チョコレート好きにはベルギーチョコレートはとびきりおいしいことで有名です。
今回の投稿では主にベルギーのスーパーで気軽に買えるチョコレートを取り上げます。
日本でも購入できる「ガレー」「ゴディバ」「コートドール 」が登場します。
本投稿の内容
- ベルギーチョコレートのおいしい理由
- 「ガレー」「ゴディバ」「コートドール 」の歴史と比較
- 日本で買えるベルギーチョコレートとどこで買えるのか
ベルギーチョコレートってなぜおいしいの?
ベルギーチョコレートなぜおいしいのかを知るにはまず歴史のお勉強から。
(興味ない方は「日本で買えるベルギーチョコレート」へお進みください)
時は17世紀。
ベルギーがスペインの植民地時代だった頃チョコレートが伝わったとされます。
最初はホットチョコレートのスタイルで楽しまれました。
20世紀初旬以降、アフリカ·コンゴがベルギーの植民地となり原料となるカカオが大量に輸入されるように。
そこからチョコレート製造がベルギーの主要産業となりました。
主要産業ともなれば、そのクオリティを保つことも大切なこと。
というわけで、「ベルギーチョコレート」と呼んでいい商品は法律で定められているんです。
簡単にいうと、ベルギーチョコレートの定義は以下のとおりです。
ベルギーチョコレートとは、チョコレート製造のすべてのプロセス(材料の混ぜ合わせ・精製・コンチング)がベルギー国内で行なわれたチョコレートのこと。
またピュアカカオの含有量は最低でも35%あること。
またベルギーチョコレートを特徴づける「プラリネ(Pralines)」もベルギーチョコレートのおいしさの秘密です。
プラリネに関しては次の章で見ていきましょう。
ベルギーチョコレートの特徴とは
プラリネとは、ボンボン・ショコラとも呼ばれるベルギーチョコレートの代名詞ともいえるものです。
プラリネとは簡単にいうと、アーモンドやヘーゼルナッツなどのナッツ類に砂糖をからませてペースト状にしたものをチョコレートでコーティングしたもの。
ベルギーではナッツだけでなく、マジパン・キャラメル・コーヒー・リカー類などの素材も使われます。
ちなみにプラリネは、ベルギー王室御用達の高級チョコレートのひとつである「ノイハウス」によって開発されました。
プラリネが使用されたチョコレートは、通常高級チョコレートが多いですが、上の写真にあるガレーのチョコレートバーはベルギーならスーパーでも気軽に買える商品です。
というわけで、今回紹介するのはベルギーのスーパーでも買える日常使いのチョコレートです。
日本で買えるベルギーチョコレート
それでは日本でも買うことができるベルギーチョコレートを見ていきましょう。
今回はベルギーのスーパーで買える比較的安価なチョコレート「ガレー」「ゴディバ」「コートドール 」を紹介します。
ガレー
ガレー(Galler)はベルギーのリエージュで1976年に誕生したショコラティエです。
1994年にベルギー王室御用達ショコラティエとなりました。
2000年には日本にも上陸し、オンラインでのお取り寄せができます。
またバレンタイン時期には大丸などのバレンタイン催事場での購入もできます。
ガレーの中でも定番商品であるチョコレートバーは食べやすくいちばん人気の商品です。
わたしはダークチョコレート派なので「Noir」の1種類を選びますが、最初はミルクチョコレートなども含まれた6種類フレーバーのミニバーで試してみるのがおすすめです。
結構ボリュームがあるので、70gサイズのバーだと一度に食べるのは半分で充分。
ノワールにはヘーゼルナッツのプラリネが入っていて、これがしっとりほどよい甘さ。
プラリネのおかげで柔らかくマイルドな口どけがあり、上品な味です。
今回紹介する中でベストなチョコレート!
というかベルギーチョコレートの中でわたしのナンバー1です。
チョコレート嫌いじゃないなら誰もがおいしいと感じる、と自信持って言えます。
プレゼントとしてもハズしません!
ガレーが買えるオンラインショップ
ガレーのチョコレートが購入できるオンラインショップは以下のとおりです。
Amazon・楽天・ヤフーショッピング
ゴディバ
1926年ブリュッセルで誕生したゴディバ。
日本では1972年に高級チョコレートの先駆者として進出後、現在では250以上の店舗を構えています。
ショッピングモールやデパート、コンビニなどでも買え、高級系からお手頃な価格まで幅広い品揃えです。
こちらはベルギーのスーパーで購入した72%カカオのダークチョコレートです。
ミニバーが個包装されていて食べやすく、シンプルながら上品な味わい。
ダークチョコレートだと食物繊維も多く含まれているのが嬉しいですね。
個人的にはガレーにはかなわないけど、安定のおいしさで失敗はないお味。
商品のラインアップが幅広いので、普段づかいにもプレゼントにもできます。
ゴディバ(GODIVA)が買えるオンラインショップ
Amazon・楽天・ヤフーショッピング
コートドール
1883年シャルル・ノイハウスによってブリュッセル近郊で誕生したコートドール 。
2023年は創立140年の記念の年。
コートドール(フランス語で Côte d’Or )とはカカオ豆の産地である黄金海岸(=コートドール。現在のアフリカ・ガーナ )のこと。
その名前から創業者がブランド名としました。
ベルギーでもっとも大きなチョコレート製造メーカーであるコートドールは、2020年以来サッカーベルギー代表とパートナー契約もしています。
2022年末にベルギーを訪れた際に見つけたコートドールチョコレートのパッケージ。
サッカーベルギー代表の主要選手たちがパッケージとなってました。
いちばんよく見かけるトラディショナルなコートドールの板チョコレート(=タブレット)。
こちらはカカオ54%のもっともビタータイプのチョコレート。
他にカカオ48%とミルクチョコレートのタイプがあります。
個人的にはカカオ70%以上が好みなので、エクストラビターでもカカオの濃さは感じませんでした。
それでも香りがよく奥深い味わいがあります。
前述のゴディバのミニバーよりも(わたしは)おいしいと感じました。
こちらはプラリネ入りのチョコレート。
日本では見られないタイプかもしれませんが。
チョコレート自体はおいしいけど、プラリネのクオリティがガレーと比べると…。
ガレーの勝利!ww
コートドールはシンプルなタイプがベターです。
もしベルギーやフランスのスーパーでBIO(=オーガニック)のコートドールを見つけたら、即買いしてください!
こちらは香りも口どけも通常の商品よりずっとクオリティが高くておいしいです。
コートドールが買える店舗&オンラインショップ
店舗
- カルディ
- 成城石井
オンライン
Amazon・楽天・ヤフーショッピング
まとめ:日本で買えるおすすめベルギーチョコレート
ベルギーの主要産業のひとつであるチョコレート製造。
そのクオリティを保つため、製造工程のすべてをベルギー国内で行なわないと
「ベルギーチョコレート」
とは呼ばせない!
という強いポリシーのおかげでおいしいベルギーチョコレートがいただけるわけです。
今回取り上げたのは以下3つのメーカーです。
- ガレー
- ゴディバ
- コートドール
どれもハイクオリティですが、個人的にはガレーがイチオシ。
ゴディバは日本にも実店舗が多く、コートドールは「成城石井」などの輸入食材取扱店で購入ができます。
また3つのメーカーともにオンラインではAmazon・楽天・ヤフーショッピングなどで買うことができます。
ガレーとゴディバは、バレンタイン時期にスペシャルな商品も販売されます。
バレンタインなどチョコレート好きへのプレゼントとしても間違いない商品ばかり!
自分へのご褒美としても本当においしいチョコレートをプレゼントしちゃいましょう。