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【イギリス】北アイルランドを訪れる前に知っておいた方がいいこと

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2014年9月に初めて訪れたイギリスの一部である北アイルランド。

見どころはどちらかといえば北部の方にありますが、他にもあります。

今回は北アイルランドの北部以外のスポットと旅する前に知っておくといい情報をお伝えします。

【イギリス】北アイルランド北部での見どころ3選(世界遺産あり)2014年9月。 アイルランドから北アイルランドに行きました。 北アイルランドはイギリス連邦を構成するひとつ。 ...

北アイルランドでのポンド紙幣には注意!


(British Notesのサイトから画像をお借りしました。)

北アイルランドはイギリスなので、通貨はイギリスポンド

アイルランド(アイルランドはユーロ)から入国した際、ポンドを全く持ち合わせていなかったので、どこかの町の銀行で両替をしようと入ったら、郵便局へ行ってくれと言われました。

(200ユーロ札を出したのがいけなかったようです。大きな額の札は嫌われがち。)

郵便局で両替してもらいポンド札を受け取ると上の写真にあるようなお札を渡されました

なんだか見慣れないポンド札。

それもそのはずで、これらは北アイルランドでのみ流通するポンド札。

カウンターのおじさんに

「これってもしかしてここでしか使えないですか?」と聞くと、

「そうだよ。今朝両替した人にイングランドのポンド札、全部持ってかれちゃったからね。」と。

もうひとつ確認で、

「このお札をイングランドで換えてもらうことができますか?」と聞くと、

「ダメダメ。ここでしか換えられないよ。」

ゲッ!ここで使い切るか、大きな町の銀行で換えてもらうしかない!

結局最終日にガソリンスタンドで使い切れましたが、両替してもらってすぐはこの見たことのない北アイルランド紙幣が物珍しくてしげしげと眺めていました。

イングランドで通常出回っている紙幣は北アイルランドでも問題なく使えますが、北アイルランド紙幣は北アイルランドでしか使えません

北アイルランド紙幣は以下の4つの銀行から発行されているので、同じ10ポンド札でも絵柄が異なります。

  • Bank of Ireland (UK) plc
  • AIB Group (UK) plc (trades as First Trust Bank in Northern Ireland)
  • Northern Bank Limited (trades as Danske Bank)
  • Ulster Bank Limited


(Irish Newsサイトから画像をお借りしました。)

ちなみに2019年の早い時期からこの縦デザインの紙幣が流通するようになるとのことです。

これはUlster Bankから発行されるバージョン。

北アイルランド旅行のご参考にhttps://discovernorthernireland.com/

治安はいいけど英語が難しい北アイルランド

1996年にイングランドで語学留学していた頃、
北アイルランドではIRA(=アイルランド共和軍)のテロが頻発してました。

そんなこともあって

「北アイルランドに行くことはないだろうな。」

と思っていたのはずいぶん昔のこと。

今ではすっかり落ち着いて、旅人も安全に周遊することができるのでご心配なく。

ただここで苦労したのは英語

以前からニュースなどで耳にしていたので、

訛りがきつい、

ということはわかってたけど、これほどとは。

半分も理解できたかな?

英語力のなさが露呈しただけ? ww

北アイルランドに入る直前に旅したアイルランド英語も訛りはあったけど、
まだなんとか理解できました。

北アイルランドで最初に泊まったのは
エニスキレン(Enniskillen)という湖畔&川沿いの町。

時間の都合でこの町を見ることはなく、
すぐそばのローワーアーン湖(Lower Lough Erne)沿いを北に向かって走りました。

(アイルランドでは湖はLakeではなく、Lough)

その湖沿いで最初に車を停めた駐車場にいた地元のおじさんが、

「すぐそばに○○城があって、散歩するのにいいよ。今日はいい天気だしね。」

と教えてくれました。

たわいもない部分(いい天気とか散歩にいいとか)ぐらいはわかったけど、
肝心の城の名前は全く聞き取れず。

それでもせっかくなので、その「◯◯城」に行くことにしました。

*次項からは北アイルランドの見どころ&スポットの紹介です。

北アイルランドおじさんおすすめのお城


おじさんおすすめの「◯◯城」は
アーチデイル城(Castle Archdale)という城。

湖畔に広がる森を歩いたり、キャンプしたり、
湖をクルーズしたり、と夏向きな施設の雰囲気。

建物(トップと上の写真)は
ござっぱりしていて既に少し秋色もあったり。

静かにのんびり森を歩くには気持ちのいいところです。

(城は廃墟の部分もあるようです。)


湖畔のマリーナはこんな感じでした。

いいところでしたが滞在型のホリデー施設という雰囲気。

夏に家族で行くのが良さそうなところです。

イギリス最大の湖「ネイ湖(Lough Neagh)」


イギリスにある湖の中で最大の大きさを誇る

「Lough Neagh」。

この綴りからどう発音するのか最初わからなかった、、。

カタカナにすると「ロック・ネイ」。

日本語ではネイ湖となります。

北アイルランドの首都であるベルファーストからも近いので、
周辺に住む人たちのレジャーの場所的な湖です。

夫(写真家)の写真撮影のために訪れたわけですが、
基本的にアクティブな人向けかな?と感じました。

アントリム城&ガーデンという文化的なスポットもあります。

風景写真や絵画が好みの人にとって結構楽しめるスポットです。

見どころなど詳しくは下記のサイトをご覧ください。

ネイ湖ツアー:https://loughneaghtours.com/

ネイ湖周辺のおすすめ宿


ネイ湖の近くの大きめの町で宿泊したかったんですがいい宿が見つからず。

というわけでネイ湖の少し南にあるポータダウンという町で止まりました。

ここがとにかく素晴らしかった!!

北アイルランドの旅行者向けのサイトから見つけた「Cherryville House」。

宿泊した日はわたしたちだけしか客はいなかったみたいでした。

部屋数がどれぐらいあるのかは不明ですが、
宿泊した2人用の部屋は広く清潔で家具などの調度品もしっかりしてました。

バスルームは少しレトロなデザインだけど、使いやすかったです。

朝ご飯は右下の写真にあるように
アイリッシュブレックファースト(イングリッシュブレックファーストと同じ)
の一部をいただきました。

マッシュルームが特に美味しかった!

アート作品が品よくデコレーションされていてセンスがいい。

宿のマダムも上品で彼女の英語は北アイルランドの訛りもなく聞き取りやすかったです。

予約は「Booking.com」からできます。

ブッキングでのレビューでも「最高」評価です!

まとめ:北アイルランドを訪れる前に知っておいた方がいいこと

北アイルランドのポンド札が同じ国なのに
北アイルランドでしか使えないって普通は考えられませんよね?

びっくり注意点なので覚えておいてください!

英語が理解しにくかったりなど苦労もありましたが、
結構おもしろい北アイルランド。

ネイ湖近くのB&B「Cherryville House」も居心地よくサイコーでした。

ぜひ北アイルランドの旅を楽しんで来てください!

【イギリス】北アイルランド北部での見どころ3選(世界遺産あり)2014年9月。 アイルランドから北アイルランドに行きました。 北アイルランドはイギリス連邦を構成するひとつ。 ...
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ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住13年。愛知県出身。 フランス・スイスを中心に実際に訪れて体験した国内外の観光や生活情報をおとな女性向けにホンネで語っています。国内外レアな旅先が多く登場。またお気に入りのカフェやチョコレート情報もお届けします。