京都

【京都】秋以外は静かな一乗寺エリアから南下する半日コース(詩仙堂・圓光寺・法然院)

1日目の祇園から東山を周遊した次の日は朝から昼過ぎ(15時ごろ)までの約半日、左京区の一乗寺周辺から南下するコースで周りました。

このコースは比較的観光客が少なめで静かに京都観光が楽しめます。

ただ秋の紅葉時以外です。

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2日目のスケジュール

朝食後、ホテル(京阪 京都グランデ)をチェックアウト(荷物は預ける)

京都バス1日券(600円)を購入し、バスで一乗寺下り松町まで行き、詩仙堂(500円)へ

詩仙堂そばの圓光寺(500円)へ

ランチ(そば1000円ほど)

バスで銀閣寺近くへ行き、哲学の道を南下し、法然院へ

バスで京都駅へ戻る

市バスは3回以上乗車するなら1日乗車券がお得!(1回230円)

市バス路線図pdf>を事前にダウンロードしてスマホに保存しておくと便利です。

(括弧内にある食事・拝観料などは大人1人あたりの価格です。)

1. 詩仙堂


いいお寺は入り口でわかる。

とはわたしの持論ですが、それはまさにここ「詩仙堂」のこと。

むしろ地味なぐらいな門ですが、趣の良さが感じられ、この後に続く境内が楽しみになる山門です。


拝観入口の手前にある「凹凸窠門(おうとつかもん)」。

メインの建物に入る前にもこのような美しい空間があります。


こちらも拝観入口の前で見られる風景。

「嘯月楼(しょうげつろう)」と呼ばれる書院のちょうど上に当たる部分。

以前(といってもかなり昔)に拝観した際にはこの嘯月楼を見た記憶なし。

その頃は細部に気を向けてなかったからかもしれません。

一部茅葺き屋根になっていることも以前は気づいてませんでした。


この書院からのこのアングルで撮られた写真を見たことある方、多いんじゃないでしょうか?

春のツツジ、サツキの咲く時期や秋の紅葉の風景が一番人気。

できれば冬の雪景色を見たかったんですが、そこまで冷え込んでいなかったので見ることができず。

ついでに朝は逆光で満足な写真も撮れずで残念。


詩仙堂に庭園があることは覚えてましたが、ししおどしの音の印象しか残っていませんでした。

今回庭園を歩いてみたら、このような美しい茶室「残月軒」があることを発見。風流です。

冬の時期は開花している花がほとんどないので少し寂しいですが、庭園は隅々まで歩かないとダメです!


それはこんな可愛らしいお地蔵さんが庭園の端っこにいるから!(トップの写真も同)

とっても小さなお地蔵さんですが、なんとも癒される表情。

見逃さないように!

詩仙堂は徳川家康の家臣であった石川丈山の山荘として造営された建物で現在は詩仙堂丈山寺とも呼ばれ、曹洞宗(禅宗)の寺院となっています。

京都駅や四条河原町から5番のバスに乗り、一乗寺下り松町で下車、徒歩10分弱でアクセスできます。

2. 圓光寺


詩仙堂から徒歩でものの1分の場所にある「圓光寺」。

臨済宗(禅宗)南禅寺派の寺院で、正門も立派です。


正門をくぐってすぐ右手にある受付で拝観料(大人1名500円)を支払って進んでいくと最初に目にするのがこちらの「奔龍庭(ほんりゅうてい)」と呼ばれる枯山水庭園です。

白砂が雲海。

その雲海の中を動く龍を石組で表わしている豪快なスタイルの枯山水。

拝観した日は晴れていたため、横にある講堂の影が庭園にかかってしまい写真的にはイマイチですが、ユニークな枯山水庭園の概観を感じてはいただけるかと思います。

(日本庭園や寺院などを撮影するのに最適なのは曇りの日。)

春には枯山水庭園周りにしだれ桜が咲き、全く違う印象になるようです。


奔龍庭を過ぎると左手に本堂。

その前に広がるのが「十牛之庭(じゅうぎゅうのにわ)」と名付けられた庭園。

秋にはこの庭は紅葉で真っ赤に染まりますが、冬の時期は苔の緑が目立つシンプルな庭園となります。


十牛之庭と本堂の間にハッとするような美しさのある水琴窟があります。

耳を近づけるとかすかに響く音が聞こえます。

冬だと拝観者もまばらなので、この清涼感のある音がよく聞こえます。

冬ならではの椿の花の飾りが素敵。

季節によって飾られる花木は変化するんでしょうね。


本堂の中にはこのような四季が描かれた鮮やかな襖絵や、


こちらは一転落ち着いた空間が広がる部屋。

拝観した時、庭園をメンテしている庭師さんたちが何人かいました。

庭だけでなく、本堂内も綺麗に掃除されていてどこも気持ちがいい。

禅寺ならではですね。

このような寺院は訪れるだけで背筋が伸びるようないい気分になれます。

そして、圓光寺で一番人気なのが、、、


この愛くるしいお地蔵さんじゃないでしょうか?

圓光寺と検索して出てくる画像のほとんどにこのお地蔵さんが登場します。

お地蔵さんは十牛之庭の中にひっそり隠れています。

思ったより小さくて見つけるのに少し時間がかかりましたが、ようやく会えた!という嬉しい気持ちでした。


十牛之庭の奥にはこのように竹林(応挙竹林)も広がり、そこから少し丘を登っていくこともできます。

丘の上には東照宮という小さな神社や徳川家康のお墓も。

そしてペット供養碑もありました。眺めもなかなか。

訪れる季節によって全く見え方が変わる寺院のようなので、別の季節にもぜひ再訪したいです。

3. ランチ「ぎお門」


詩仙堂や圓光寺を拝観後に訪れやすい、住宅街の中にあるお蕎麦屋さん「ぎお門」。

パッと見どこにでもありそうな蕎麦屋だけど、かなり美味しいソバでした。

口コミでも評判良さそうで。

隠れ名店かもしれません。

一乗寺はラーメン店が数多くひしめく地区ですが、ヘルシー志向ならこちらの蕎麦がオススメです。

ぎお門
京都市左京区一乗寺野田町28

4. 法然院

当初の計画ではこの後、今宮神社へ行き、あぶり餅を食べたかったんですが、時間の都合で京都駅に近づく必要があったため、バスで帰り道に立ち寄れそうな寺院として思い浮かんだのがこちらの法然院でした。

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有名な哲学の道ぞいにある、これまで数えきれないくらい拝観している法然院

というのもこちらは拝観料が無料だから。


何度訪れてもいいと思えるのはこの白砂壇が季節ごとにパターンが変わるというのも理由のひとつ。

この時はまだ新年明けて半月ほどだったので新春のイメージでしょうか?

この時期に拝観したのは初めてだったので、また新しい文様を目にすることができました。

過去に拝観した際に撮影した写真と比べると、もみじなどの葉っぱがない冬の時期はやはりさみしい感じがしました。

それでもいつ拝観してもここで大勢の人がいる、という状態は皆無。

いつも落ち着いて庭園散策ができる法然院は現在の京都にあってかなり貴重な寺院です。

近くの銀閣寺や南禅寺での人混みに疲れたらぜひこちらの法然院に立ち寄ってみてください。

今回の発見(Discovery)!

この日は半日ほどで一乗寺と哲学の道の一部を堪能。

  • 詩仙堂
  • 圓光寺

はどちらも必見の寺院です。

一乗寺は寺院めぐりというより、ラーメン、カフェめぐり、恵文社などの本のセレクトショップに行ったりという別のスタイルの京都旅が楽しめるエリアでもあります。

哲学の道周辺は春と秋は混み合うけど、それ以外は割と静かに散策できます。

今回紹介したコースは静かに落ち着いた京都を楽しむのにオススメですよ!

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