北海道が人気の観光地である理由というのは豊かな大自然が堪能できることがひとつにあります。
特に写真好きにとっては多くのすばらしい撮影スポットがあり、同じ被写体でも四季それぞれで違う表情が見られるのが撮影の醍醐味。
今回は北海道の冬の美を感じる絶景の大地編として、撮影スポット情報も交えてお話していきます。
女満別空港のすぐそば!メルヘンの丘
丘の上にこじんまりとした7本の木が並んだ風景はいつ頃からか写真家たちの間で「メルヘンの丘」と呼ばれるように。
今では人気の撮影スポットです。
訪れた時は冬だったのでシンプルな風景画のようですが、ジャガイモ畑の花が咲く夏はまた違った景色となり、四季それぞれの違いを楽しめるところ。
場所は女満別空港のそば。
国道39号線という幹線道路沿いにあり見つけやすいのもいいところ。
またビューポイントパーキングという写真撮影用のパーキングが設けられているのでここからラクラク写真を撮ることができます。
女満別空港を利用したり、網走へ行かれた際はぜひこちらにも立ち寄ってみてください。
屈斜路湖と摩周湖の間にある硫黄山(アトサヌプリ)
屈斜路(くっしゃろ)湖から摩周湖に行く間にある硫黄山。
硫黄の噴煙がゴーゴーあちこちから上がるスポットです。
硫黄山というよりアイヌ語のアトサヌプリの呼び名の方が一般的なのかもしれません。
この珍しい風景は車を運転していて通り過ぎるだけでも気づきます。
まさに大地の鼓動を感じることができるところ。
記念写真に興じてたんですが、のちのち大変なことに!
しばらく全身に硫黄の香りが残ります。ww
特にセーターやファーのついたコートなど「毛」モノにはその香りが数日残るのでおしゃれな格好で行かない方がベターです!
写真好きに大人気!丘の町美瑛
北海道のほぼ真ん中にある美瑛は丘の町。
その美しい農業景観が観光客そして写真家を惹き付けて止みません。
大人気の美瑛の見どころは点在しているので、まず最初に美瑛駅横にある観光協会へ行き、町の地図をもらいあれこれ教えてもらうのが一番効率的な美瑛の歩き方です。
上の写真にあるような名もない丘の風景も魅力的ですが、美瑛には名前のついた有名な木がいくつもあります。
観光協会でもらえる地図に記載があるし、丘の途中に看板もあるのでその有名な木は結構見つけやすいです。
こちらは「旧マイルドセブンの丘」。
マイルドセブンのCMに使用されたのでこのような名前がついたわけですが、マイルドセブンの丘は2箇所あります。
もうひとつであるこちらの方が有名。個人的には旧バージョンの方が好き。
2箇所とも近くにあるのでどちらも見てみてください。
こちらは「クリスマスツリーの木」。
季節や時間帯によって見え方が変わるので何度も訪れたいスポット。
ただしこちらは個人の畑にある木なので畑の中に入るのはご法度です。
こちらも有名な「哲学の木」。
が、なんと、2016年2月24日に土地の所有者によって倒されて今では見ることができなくなったとのこと。(伐採を伝えるニュース)
この木自体(ポプラ)が寿命に近かったという理由もあるようですが、一番の理由は観光客&写真家のマナーの悪さ。
前述のクリスマスツリーの木も今では畑の手前に立ち入り禁止の看板とテープが貼られています。
マナーを守れないのは想像力の欠如に他なりません。
いい写真撮りたいならまずはマナーを守る。
これ以上美瑛の美しい風景が壊されないためにも強くお願いしたいです。
まとめ:北海道の冬の美を感じる絶景
冬の北海道の美しさを感じる絶景スポットを取り上げました。
- メルヘンの丘(女満別)
- アトサヌプリ(硫黄山)
- 美瑛の丘の風景スポット
美瑛での撮影は年々難しくなってきています。
まずはよそ者である旅人(フォトグラファー)がマナーを守り、美瑛の自然をリスペクトしてほしいものです。
富良野&美瑛で写真撮影したい人向けの撮影スポットガイド
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