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パリ20区にあるペール・ラシェーズ墓地と20区の治安

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ペール・ラシェーズ墓地って観光名所らしいけど治安はいいの?

女性でも安全に行けるところ?

ペール・ラシェーズ墓地(Cimetière du Père Lachaise)はパリの有名で人気の観光スポット。

治安に関する答えは

ペール・ラシェーズ墓地に行くだけなら問題なし

です。

今回の記事では日本人視点で見たペール・ラシェーズ墓地の様子と墓地があるパリ20区の治安に関してお伝えします。

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日本人視点で見たペール・ラシェーズ墓地


墓地の正門(たぶん)。

わたしたちはメトロ駅「ペール・ラシェーズ(Père Lachaise)」駅に近い入り口から入ったのでこちらの門から出入りはしませんでした。

墓地にはいくつか出入り口があるので、利用するメトロ駅などで最寄りのところから入るといいです。

ちなみにペール・ラシェーズ墓地への入場料はありません


日本人が想像するお墓とは全く異なる雰囲気。

中には家のようなお墓もあります。

それだからか住宅街を散策しているような錯覚を起こしたりしました。


このような並木道もあったりするので公園にいるみたいな気分。

ただこちらの墓地がフランスの一般的な墓地だとは思わないように!

うちの近所にある墓地は日本人のわたしから見てもごく普通。

ペール・ラシェーズは高名な人達が眠る墓地ということもあり、やはり特別です。


ペール・ラシェーズ墓地内にあった墓地の区画図。

写りが悪いので、左側に並ぶ有名人の名前がよく見えませんが。

ペール・ラシェーズに眠る有名人としては、エディット・ピアフ、バルザック、ショパン、モリエール、イヴ・モンタン、オスカー・ワイルド、など。

何をなし得た人かわからなくても聞き覚えのあるお名前がずらりと並びます。

その中でも一番人気のお墓を目指して墓地内をぐるぐる回りました。

ペール・ラシェーズ墓地で一番有名なお墓

区画図は北が真上になっていないこともあり、よく分からずなかなか見つけられなかったお墓。

近くに行くと結構な数の人がそのお墓の前にいたので、ようやくここだとわかりました。

特に目立つ墓石じゃないけど、いくつか花が置かれたのがそれ。

「James Douglas Morrison 1943-1971」と刻まれたお墓は、アメリカ人シンガー&詩人のジム・モリソン(Jim Morrison)のもの。

正直言って、ここを訪れる前はジム・モリソンの名前は知ってたけど、ドアーズのボーカルだったことも27歳という短命だったことも全く知りませんでした。

ただアメリカ人の彼がなぜパリで眠っているのか?というのは、調べたところ、

亡くなった同じ年(1971年)にパリに移り住み、同年7月、住んでいたアパート内で突然亡くなったから、ということのようです。(Wiki参照

アメリカに遺体が戻されなかった理由は色々あるんでしょうが、27歳とはあまりにも短すぎる生涯。

なぜだか彼のお墓がペール・ラシェーズでは一番人気。

墓石に落書きしたり、ゴミを放置したりの問題もあるからか、墓の前は柵が置かれていて、近づけないようになっていました。


墓以上に印象的だったのはこちら。

墓の横にある木の幹がヨシズのようなもので覆われているんですが、その上にくっついているのは無数のチューインガム。

理由はよく分からないけど、とにかくすごい数のチューインガム!

ジム・モリソンのお墓を目指して行きたい方は、上の区画図でいうと南東部に位置します。

見つけにくい場所にあるけど、ここを目指す人が多いので、人について行くのがベスト。

観光地となっているペール・ラシェーズ。

近くに行かれたら立ち寄ってみると面白いです。

墓地ではなく公園を散策しているような気分になりますよ。

ペール・ラシェーズ墓地(Père-Lachaise)
Père-Lachaise, 75020 Paris
https://pere-lachaise.com

20区で避けるのはベルヴィルエリア


19区のラ・ヴィレットから続く運河沿いの風景。

移民なのか元々いるホームレスのテントなのかは不明だけど、衝撃的な風景でした。

これもパリ。

パリの19区と20区は治安がよくない、とよく言われます。

もちろん区内すべてではなく一部です。

「治安が悪いって具体的にどういうこと?」

ここでいう治安が悪いというのは

「身の危険を感じる または 実際に身に危険が及ぶ」

スリ・ひったくり、(何もしてないのに)因縁をつけられるなどのことが起こる可能性が高い

ということです。

わたしたちの経験談

20区の治安のことなど考えず20区で治安が悪いと言われている「ベルヴィル(Belleville)」エリアを思いっきり通り過ぎてたわたしたち。

ペール・ラシェーズ墓地を訪れた後、メトロを使わず歩いて19区で利用したホテルに戻りました。

その間にある「ベルヴィル(Belleville)」というエリア。

実はエリアに入った途端、「ヤバいとこ来ちゃったかな?」という雰囲気を感じ取りました。


ベルヴィル通り(Boulevard de Belleville)という大通り(上の地図の左端の通り)を歩いてたら、北アフリカ系の料理を売る屋台や商店がズラズラ。

途中からは中国系のお店や人のエリアに変わる、というある意味おもしろいところではありました。

ベルギー人夫と一緒に歩いていたからか、ありがたいことに何も問題はありませんでした。

いくつか読んだ記事によると、このエリアはアフリカ系住民と中国系住民の仲が悪く、お互いいがみ合っているとか。

日本人は中国人に間違えられることが多いので問題を避けるためにもこのエリアには近づかない方が得策です。


イマイチな空気を感じ取っていたけど、ベトナム料理のお店を見たらつい入っちゃいました。ww

鶏肉のフォーとなぜか餃子。どちらも美味しかった!

客層はアジア系の人に加え、白人フランス人もちらほらいました。

昼間だったから問題なしだったのかもしれませんが心配な人はここは避けましょう。

まとめ:ペール・ラシェーズ墓地と20区の治安

20区にあるペール・ラシェーズ墓地周辺は治安的には問題なく観光も楽しめます。

ただそこから少し北に行ったベルヴィルというエリアはできるだけ避けた方が良さそう

19区とともに20区も注意すべきエリアがあります。

ブログなどでパリの治安に関して書かれているので、気になる方は

「パリ 治安」とググる

とあれこれ探せます。

 

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ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住12年 / 愛知県出身。 フランス・スイスを中心に実際に訪れてよかった国内外の観光情報をおとな女性向けにホンネで語ります。このブログが慌ただしい日々における暮らしの清涼剤になれたらいいなぁと思っています。