バレンタイン時期になると日本でも販売される大人気のスイスチョコレートブランド。
ステットラー(Stettler)。
「パヴェ・ド・ジュネーブ」と名付けられた石畳のかたちをした、いわゆる生チョコが人気です。
今回の投稿ではジュネーブにあるステットラーの店舗を詳しく紹介します。
「パヴェ・ド・ジュネーブ」以外にも味わえる極上のチョコレートやケーキ・クロワッサンなども登場します。
ジュネーブに行く予定のあるチョコレート好きさんは要チェックですよ。
▼ステットラーの「パヴェ・ド・ジュネーブ」や購入に関してはこの記事をチェック
ジュネーブにあるステットラーの店舗(No1)

1947年にジュネーブで創業したステットラー(Stettler)。
以前は中心地に近いローヌ通りにも店舗がありました。
が、2025年現在、ステットラーとしてはブラン通り(Av. Blanc 49)にある1店舗のみ。
(*2店舗ある、と紹介してるのに、と思われたかた。ご心配なく。続きがあります)
国連などの国際機関が集まるエリアの近くにあり、穴場的なロケーション。
ただ土日休みなので週末利用はできません。
【開店時間】月〜金:7:00-17:00(土日休み)
ステットラー・ブラン店で味わえるもの


2025年8月下旬に訪れたときの様子です。
この店舗を訪れたのが14年ぶりだったので、すっかり綺麗にリニューアルされていました。
落ち着いた店舗内の雰囲気は変わらず。店員さんの丁寧さも変わらず。
高級店ならではの落ち着きと居心地のよさが感じられます。



ステットラーはチョコレート店(ショコラティエ)ですが、午前中を中心にクロワッサンなどのヴィエノワズリー(デニッシュタイプのパン)もいただけます。
ランチタイムにはサラダやサンドウィッチなども提供されます。


以前の投稿でも紹介したフォレ・ノワール。
ステットラー店舗名「Stettler & Castrischer」にもあるカストリッシェー氏によって、
1964年から変わらないレシピで作り続けられているチョコレートスポンジケーキ。
ドイツ南西部にあるブラックフォレスト地方(ドイツ語でシュヴァルツヴァルト)発祥と言われるフォレ・ノワールは、チェリーリキュールが使われることが多いです。
が、ステットラーのフォレ・ノワールにはチェリーリキュールおよびチェリーは使用されていません。
わたしは甘く加工されたチェリーが苦手なので、ステットラーのシンプルなスポンジ+クリーム+刻みチョコレートで作られたフォレ・ノワールが大好き。
ふわふわタイプのケーキがお好みならきっと気に入るはずです。
以前よりサイズが小さくなったとは感じますが、クオリティは変わらず。
ちなみにステットラーではコーヒーもおいしい。
チョコレートは持ち帰りしやすいけど、フォレ・ノワールはその場でいただくのがベスト。
店舗へ行かれたらぜひフォレ・ノワールを現地で食べてみてください。
(フォレ・ノワールの店内価格は8.50スイスフランです)
2025年現在の「パヴェ・ド・ジュネーブ」価格


日本でも大人気のステットラー「パヴェ・ド・ジュネーブ」。
年々値上がりしているので、購入するのにかなり勇気がいるお値段になってきています(苦笑)。
2025年8月末に訪れたときにチェックした価格。
(*写真の右側は抹茶味と砂糖なし商品の価格)
「パヴェ・ド・ジュネーブ」
- 100g:15.90スイスフラン(¥3046)
- 12個入りボックス:21スイスフラン(¥4023)
- 24個入りボックス:41スイスフラン(¥7854)
(執筆時の1スイスフラン=約191円で換算)
なんかクラクラしてきますね…
2026年のバレンタイン時期に日本で購入できるとしたらどんな価格になるのか?
それでもスイスに行くことを考えれば国内で購入するほうが安いのは確か。
「パヴェ・ド・ジュネーブ」ファンの方はやっぱりチェックしたいものです。
ジュネーブにあるステットラーの店舗(No2)

ジュネーブにあるステットラーの店舗2つ目は、ジュネーブの中心にある「Le Comptoir Woodward」。
多くのショップが立ち並ぶ通りやモラー広場(Place du Molard )のすぐそばの好立地。
ジュネーブ旧市街からも近いです。
ブラン店と違い、土曜日もオープンしています。
【開店時間】月〜金:8:00-18:30 土:9:00-18:30(日休み)

「Le Comptoir Woodward」はステットラーのチョコレートとフォレ・ノワールも販売するカフェ。
「Woodward」というレマン湖の対岸にある5つ星ホテルの系列店だと思われ、店内も高級感たっぷり。

一度訪れたときは午前中だったので、クロワッサンとアールグレーティーをいただきました。
サックサクのクロワッサン(3.80スイスフラン)はバターたっぷりでおいしい。
お茶も(ブランド忘れたけど)香り高くおいしかったです。
Le Comptoir Woodwardでも「パヴェ・ド・ジュネーブ」は購入できます。
でもブラン店よりもチョコレートの種類は少なめ。
フォレ・ノワールは店内でも持ち帰りでもOK。
Le Comptoir Woodwardではステットラーとは別のパティシエさんが作るケーキも食べられます。
ただお値段は8スイスフラン以上となり、こぢんまりしたサイズ。
食べたことはないですが、見た目はおいしそうでしたよ。
「Le Comptoir Woodward」のケーキや店内の様子がわかるリールをインスタグラムに投稿してます。
下記のリンクからどうぞ。
まとめ:ジュネーブにあるステットラーチョコレートの店舗紹介
日本でも大人気のスイスチョコレート「ステットラー(Stettler)」。
ジュネーブにある2店舗を紹介しました。
アクセスしやすいのは中心にある「Le Comptoir Woodward」。
ですが昔からあるブラン店の方が個人的には落ち着く居心地のいい店舗だと感じました。
どちらの店舗でも「パヴェ・ド・ジュネーブ」とわたしのイチオシ「フォレ・ノワール」は購入・店内飲食できます。
正直気軽に支払える価格帯ではありません。
ジュネーブに旅行で行く人、ジュネーブや近郊にお住まいの人にとってのご褒美的に利用するといいのではないでしょうか。
あなたの行きやすいほうの店舗でぜひステットラーの絶品を楽しんでください。
▼「パヴェ・ド・ジュネーブ」の詳細はこちらの記事からどうぞ
▼こちらも期間限定で日本で買えるジュネーブのチョコレート店です










