チョコレート PR

健康・エコ志向のための高級板チョコレート「アルテル・エコ」「カオカ」

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

昔からなじみがあり普段使いのイメージが強い板チョコ。

ネガティブな言い方をすると安っぽく見える点からプレゼントにはしにくい板チョコ。

ところが今は健康志向(オーガニック)の強い人向けやエコやエシカル(フェアトレード)を意識した人向けの商品も豊富にあるんです。

今回はわたし(フランス在住)がフランスで見つけて食べたことのあるフランスの板チョコレートブランドを2つ紹介します。

その2つとは「アルテル・エコ(Alter Eco)」と「カオカ(Kaoka)」。

ご自身が健康・エコ志向があるなら自分向けに。

健康・エコ志向のある人へのプレゼントにするなら、板チョコにプラスアルファしてチョコレートに合う飲み物と合わせたペアリングも提案します!

チョコレートの健康へのメリットとデメリット チョコレート大好きで毎日のように食べるけど健康にいいの?悪いの?毎日は食べすぎ? チョコレートおいしいですよね。わたし自身も...

オーガニックチョコレートの人気の理由とは

オーガニックチョコレートが人気になってきている背景には以下のような4つの理由があげられます。

1. 健康志向の高まり

健康や美容への関心がより高まっており、添加物が少なく、原料が自然由来のオーガニックチョコレートが注目されています。

そして砂糖控えめやカカオ含有量の高い商品が健康的だという理由で好まれるようになってきています。

健康的ならチョコレートでも「罪悪感なく食べられる」点が人気のポイントでもあります。

2. エシカル消費への意識

エシカル消費とは消費者庁サイトによると以下のような定義です。

消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと。

出典:消費者庁サイト

つまりチョコレートの例でいえば、原材料となるカカオの生産国の生産者の労働環境や生育環境を尊重し、安く買い叩いたりせず、フェアトレードを遵守すること。

現在はフェアトレードやサステナビリティを重視する人が増えてきています。

オーガニックチョコレートは、環境に配慮した生産方法や、公正な労働条件で作られているものが多いため、こうした意識を持つ消費者に選ばれています。

3. ギフトとしての特別感

オーガニック商品は一般的なチョコレートよりも高級感があり、ユニークなプレゼントとして選ばれやすい点があります。

オーガニック専門店や海外ブランドの高品質なオーガニックチョコレートが特別なギフトとして注目されてもいます。

4. 個性的なフレーバーの増加

オーガニックチョコレートの多くは、ユニークなフレーバーやこだわりの原料を使用しています。

(例:シングルオリジンカカオ、スパイス入りチョコなど)

これが「他とは違う特別感」を求める層に刺さっています。

左側がシングリオリジンカカオのチョコレート
右側のカラフルなパッケージがミントやソルト入りのチョコレート

オーガニックチョコレートを購入する層とされるのは主に以下とされています。

  • 健康志向や美容に気を使う30〜50代の女性
  • サステナビリティやエシカル消費に関心がある20〜40代の若者
  • ギフトとして特別感を求めるバレンタインデーの購買層

いずれにしても生産者も消費者も満足できるWin-Winになるオーガニックチョコレート。

個人的にもより多くの人にオーガニックチョコレートが認知され、消費されていくのがサステイナブルな観点からもいいのではと考えます。

フランスのおすすめオーガニック板チョコ2選

フランスで購入できるオーガニック板チョコは他にもいくつかありますが、ここではわたしが食べておいしいと感じた2つのブランドを紹介します。

アルテル・エコ(Alter Eco)」と「カオカ(Kaoka)」のどちらもヨーロッパの(厳しい)オーガニック認証を取得しているだけでなく、エシカル(フェア)トレードや産地の環境に配慮して生産をしているブランドです。

もちろん風味・味も申し分なくおいしいチョコレートばかり。

それでは両ブランドを簡単に見ていきましょう。

1. アルテル・エコ(Alter Eco)

アルテル・エコは1998年にフランスでスタートしたオーガニック食品会社。

チョコレートの他にもコーヒーやハーブティーなどの製品があります。

チョコレートの原料はすべて100%オーガニック。

その他、サステイナブルな取り組み、フェアトレードへのこだわり、環境への配慮などが特徴的です。

特に小規模農家と提携し、その家族の生活を支援し、生物多様性の維持向上を推進している会社。

こういう取り組みを知るだけで応援したくなっちゃいます。

たとえばこのカカオがペルー原産のシングルオリジンカカオ板チョコレート。

75%とはカカオ含有率のこと。

一般的に「カカオ含有率70%以上のダークチョコレート」は健康効果が高いと言われています。

左側が板チョコの原材料。

板チョコ1枚あたりにどれだけの量が使用されているのかはわかりませんが、意味不明な原材料はまったくありません。

しかも全部オーガニック。

右側にある栄養価を見ると砂糖の量はそこそこ多いけど、食物繊維は豊富(カカオ自体が食物繊維の宝庫)。

75%もカカオ含有率があると、カカオの香りや風味も楽しめます。

アルテル・エコはぼんやりフワッとした自然派の域をはるかに超えた真剣なオーガニックブランド。

地球環境を考える、考えたいならアルテル・エコのような商品を選んでみたくなりませんか?

▼アルテル・エコは日本でもオンラインショップで購入できます

2. カオカ(Kaoka)

カオカは1993年にフランスで誕生したフェアトレードのオーガニックチョコレートを生産する会社。

地球環境と生産者への配慮を第一に考え、産地や品種によって香りが異なるアロマティックカカオを使用し味にカカオの味にとことんこだわっています。

たしかにカオカのチョコレートは香りがよく、アルテル・エコ以上にカカオの風味を強く感じます。

カカオ本来の風味を楽しみたいチョコレート通ならカオカのチョコレートをより気にいるはず!

ちなみに左側にあるサントメ・プリンシペ(カカオの原産地として有名な島国)原産のカカオ含有率が75%のチョコレートの原材料は以下のとおりです。

原材料のすべてがオーガニックでフェアトレード。

この点は前述のアルテル・エコ同様、真剣なエシカルでオーガニックなブランドです。

フランスで販売されているKaokaは板チョコが主流だが製菓用もある

Kaokaのサイトを見てびっくりしたのが、公式サイトはフランス語・英語だけじゃなく日本語バージョンもあるということ。

というのも、製菓材料の輸入販売を手がけるサンエイト貿易がカオカのチョコレートを日本へ輸入しているからのようです。

カオカのチョコレートは2008年から日本へ輸入されていますが、板(タブレット)チョコではなく、製菓用のみ。

日本での板チョコのイメージがよくなかったからでしょうか?

サンエイト貿易の創業者は、プロフェショナル向け商品 の製造を提案しました。KAOKAはそのオファーを受け入れ、コインタイプの製造及びオーガニック認証の充填工場を見つけ、2008年に日本で販売を始めました。

出典:Kaokaサイト日本語バージョンより

このように日本で購入できるカオカチョコレートは2025年現在では製菓用のみとのこと。

楽天などの口コミを見るとカオカのチョコレートでホットチョコレートを作って飲んでいる、というコメントも。

これはいいアイデア!

ただ板チョコの方が気軽に食べられるので日本でもカオカの板チョコが販売されるといいですね。

それまではフランスに来たときにオーガニックショップで購入するしかなさそうですね。

板チョコをプレゼントするコツ

さて最初にも書きましたが、板チョコのイメージはオーガニックの香り高いカカオが使用されたもの、とはほど遠いのが現状。

日本人はチョコレートなら少しずつ食べたり、人に渡したりなどするのに便利な小分けタイプのものを好みます。

それはわたしも海外に何年住もうが同じ感覚なのでよくわかります。

なので板チョコをプレゼントにすると考える人は多くないでしょう。

ただオーガニックという健康にこだわる人や環境問題に関心がある人に対しては、今回紹介したようなエシカルなチョコレートをプレゼントするのは喜ばれるはず。

とはいえ板チョコだけだと薄っぺらいこともあって(ほんとは高いのに!)安っぽく見えちゃいます。

そこでご提案です。

板チョコにプラスアルファしましょう。

それも板チョコにコーヒーやお茶、ワインなどをペアリングしてプレゼントするんです。

ペアリングのポイントとしては2つ。

  1. チョコレートとの風味のバランスを考える
  2. チョコレートとのテーマに一貫性をもたせる

順番にみていきます。

チョコレートとの風味のバランス

風味のバランスとは、チョコレートの味わいや濃度に合わせて、飲み物の風味を選ぶことです。

例えば高カカオのダークチョコレートに合わせるなら、以下のようなチョイスが考えられます。

  • フルボディの赤ワイン
  • エスプレッソなどの濃い目のコーヒー
  • イングリッシュブレックファーストなどのブラックティーや抹茶

ミルクチョコレートの場合は

  • 軽めの赤ワインか白ワイン全般
  • 浅煎りの酸味が強めのコーヒー、もしくはラテ
  • さわやかなダージリンティー、もしくはミルクティー

ナッツやスパイス入りのチョコレートの場合は

  • フルーティーなワインかロゼワイン
  • 中煎りで酸味と苦味のバランスがいいコーヒー
  • 香り高いブラックティーかハーブティー

といった感じになります。

チョコレートとのテーマの一貫性

テーマの一貫性とは、オーガニックチョコレートにオーガニックワインやコーヒー、お茶を合わせるということ。

健康志向な人や自然環境に関心の高い人へのプレゼントに響く組み合わせです。

ワインに関しては、日本で購入できるオーガニックワインがわからないので具体的な提案はできません。

が、日本にいた頃に時々購入していた「オーガニック専門店マヴィ」のワインはだいたいどれもおいしかったです。

オンラインでも購入できるので興味ある方はマヴィのサイトをご覧ください。

コーヒーも実際に自分で試したわけじゃないけど、評判のいい「Tokyo Coffee」のオーガニックコーヒーが良さそう。

レギュラーコーヒーも豊富にありますが、わたしのようなカフェインが苦手な人にもいいデカフェも取り扱っていて嬉しい。

▼デカフェに関しては以下の記事に詳しく書いています

デカフェとレギュラーコーヒー どっちが健康的? デカフェってカフェインがないコーヒー? カフェインのないデカフェコーヒーは レギュラーコーヒーよりも健康的なの? デカフェコーヒ...

お茶(紅茶・日本茶・ハーブティー)も今はオーガニックのものが豊富に買えるようになってきましたね。

日本茶なら抹茶や濃いめに淹れられるほうじ茶がチョコレートには合います。

日本で購入できるオーガニック抹茶やほうじ茶のブランドは詳しくないですが、Amazonや楽天でもたくさん取り扱いがあるのでチェックしてみてください。

オーガニック紅茶やハーブティーならフランスでも日本でも買える「パッカ(Pukka)」や「クリッパー(Clipper)」がおすすめです。

▼パッカティーに関しては以下の記事に詳しく書いています

ハーブティー嫌いが好きになったおすすめオーガニックティー【パッカ】 ハーブティーが健康にいいのはわかってけど草っぽい味がどうも好きになれない。 クセのないおいしいハーブティーってないの? ハー...

このようにオーガニックチョコレートにオーガニックの飲み物をペアリングすることで、こだわりのある人へのプレゼントにも喜ばれるのではないでしょうか。

プレゼントじゃなくても自分向けにオーガニックのペアリングでご褒美するのもいいですけどね。

まとめ:健康・エコ志向のための高級板チョコレート「アルテル・エコ」「カオカ」

健康・エコ志向のある人向けにおすすめできるフランスの板チョコレート「Alter Eco(アルテル・エコ)」と「Kaoka(カオカ)」を紹介しました。

どちらのブランドもチョコレートの原材料は100%オーガニック。

フェアトレード、エシカル、サステイナブルの理念を掲げ、真摯に質の高いチョコレート生産をしている会社です。

両方ともチョコレートはおいしいですが、あえてどちらかと聞かれると香りとカカオの風味がより強く感じられるので、Kaoka(カオカ)の方が好きです。

フランスだとアルテル・エコは一般のスーパーで販売されていますが、カオカはビオ(オーガニック)ショップでしか見つけられません。

また、板チョコをプレゼントにする場合のペアリングの提案も参考にしていただけると嬉しいです。

板チョコ+オーガニックのワイン・コーヒー・お茶(紅茶、日本茶)などと合わせると、健康に気づかう人(または自分自身)向けにも素敵なギフトになります。

Alter Eco(アルテル・エコ)」と「Kaoka(カオカ)」チョコレートが気になったら一度試してみてくださいね。

ABOUT ME
ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住13年。愛知県出身。 フランス・スイスを中心に実際に訪れて体験した国内外の観光や生活情報をおとな女性向けにホンネで語っています。国内外レアな旅先が多く登場。またお気に入りのカフェやチョコレート情報もお届けします。