京都

石庭が美しい!龍安寺の見どころ【京都でまず行きたい】

京都には有名なお寺がたくさんあるけど、必見といったらどこ?

いい質問です!

できるだけ多くの人が行かない寺院を選びたいところですが、拝観したことがないなら必見なのは、、、

龍安(りょうあん)寺

世界的にも有名な枯山水の石庭は一度は見てほしいところ。

今回の投稿では龍安寺の見どころを5つにまとめて紹介します。

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龍安寺はどんなお寺?


龍安寺は臨済宗(=禅宗)妙心寺派の寺院。妙心寺の境外塔頭でもあります。

室町時代の武将、細川勝元によって1450年に開基されました。

1994年には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。

 

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方丈庭園である枯山水の「石庭」だけでなく、境内にある鏡容池を囲むようにある回遊式庭園は簡素ながらも落ち着いたわびさびの風情があってすばらしい。

異なるタイプの庭園があり、四季それぞれの美しさを感じられる点が龍安寺をおすすめする理由です。

龍安寺の見どころ

それでは世界遺産「龍安寺」の見どころを5つ見ていきます。

5つの見どころには含めませんでしたが、上の写真にある寺院への入口に向かう参道の石段。

そして脇にある「龍安寺垣」は優美なデザインの竹垣で、これから向かう寺院入口へ人を誘うかのよう。

アプローチが魅力的だと寺院への興味がさらにかき立てられます。

1. 石庭


龍安寺でもっとも有名な石庭(せきてい)。

正式には方丈庭園と呼ばれ、一面に白砂が敷き詰められた幅25m、奥行10mの長方形の枯山水庭園です。

大小15個の石が東側から「5・2・3・2・3」と配置されています。

拝観する日によって15個目に入る時と、入らない時がある不思議。

だからこそ何度も拝観したくなる龍安寺。


石よりも白砂の部分が圧倒的に広く、その余白から静寂を感じる禅の美を凝縮した石庭。

龍安寺いちばんの目玉スポットなので、人が多い石庭ですが、瞑想をするのに最適な場所。

ここではスマホで写真を撮ったら、スマホをカバンに入れ、「今ここにいる」マインドフルな静寂の時間を過ごしてみてください。

マインドフルネスな数分間で日頃のストレスも軽減されます。

2. つくばい


つくばいとは、茶室に入る前に手や口を清めるための手水鉢のこと。

非公開の茶室蔵六庵前にあり、徳川光圀の寄進によるものと伝えられています。

上の写真ではつくばいに刻まれている漢字が見えませんが、「五・隹・疋・矢」とあります。

これらを中央にある正方形を漢字の部首「口」へんとし、「吾(わ)唯(た)足(た)るを知(し)る」という禅の格言を意味しているとされています。

「足るを知る」は身分相応に満足することを知る、という意味。

欲張りすぎず、こころ穏やかに落ち着いて自然体でいる。

難しいですが、龍安寺にいる時間だけでもこころを落ち着かせていたい。

実際、龍安寺の石庭を眺めると、心穏やかでいられる。

これも龍安寺の魅力のひとつです。

3. 方丈の襖絵


ついつい石庭だけに目が行きがちですが、方丈にある襖絵もぜひ見てみてください。

けばけばしていなく、落ち着いた空間が広がっています。

襖絵は龍の絵と北朝鮮の金剛山が描かれているものが見どころ。

4. 鏡容池(きょうようち)


龍安寺境内の大部分を占める鏡容池(きょうようち)。

池の周囲は回遊式庭園となっており、四季それぞれの美しさを楽しむことができます。

春の桜、夏のハス、秋のもみじ、冬の雪景色。

もみじは青もみじの時期も美しい。

鏡容池の周りがいちばん静かに散策できるところでもあります。

5. 境内の苔ともみじ


方丈の西側には地味な印象ではありますが、苔むした静かな庭園が広がっています。

鏡容池周辺と同様、このあたりも静かに散策できるところ。

龍安寺の庭園は華々しさはありませんが、いたるところに苔があり、目にもこころにも優しい風景が広がっています。


また境内いたるところにもみじが植わっていて秋の紅葉時期の美しさが伺えます。

苔庭にも盆栽みたいな小さなもみじも!

秋にはみどりの苔の上に赤いもみじが敷き詰められ、さらに美しさが増すことでしょう。

龍安寺へのアクセス

龍安寺へはバス、または電車でアクセスできます。

【バスの場合】

  • 京都駅から:市バス50番系統 立命館大学前下車
  • 京阪電鉄三条駅から:市バス59番系統 龍安寺前下車
  • 阪急電鉄大宮駅から:市バス55番系統 立命館大学前下車

【電車の場合】

  • 京福電鉄(=嵐電・北野線)龍安寺駅下車

【駐車場】

  • 石庭拝観者に限り1時間無料

【拝観料】500円 / 小中学生300円(2021年現在)

2021年12月6日から2022年3月18日まで、石庭(方丈庭園)油土塀屋根の杮葺替工事のため、拝観停止となります。

なお境内にある西源院(七草湯豆腐)は通常どおり営業されます。

龍安寺は金閣寺へもすぐ!

徒歩17分で行けるので、同日に拝観可能です。

雨など天候不良ならバス利用で。

龍安寺境内には「西源院」という豆腐料理店がありますが、お茶のサービスはありません。

金閣寺に行く前にちょっとお茶したい、という場合には近くにおすすめカフェ「山猫軒」があります。

写真がないですが、ヨーロピアン風な内装で落ち着いた雰囲気のカフェ。

お茶だけでなく、スイーツやランチもいただけます。

まとめ:石庭が美しい!龍安寺の見どころ

もっとも有名な枯山水の庭を持つ「龍安寺」の見どころを紹介しました。

禅の美を体感できる素晴らしい禅宗寺院です。

龍安寺を訪れたら、石庭を眺めながら深呼吸してみてください。

枯山水庭園を眺めただけで、人生のすべてが解決される、なんてことはありません。

が、しばし沈黙して無の時を過ごすことは特に脳を休めることができ、多少心身が軽くなる感覚を得ることができます。

または人気の禅僧「枡野 俊明」さんの書かれた本を読んでみるのも心癒される体験となります。

わたしは「怒らない 禅の作法」という本を読んだことがあります。

枡野さんの著書は難しい説法が書かれているわけではなく、現代の生活に即した禅の教えが語られており、日々の暮らしをよりよくするヒントがたくさん見つかるはず。

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