かわいらしい旧市街が人気のエストニアの首都タリン。
タリンへ行くにはフィンランドのヘルシンキからフェリーを利用するのが便利です。
ヘルシンキからタリンへはフェリーで2時間で行けます。
今回の投稿では、フェリー会社の中でも利用しやすい「タリンク(Tallink)フェリー」とフェリーを日本語で予約できるサイトを紹介します。

ヘルシンキからタリンへのアクセス方法
ヘルシンキからエストニアのタリンへ行くフェリーは数社が運航しています。
わたしたちが訪れたのは冬。
冬の時期でも便数の多いのが「タリンクシリヤライン(Tallink Silja Line)」。
前述したとおり、ヘルシンキから2時間でタリンに到着する高速フェリー。
タリンクはヘルシンキの西ターミナルから出航しています。
ヘルシンキ中央駅からだと9番のトラムを利用して20分弱で到着できます。
ちなみに中央駅の乗り場名は、「Rautatieasema」。
西ターミナルの降り場(終点)の名前は、「Lansiterminaali」です。
タリンクシリヤライン:https://en.tallink.com/book-a-cruise
ヘルシンキータリン間のフェリーを日本語で予約できるサイト


前述したようにタリンクのサイトで直接予約できますが、日本語で予約できる「Omio(オミオ)」を利用するとより便利です。
タリンクフェリー以外にも他のフェリー会社との比較ができるので、自分の都合にあった時間や価格の選択ができます。
「Omio」はヨーロッパのフェリーをはじめ、ヨーロッパ・北米の電車・バス・航空券の予約が一括で行なえるのでとても便利です。
フィンランドやエストニアの旅行を計画されているなら一度サイトをのぞいてみてください。
ヘルシンキ西フェリーターミナルの様子は?

ヘルシンキでは英語がほぼどこでも通じるので、直接西ターミナルの窓口でフェリーチケットを購入するにも困りません。
落ち着いて事前にチケット予約しておきたいなら「タリンクシリヤライン」のサイトもしくは「Omio」から予約しましょう。
わたしたちはフェリーチケットを予約していなかったので、窓口で直接購入しました。
上の写真はフェリーの改札ゲートです。(2013年当時)
ただフェリーターミナルには他社フェリーの窓口もあるので、希望するフェリー会社の窓口へ行ってください。
ちなみに2013年当時は当日券でも同じ金額でした。
フェリーチケットの価格は日にち・利用時間帯・クラスで変わってきます。
タリンクフェリーの中の様子
待ち時間がある場合でも、ターミナル内にはwifiがあるので、それほど退屈はしないでしょう。
フェリーは外の甲板に出ることもできます。
船にはエストニアの国旗が。
わたしたちが乗船したのは、「Star」という名のフェリー。
7~9階がレストランやスーパーなどがあるフロア。
別料金で車と一緒に乗船できるので下の階は駐車スペースでしょう。
コンフォート・ビジネスクラスは別料金を支払った乗客のみ。
通常のスタークラスはレストラン内の席など好きなところに座れます。
ちなみにホテルの一室のようなキャビンもあります。
2時間だけのフェリー旅なので特にキャビンを利用する必要はないと思います。
大荷物を抱えた乗客用にクロークもあります。(2013年当時は各荷物2ユーロ)
左上から時計回りに、パブ、軽食レストラン、タリンクレセプション、スーパー、です。
レセプションのお姉さんたちは当たり前のように英語が話せるので、到着後の移動方法など聞けます。
「旧市街には歩いてでも行けるわよ。」
と言われたけど、
「ホテルがここで、荷物が大きいんだけど、バスはある?」
と聞いたら
「それならタクシーに乗った方がいい。」と。
「”Tallink“の名前が書かれたタクシーを探して、10ユーロ以下で行けると言われたら大丈夫。
でも10ユーロ以上を提示されたら、そのタクシーには乗らない方がいい。」
と親切に教えてくれました。
タリンの港で見かけたタリンクの別の船。 午後4時過ぎでこの暗さ。
タリン港から旧市街へのアクセス
受付嬢に言われたとおり、タリンクマークのあるタクシーを探してタクシー発見。
運転手にホテル名を告げ、いくらで行けるか聞いたら、8ユーロぐらい、とのこと。
10ユーロ以下のご提示だったので、素直に乗車しました。
ちなみにエストニアの通貨はユーロなので、フィンランドからは両替の必要がなく便利。
フェリー内でもらったタリンの地図を見て、ホテルの位置確認をしていたので、タクシーの運ちゃんが遠回りなどせず、正しい道を走ってるのもわかりました。
タリンクマークのタクシーにはメーターもついていたので、それも安心材料のひとつでした。
ホテルには10分ちょっとで到着。
値段は8ユーロちょっとだったけど、荷物代のチップも含めて、10ユーロ払いました。
タクシー運転手のお兄ちゃんは2ユーロのチップでも嬉しそうだったので、こちらも嬉しくなりました。
2013年当時はタクシー代金はクレジットカードでは払えなさそうな雰囲気でした。
*2023年現在はクレジット(デビット)カード払いは多くのタクシーで可能です。
タリン港のDターミナルビルにはATMがあるので、現金が必要な方は念のため用意しておきましょう。
まとめ:ヘルシンキからタリンのアクセスはタリンクフェリーが便利
今回の投稿ではヘルシンキからタリンへのフェリーアクセスに関してお話ししました。
利用した「タリンクシリヤライン(Tallink Silja Line)」は便数も多く、片道料金も30ユーロ前後で利用しやすいです。
もちろん他のフェリー会社もあるので、比較検討してみたいなら「Omioサイト」が便利です。
ヘルシンキからタリンへ2時間で行けるので、日帰りという強硬手段も可能です。
とはいえタリンは昼間以上に夜が美しい街なので、個人的にはタリンで最低でも1泊していただきたいです。
