京都らしさを感じられる祇園から東山エリア。
京都滞在中に家族と周遊した1泊2日の旅。
京都が初めて、もしくは京都に詳しくない人向けな1泊2日の旅。
今回の投稿では初日のスケジュールを紹介します。
京都に昼に到着して夕方までに周ることができる人気エリア祇園&東山での王道コースです。
祇園から東山半日コース
初日の流れは以下のとおりです。
昼からだけでもこれだけ周遊できます。
昼前に京都駅着
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京都駅付近の予約済みホテル(ホテル京阪グランデ)で、
荷物をフロントで預かってもらう
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祇園まで移動(徒歩移動でしたが、バスが無難)
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ランチ(松葉のにしんそば 1300円)
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<観光>
建仁寺(500円)→安井金比羅宮→金剛寺(八坂庚申堂)→高台寺(600円)→青龍苑
(途中でカフェ休憩 約700円)
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バスで京都駅へ戻る(230円)
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夕食(京都駅前にある「接方来 京都タワー店」 約3500円)
(括弧内にある食事・拝観料などは大人1人あたりの価格です。2019年1月当時)
1. ランチ「松葉」
家族の希望で訪れたにしんそばで有名な松葉。
本店は京都南座のすぐ隣にありますが、水曜定休のため行けず。
でも四条通りを挟んだ向かいに「松葉 北店」があり(こちらは月曜定休)そちらへ行きました。
京都駅にも店舗がありますが、新幹線コンコース内なので新幹線利用者じゃないと行けません。
京都らしいランチであるにしんそば。
甘露煮&そば好きなら気にいるはず。
大食いのわたしには少し物足りない量ですが、久しぶりに食べて美味しかったです。
初めて食べた夫(写真家)も気に入り、別の日に別の店でまたにしんそばをオーダーしてました。
2. 建仁寺
以前にも拝観したことがある建仁寺。
家族メンバーで拝観したことがない方が多数派だったので行きました。
上記の松葉から徒歩で10分もかからない、祇園のど真ん中にある立派な禅寺です。
中庭(写真上)の潮音庭(ちょうおんてい)は苔はあるものの、
木々の葉っぱがない冬の時期は少し寂しげ。
今回も建仁寺でたくさん写真撮影しました。
なんと言っても、こちらは写真好きに好意的な寺院!
ご本尊も存分に撮影させてくれる建仁寺。
やはり好きです。
2回目の今回は前回見過ごしてた素敵な茶室を発見。
茶室の中には入れないですが、この空間だけでもザ・ジャパン。
そして○△□庭のすぐそばでかわいらしいお地蔵さんも見つけました。
隅々まで見所のある建仁寺。
季節ごとに訪れたい素晴らしい寺院です。
3. 安井金比羅宮
安井金比羅宮は悪縁切りができる神社として
メディアでも取り上げられているのでご存知の方も多いと思います。
それほど大きくない境内にドーンとたつこちらの石碑
(お札で隠れて見えませんが)
が悪縁切りをした後、
縁結びを叶えてくれるというもの。
縁起はこちらにあるとおり。
石碑にある穴を2度(表から裏と裏から表)
くぐり抜けると願いが叶う仕組み。
実は昔、こちらに来て悪縁切りの願掛けをしました。
結果はというと、
何かが吹っ切れてその悪縁は無事断ち切ることができました!
ほんの一例ではありますが叶う事もあるよ、と付け加えておきます。
お正月飾りのようなものがあり華やかな感じ。
拝殿のすぐ奥には本殿があり、
賽銭箱の両側に酒樽が並んでました。
そのひとつの上でなんと、、、
犬派なので基本的に猫は撮らないですが、
この猫は特別可愛らしかったのでパチリ。
建仁寺から安井金比羅宮までは
細い路地の住宅街を歩いてほんの4分という距離。
神社は終日24時間参拝が可能。
石碑での願掛けも24時間でき、
お札(形代)も授与所に終日用意されています。
(お守りや絵馬の授与所は9:00-17:30のみ。)
石碑の穴はかなり小さめですが、
ユニークな縁切り神社で
悪縁を切り良縁を結んでみては?
4. 金剛寺(八坂庚申堂)&八坂の塔
「見猿聞か猿言わ猿」の像が並ぶこちらは金剛寺、
通称を八坂庚申堂(やさかこうしんどう)という天台宗寺院。
安井金比羅宮からは東大路通りに向かって東に行き、
通りを渡った後2つ目の角を右(南)に行くとすぐ。
徒歩6分の距離です。
カラフルなお手玉が千羽鶴のように並んだ
トップの写真も金剛寺で撮影したもの。
ものすごく小さな境内ですが、
カラフルなかわいさが人気で
特に若い女の子でいっぱい。
昔は小さすぎて気付かず通り過ぎる人の方が多かったのに
時代が変われば、ですね。
金剛寺のすぐ横には、ザ・京都な八坂の塔
(正式名:法観寺)がそびえ立っています。
京都らしい風景写真には必ずと言っていいほど登場する
こちらの塔は聖徳太子が592年建てたと伝えられる古刹。
いつも門が閉じられているので非公開の寺院だと思ってました。
が、拝観できるようです。
ただし不定休で拝観できる日の方が少ないのが難。
なので門が開いていたら入ってみましょう。
もしくは寺院に直接電話をして(電話番号:075-551-2417)
確認してから拝観してみてください。
拝観時間は大体10:00-16:00、拝観料は400円です。(2019年当時)
「この辺りでお茶したいな」
と思われたら京都発のカフェ
「アラビカ京都 東山」へ行ってみては?
アラビカは特にアジア系の外国人に大人気で
なかなか注文できないかもしれませんが。
店内でというより持ち帰りが主流なカフェ
なのでしばらく待てば買えます。
ちなみにわたしは同じアラビカの嵐山店で利用しました。
普通においしいコーヒーです。
5. 甘味処「梅園清水店」
上記のアラビカで待ちきれなかったし、
座って休憩がしたかったので、
偶然見つけた「梅園 清水店」でみたらしをいただきました。
昔はよく河原町店を利用していましたが、
清水寺の近くにあるとは知らず。
梅園は平たい形のみたらし団子が特徴的。
義理の妹があんみつを注文したけど、
食べきれないとのことで、
わたしが最後まで食べました。
(ホント大食い ww)
みたらしもあんみつもおいしくて大満足。
ここで印象的だったのは、
コンセントを使われたくないのか、
テープが貼られていたこと。
スマホ充電して居座って欲しくないんでしょうね。
6. 高台寺
上記の梅園清水店まで来たら
その流れで清水寺へ行くのが
本当の王道コースでしょう。
ただ2019年初旬は、本堂屋根の葺き替え工事が行なわれていて、
冬だと桜などの花を愛でる楽しみもないので少し北に向かい、
高台寺へ行きました。
高台寺は以前に何回か拝観したことがありましたが、
家族メンバーで行きたい希望が出たので。
この時点でかなり拝観時間(9:00-17:30)終了が近づいてきていたので、
結構駆け足での拝観。
上の写真にある方丈前庭の枯山水庭園が特にお気に入り。
右手に見えるしだれ桜は桜の時期に特に人気ですね。
冬はこんな感じでちょっと寂しい感じ。
高台寺の境内には竹林もあります。
傘亭、時雨亭という境内の丘の上にある
趣のある建物を見た後
下りの一歩通行でしか竹林を通り抜けられないようになってました。
少しアップダウンはありますがぜひ。
ねね(秀吉の妻)が眠る御霊屋も傘亭、
時雨亭の近くにあります。
高台寺を拝観したら、
すぐ前にある風情のある通りである石塀小路も
同時に通りたくなるもの。
この時衝撃的な事実を発見!
石塀小路、写真撮影できなくなってました、、、。
以前は何の問題もなく撮影できたんですけどね。
7. 青龍苑
清水の産寧坂沿いにあるイノダコーヒーなどが集まる
店舗の裏手にある日本庭園「青龍苑」。
ココご存知ない方の方が多いんじゃないかと思います。
わたしもNHKの番組で見るまで全然知りませんでした。
こちらの庭園はこじんまりとしていて、
誰でも気軽に鑑賞できるのがいいところ。
店舗が開店している時間帯なら鑑賞できるので
普通の寺院より遅くまで開いています。
冬は木々の葉や花がないので寂しく感じますが、
春から秋にかけてぜひチラ見してみてください。
まとめ:祇園から東山を徒歩で散策する王道コース
昼から夜にかけての1人当たりの出費はホテルを除いて〈6830円〉。
拝観料や食事代(お茶を含む)で何かと出費が多くなる京都。
ランチ&ディナーを含めてこれなら
結構リーズナブルな方じゃないでしょうか?
京都での出費の抑え方は
拝観料のかからないスポットを含めること。
今回の場合、安井金比羅宮や金剛寺、青龍苑は無料でした。
神社なら庭園があるようなところ(平安神宮など)
以外は参拝料はかかりません。
今回の旅程は京都らしい風情を楽しむことができるエリアで
外国人観光客も多いですが、一度は行ってみたいところ。
半日でこれだけ周遊できるのでぜひ参考にしてみてください。
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*1泊2日の2日目のスケジュールは以下の記事にあります。