区にも指定されていてとても風情を感じる通り。


塩見縄手にはこのような建物や石灯籠があったり、


小泉八雲記念館」もあります。

歴史の授業に出てきた小泉八雲さんは今でいうマルチライター兼大学教授。

日本に帰化した彼に興味がある方はぜひ訪れてみてください。

塩見縄手を歩くだけでなく、昔ながらの風情たっぷりな船での「堀川遊覧船」で新旧の松江を楽しむこともできます。

3. 松平不昧公ゆかりの茶室「明々庵」

こちらは個人的にイチオシのスポット「明々庵(めいめいあん)」。

明々庵(めいめいあん)はお茶室で誰でも利用(有料)できます。

明々庵は1779年に松江藩7代目藩主であった松平不昧(ふまい)によって建てられたもの。

彼は大名茶人で本当の名前は治郷(はるさと)ですが茶名(号)の不昧(ふまい)として知られる人。

政治家としてはそれほどだったという不昧公。

でも茶人としては一流で茶の湯に欠かせない和菓子文化が松江で発達したのは彼のおかげとも言われています。

明々庵の建物は現在は展示用となっていますが、お庭を含めて随所に美を感じる素晴らしい空間が広がっています。


門をくぐったところ。

門が苔むしているのが味があっていい。


抹茶を希望すればこの部屋から美しい庭や明々庵の茅葺き屋根を見ながら抹茶をいただくことができます。


お茶をいただく時に不昧公や茶の湯の作法、松江の和菓子のことなどかなり長い説明を受けました。

抹茶についてきた和菓子はもちろん松江ならではのもの。

緑色のお菓子が若草で黄色が落雁の菜種の里だったはず。

京都以外でここまで茶の湯文化を味わえるのって松江ぐらいしかないんじゃないでしょうか。

抹茶好きな方はぜひ明々庵に行ってみてください。


ちなみに明々庵の入口手前は松江城のビューポイントでもあります。

それと外国人は入館料が半額以下の200円!(2016年時)

小泉八雲さんのおかげなのか島根県では外国人の入場料が割安になる施設がほとんどでした。

明々庵
観覧時間:8:30-18:30(4-9月)、8:30-17:00(10-3月)
入館料:410円
抹茶(干菓子付):410円
アクセス:JR松江駅からレイクラインバスで15分「塩見縄手」下車徒歩約5分

4. 夕日スポット「宍道湖」


夕日が美しく見えるスポットとして有名な宍道湖(しんじこ)。

湖畔はJR松江駅からも歩いていける距離にあります。

宍道湖畔で夕日が見えるスポットは島根県立美術館からその横の岸公園、そしてそのまま湖畔沿いを歩いていくとある「宍道湖夕日スポット」。

湖畔には曲線状の階段があるのでそこで夕日待ちをしている人がたくさんいました。


この辺りは袖師ヶ浦と呼ばれるところで、大きい方のお地蔵さんは袖師地蔵、小さい方は石灰地蔵と名付けられています。

湖に浮かぶ島は嫁ヶ島。

島には神社もあり、岸公園沿いにある港から船で島に行くこともできます。


袖師地蔵さんたちを正面から見るとこんな感じ。

現在の地蔵像は1993年に新しく作られたものです。

松江観光協会のサイトでは週間夕日指数(夕日予報)情報が確認できるようになっています。

夕日を見たい方、撮影したい方はぜひ宍道湖へ行く前にチェックしてみてください。

5. 手入れの行き届いた美しい日本庭園「由志園」


中海の中心に浮かぶ大根島はギリギリ松江市に入ります。

その大根島にあるのが1万坪の規模を誇る回遊式日本庭園「由志園(ゆうしえん)」。

GW期間限定で見られる庭園内の池一面にボタンが浮かぶ「池泉牡丹」が有名です。

わたしたちが訪れたのは10月。紅葉が色づき始めたころでした。

中途半端な時期だったからか人が少なめで静かに庭園観覧を楽しめてとても良かったです。

詳しくは下記の記事をご参照にしてください。

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まとめ:日本の良さを感じる松江の見どころ5選

和の風情たっぷりの松江。

  • 城好きには「松江城」
  • 風情のある街並み好きには「塩見縄手」
  • 日本庭園好きには「明々庵」「由志園」
  • 抹茶&和菓子好きには「明々庵」
  • 夕日好きには「宍道湖」

「由志園」だけ車もしくはバスでのアクセスが必要ですが、それ以外は徒歩で完了できます。

松江の中心地は徒歩で充分楽しめるのでのんびりと和の休日を楽しんでみてください。

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ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住12年 / 愛知県出身。 フランス・スイスを中心に実際に訪れてよかった国内外の観光情報をおとな女性向けにホンネで語ります。このブログが慌ただしい日々における暮らしの清涼剤になれたらいいなぁと思っています。