ドバイはアラブ首長国連邦にあるひとつの町。
現在は世界中からたくさんの人が訪れる人気の観光都市です。
とはいえイスラム教の国なので日本や西洋各国とは違う点があるのも確か。
今回の投稿ではみなさんがドバイを訪れる前に不安を解消するために以下のことがわかります。
今回の記事でわかること
- ドバイでの慣習や治安
- ドバイでの服装
- ドバイ旅行での予算
↓ドバイの気候や暑い夏の観光スポットに関しては以下の記事へ↓
ドバイを訪れる際気をつけたいこと
日本人の多くが仏教徒ですが、セレモニー的(お葬式など)な要素がほとんどではないでしょうか。
また日本人の生活に宗教的な要素はあまり多くはありません。
そんなわたしたちが、生活の中に宗教が浸透しているイスラム圏の国を訪れる際はあれこれ考えちゃうもの。
ではドバイはどうなのでしょう?
1. ドバイの慣習や治安
まず初めにドバイを国だと思っている人がいるかもしれませんが、ドバイはUAE(アラブ首長国連邦)の首長国のひとつの町なんです。
UAEの首都はアブダビです。
ドバイは他の湾岸諸国同様、石油で潤ってるからお金持ちなんじゃないか、と思いがちだけど、石油はほとんど産出されません。
石油で潤っているのは首都のアブダビです。
ドバイの主な収入源は貿易や金融業、そして観光業。
2022年の旅行客(出張や留学を含む)が最も多い都市ランキングでドバイは第4位で約1593万人でした。
ちなみに2022年の旅行客数ランキングのトップ3は以下のとおりです。
(*参照記事)
- バンコク(タイ):2278万人
- パリ(フランス):1910万人
- ロンドン(イギリス):1909万人
そんなドバイですが、実は人口の80%が外国人。
そしてその多くがインド人やパキスタン人など。
UAE人は少数派なのです。
とはいえ、大元がイスラム教の国であることには変わりなし。
ただ初めて訪れるイスラム圏の町としてドバイはいちばん気楽です。
ドバイ滞在中に誕生日を迎えまして、その日の夜だけグラスワインを滞在していたホテルのレストランでいただきました。
ドバイがイスラム圏の中では気楽と書いたのは、ホテルやバーなどでアルコールを飲むことが可能であることも理由のひとつ。
ただし、ホテルやバーの外での飲酒はダメです。
日本のサラリーマンのようにぐでんぐでんに酔っぱらって外を歩くなんてもってのほかです。
外と言っても、ホテルやバーの敷地内の外(テラス席など)での飲酒はもちろん大丈夫です。
公道での飲酒は禁止されているという意味です。
ドバイで飲酒はかなり高額にはなりますが、店内での飲酒に関しては問題ありません。
ドバイの治安に関して。
夜のドバイマリーナ周辺を走ったり歩いている人の中でも女性1人というパターンをかなり多く見かけました。
完全に夜の時間帯だったので、治安がいい街なんだな、と感じました。
上の写真はドバイモールに向かう道。
ご覧のとおり、ゴミひとつ落ちていないクリーンな通りです。
とても清潔。
旅行客が訪れるエリアに関しては治安の不安はありません。
ゴミのない街は大概治安もいい、というのはわたしがあちこち旅してきて感じたこと。
ドバイは基本的安全と考えていいでしょう。
2. ドバイでの服装
ドバイでは観光客やイスラム教徒でない女性にアバヤ(女性の体のラインを隠すことができる衣装)を強制することはありません。
首都のアブダビはドバイより多少保守的みたいです。
ドバイに関していえば、街中を歩いているとここがイスラム圏の国であることを忘れてしまうほど。
上の写真にあるライトアップされたモスクはドバイマリーナにあります。
この周辺は遊歩道が整備され、夜になるとジョギングしている人をよく見かけました。
ジョギングしていたのは外国人ばかりでしたが、外国人女性はヨーロッパで見かけるランニングウェアと全く同じ。
体のラインは出まくりでショートパンツの人も。
ドバイにあるショッピングモールでも「推奨される服装」の表示があって、外国人でもトップは肩の出ない服で、ボトムも体のラインが出ないもの、などとされています。
でも欧米系女性はそれはガン無視で、自国で着用しているそのままの格好で歩いてます。
日本人女性が日本で普段着ている服なら、ドバイでは問題ないと感じました。
ドバイは暑いからと、キャミソール+ショートパンツでショッピングモールに行ってしまうと、日本人ならエアコンの効きすぎで震え上がるほど寒くなるぐらいです。
ドバイでショッピングモールなど近代的なビルに入るなら上に羽織るものは必ず携帯してください。
ドバイ旅行の予算
最後に気になるドバイでのお金のお話。
残念ながらドバイは基本的に何もかも高いです。
前述したように特にアルコール類は禁酒したくなるぐらい ww
アクティビティ類も安くはないので予算に応じて厳選した方がいいでしょう。
ドバイでのアクティビティをチェックしてみる!
その証拠なのかドバイではバックパッカーを見かけることはありませんでした。
バックパッカーが利用するような安い宿泊施設はインド人など出稼ぎでドバイへやって来る人で埋まってしまうことが多いのも理由のひとつです。
宿泊施設も安めなところがないわけではありません。
ただせっかくドバイに行くならいつもはビジネスホテルに泊まるタイプの人も少しグレードアップした方がキラキラなドバイをより楽しめます。
「ドバイの5つ星ホテルなんてどこも手が出せない…」と躊躇しているあなた!
そんなあなたにオススメなドバイを訪れる季節はズバリ
夏!(5-9月)
って、灼熱地獄のような季節に!?
と思われるでしょうが、そう。
観光客が少なる季節だからこそ、いつもは高いホテルも少し(場所によってはかなり)安くなります。
わたしたちは9月に行き、恐ろしく暑かったけど、出かけるのを夜だけにして昼間はホテルでのんびり、というスタイルの旅をして大満足でした。
もちろん観光しまくりたい人には当てはまらない条件ではあります。
ショッピングが目的なら、ショッピングモールは夜遅くまで営業しているので夜だけ出かけても充分時間があります。
ドバイって都会と砂漠のイメージが強いけど、実はビーチリゾートでもあります。
滞在したホテルのビーチからこのような美しい風景も目にすることができました。
トップのビルが並ぶ写真はビーチからホテル側を撮影したもの。
このギャップがドバイのおもしろさのひとつじゃないかな?
ドバイでリゾート旅もいいものですよ。
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まとめ:ドバイで気になる慣習や服装、予算に関して
わたし自身がドバイに行く前に気になったあれこれをまとめてみました。
訪れてみて、拍子抜けするほど危険なことも服装を気にしすぎることもありませんでした。
どこも清潔でメトロなどで動きやすい街だと感じました。
観光客がたくさんやって来る理由はこれか!と。
中東の国は危険なんじゃないか?と思ってる人はまず「外務省海外安全ホームページ」でUAEの様子を確認してみてください。
いつチェックしても真っ白な平和そのものです!
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