ベルギーでもっとも華やかで規模の大きさなクリスマスマーケットを楽しめるのが首都ブリュッセル。
夫の出身国であるベルギーですが、ブリュッセルを一緒に訪れたのは2022年の冬が初めてでした。
いつものような夫と2人だけの気まま旅ではなく、犬連れ&高齢の義母と一緒。
だったので行動範囲はかなり限定的でした。
ブリュッセルを初めて訪れたのが1998年7月。
フランスW杯でフランスが優勝してブリュッセルでも盛り上がっていたのをよく覚えています。
それから24年後の2022年12月に再訪したブリュッセル。
今回の記事では2022年のクリスマス時期に訪れたブリュッセルの街並みと一部訪れたクリスマスマーケットの様子を中心にお伝えします。
- クリスマス時期のブリュッセルに行きたい
- クリスマス時期のブリュッセルがどんな感じか見たい
- ブリュッセルのクリスマスマーケット情報がほしい
- ブリュッセルへのアクセス方法が知りたい
- 最寄りのブリュッセル空港までのフライトチェック「Booking.com」
- ブリュッセルへ行く電車の予約「ヨーロッパ交通の予約Omio」
- ブリュッセルでのホテル予約「Booking.com」
- Googleマップなどデータ使用に便利なeSIM「airalo」
▼チョコレート好きならベルギーのスーパーでチョコレートを買い占めるのをお忘れなく!

ベルギー最大ブリュッセルのクリスマスマーケット

わたしの中でクリスマスマーケットの本場はドイツ。
(その時期のドイツには行ったことはないけど w)
その次がフランスのアルザス地方だと思っていて、ベルギーのクリスマスマーケットのイメージがまったくわきませんでした。
▼フランス・アルザス地方のクリスマスマーケットは超本気です!

2022年のクリスマス時期に夫の実家のあるベルギー(ブリュッセルから電車で1時間弱)に行ったとき、義母がなぜかみんなでブリュッセルに行きたい、と。
そこでブリュッセルのことをチェックしたらベルギー最大級のクリスマスマーケットがある。
という情報を得たので一部のマーケット会場を訪れました。



訪れたクリスマスマーケットの一部は写真にあるサン・カトリーヌ広場、ブリュッセル証券取引所周辺とグランプラスでした。
ちなみにグランプラスには屋台は出てませんでした。(2022年時)

グランプラスにあるのはこの大きくて美しいクリスマスツリー。
そして時折行なわれる光と音のショー。
ご存知の方も多いでしょうが、グランプラスは世界でもっとも美しい広場とも称されるブリュッセルのシンボル。
ユネスコの世界遺産にも登録されている広場なので逆に屋台などでごちゃごちゃさせない方がいいと感じます。
クリスマスツリーは暗くなってきた後のほうがずっと綺麗なのでその時間帯を狙って見に行ってください。
2024年のブリュッセルクリスマスマーケット
公式サイト:https://www.plaisirsdhiver.be/
日程:2024年11月29日(金)から2025年1月5日(日)まで
開催場所:ブリュッセル市内6箇所
- グランプラス(Grand-Place)
- モネ広場(Place de la Monnaie)
- ブリュッセル証券取引所(Bourse)
- サン・カトリーヌ広場(Place Sainte-Catherine)
- 魚市場(Place du Marché aux poissons (Vismet)
- ブルケール広場(Place De Brouckère)
*4と5は隣り合っています
クリスマス時期の華やかなブリュッセル市内

クリスマス時期のブリュッセルは街中(特に人気のエリア)が美しくデコレーションされます。
町の中心でぜひ行ってほしいのが「ギャルリ・サンテュベール(Galeries Royales Saint Hubert)」。(Googleマップで場所をみる)
1847年に完成した世界でもっとも古いアーケードのひとつとされるイタリア・ルネサンス様式の美しいショッピングアーケードです。
ミラノにある有名なヴィットリオ・エマヌエーレ2世アーケードが完成したのが1877年。
▼下記の記事に「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世アーケード」のこと書いています

それよりも古いってびっくり!
ギャルリ・サンテュベールは1年間で600万もの人が訪れる、ブリュッセルでのマストスポット。
ブリュッセル中央駅から徒歩5分とアクセスも楽々です。

昼間もこのように充分美しいのですが…

暗くなると目に優しいオレンジ色のライトアップが施され、シックなクリスマスデコレーションとの組み合わせで美しさがさらに倍増!
アーケードにはベルギーを代表する王室御用達ショコラティエやカフェ、高級ブランドショップ、ギャラリーなどが連なります。

「Maison Dandoy」

「ピエール・マルコリーニ」
これはほんの一部ですが、どの店舗もショーウィンドウが美しくデコレーションされていて見てるだけでワクワクしました。
写真にもある「メゾン・ダンドワ(Maison Dandoy)」にはカフェもあるので入りたかったんですが激混みで入れず残念でした。

またクリスマス時期(11月後半から12月末まで)は市内のいたるところがイルミネーションが輝きます。
“Brussels by Lights“と称されたイルミネーションは各ストリートごとに異なる演出がなされているので街歩きをするだけで充分楽しめます。
個人的にはクリスマスマーケットよりも光を探す街歩きの方が楽しめました。
グランプラスで食事・お茶する際の注意点

ブリュッセルに行ったら誰もが必ず訪れるグランプラス。
中央駅から徒歩5分でアクセスでき、広場に面するブリュッセル市庁舎の塔は遠くからも見えるので街歩きの目印にもなって便利です。
というわけでグランプラスには観光客が常にたくさんいます。
そしてその観光客目当てのカフェ(スタバもある)やレストラン、お土産屋が並んでいるわけです。
そのすべての店舗とは言わないけど、観光客(つまりリピーターにならない)相手に適当な商売をする残念なお店があるのは事実。
2022年にグランプラスを訪れたとき、休憩したくてとあるカフェに入りました。
モダンで清潔そうで良さそうに見えたので。

(ベルギーだからと)ホットチョコレートとワッフルを注文。(お茶は夫が注文)
一見良さそうに見えるけど、どちらもおいしくなく店内も不衛生。
ついでに店員も(きっと多くの観光客相手にして)愛想なし。
繰り返しますが、グランプラスに面するすべてのカフェが同じとは言いません。
ただ多大な期待はしない方がいいでしょう。
逆に義母が予約してくれていたディナー利用したレストランは店員さんもいい感じでした。



こちらはグランプラスに面する場所にあるレストラン「Le Roy d’Espagne」。
スペインの王という名前のレストランですが、主にベルギー料理を提供しています。
(わたしは全然ベルギーっぽくない料理食べたけど w)
朝食から夕食まで長時間営業の利用しやすいレストランですが、場所柄ディナーは予約した方がいいでしょう。
義母が予約してくれていたおかげでグランプラスを横目にできる特等席につくことができました。
このレストランは特別高いわけでもなくベルギーらしい体験ができるので、観光客向けっぽいけど利用するのはアリだと感じました。
グランプラスで食事やお茶するときに覚えておきたいこと
- 予約できる店舗なら予約しておく
- 観光客向けに高い値段設定されていることもある
- 期待しすぎない
ブリュッセル半日滞在記

義母がブリュッセルに行きたいとのことで訪れたクリスマス時期のブリュッセル。
わたしにとって1998年7月以来のブリュッセルだったので楽しみにしてました。
高齢の義母と犬連れなら車で移動する方が楽ですが、ブリュッセルでは駐車場を探すのも大変なので最寄り駅までは車で行き、ブリュッセルまでは電車で行きました。
午後の電車内はクリスマス休暇の時期だったこともありかなり混雑。
ベルギーの電車は犬連れでもそのまま(ケージは不要)乗り込んでいいので気楽です。
約50分でブリュッセル中央駅へ到着。
駅周辺はクリスマスのショッピング客や観光客でごった返してました。

大勢の人を横目に、ギャルリ・サンテュベールやクリスマスマーケット会場のサン・カトリーヌ広場、証券取引所周辺を散策。
2022年当時もクリスマスマーケット会場は他にもいくつかありましたが一部だけしか周遊しませんでした。
一部だけな理由は、どこも混み合うし高齢の義母は脚の状態がよくなかったので。
ついでにうちの犬も人混み嫌いだし、他の人がつい犬の足を踏んじゃうこともあり得る混み様だったことも理由。
その後行ったグランプラスも予想どおりの激混みぶり。
午後から半日過ごした間、カフェ休憩2回、ディナーでレストラン利用、と義母や犬の負担にならない過ごし方を心がけました。
グランプラスにあるレストランでディナー後に駅へ向かおうとすると、何やら警察官が道路規制をしていて駅へ向かう通りが封鎖されてるじゃありませんか。
何事かと思ったらマラソン競技が行なわれていました。
「こんな混み合う時期にマラソンしなくても…」
家族連れ(+犬連れ)でクリスマス時期にブリュッセルを訪れるのはあまりいいアイデアではありませんでした…。
もしくはブリュッセル市内で1泊でもしたらホテルで休憩しながら街歩きができて良かったのかも?とも感じました。
その際は混み合うのでホテルの予約はお早めに!
ブリュッセルへのアクセス

前述したとおり、ブリュッセルへ車では行かない方が身のためです。
ブリュッセルへは電車でのアクセスがいちばん便利。
ブリュッセル空港からも電車で市内へアクセスできます。
市内には北駅、中央駅、南駅があります。
例えばパリからの高速鉄道でブリュッセルへ向かう場合は南駅に到着します。
今回わたしたちが訪れたメインスポットへ行くなら、南駅から中央駅まで鉄道移動した方が便利。(南駅から中央駅へは電車で4分)
北駅と南駅周辺は少し治安がよくないという評判も。
中央駅周辺は混んでたけど治安が悪い雰囲気はありませんでした。
ブリュッセルでは中央駅下車が安全で主な観光スポットにも近く便利ですよ。
ヨーロッパの電車予約なら
日本語でも予約できる「ヨーロッパ交通の予約Omio」の利用が便利です。
まとめ:さらに華やかになるクリスマス時期のベルギーの首都ブリュッセル
ベルギーの首都ブリュッセルはちょっとパリに似た感じでエレガントな街。
クリスマス時期になるとあちこちクリスマスデコレーションやイルミネーションで飾られ、さらに華やかに。
ベルギー最大のクリスマスマーケット、世界遺産グランプラスの大きなクリスマスツリーも見ごたえあります。
寒いですがぜひクリスマス時期にブリュッセルに行ってみてください。
その際はわたしたちのように日帰りで行くのではなく、せめてブリュッセル市内で1泊はした方が余裕を持って楽しめます。
あと犬連れで混み合う時期にブリュッセルへ行くのはまったくおすすめしません w
以下にあるチェックリストもご活用しつつ、ブリュッセル旅を楽しんでください。
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- ブリュッセルでのホテル予約「Booking.com」
- Googleマップなどデータ使用に便利なeSIM「airalo」
▼チョコレート好きならベルギーチョコレートたくさん買い占めて帰ってきてくださいね!
以下の記事でベルギーチョコレートの基礎知識が学べます。
