中部

民芸・クラフトのまち松本で楽しむ街歩きとカフェ

松本城の城下町という印象が強い松本。

松本は「民芸・クラフト」のまちでもあります。

民芸とは民衆的工芸品という意味で、人々が日々使うふだん使いの品々のこと。

市内には民芸家具や民芸品を取り扱うお店も多く、それが風情のある街並みとなっていてまち歩きが楽しい。

今回の投稿では松本の市街地を中心に民芸をキーワードにめぐる松本のまちについてお伝えします。

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松本へのアクセスと市内周遊

松本の玄関口「松本駅」

 

東京からも名古屋からも電車でアクセスできる松本は電車派にはとても便利な観光都市。

【東京から】新宿駅から「あずさ」で2時間30-50分

【名古屋から】「特急しなの」で2時間

大阪・京都からだと名古屋まで新幹線で行き、「特急しなの」に乗り換え。

また神戸・福岡・札幌からだと飛行機で「信州まつもと空港」までアクセスできます。
(松本空港から松本駅へはタクシーで約20分)

松本市内を周遊するには?

松本の市街地はコンパクトなので徒歩か自転車で周遊するのが便利。

松本市内のシェアサイクル情報】

松本市内では「HELLO CYCLING」アプリを利用してシェアサイクルが利用できます。

決められた専用駐輪場(ステーション)であれば、24時間いつでも、自転車を借り、返却できるサービス。同じステーションに返却しなくてもいいのが便利。

アプリをダウンロードしておけば観光客でも利用可能。

詳しくは松本市の<シェアサイクル事業>のページでご確認ください。

蔵の並ぶ中町通り

駅前の大通りを真っ直ぐ東に進み、本町通りで左に曲がります。

しばらく歩くと川の手前、右手に白壁やなまこ壁が目に入ってきます。

そこが「中町通り」です。

中町通りには電線がないのでスッキリとした蔵の並ぶ風情のある通り。

地元の焼き物屋さんに入ってみました。


地元の「束摩(つかま)焼」という焼き物の工房兼ショップ。

地元の焼き物作家さんたちの作品が所狭しと並べられていました。

束摩焼の中でも「岳シリーズ」が気に入りました。

信州の山々をイメージしたシンプルなデザインの湯呑み(上段中にあるもの)をお買い上げ。

冒頭でお話しした「民芸家具や民芸品を取り扱う店舗」はこの中町通りで多く見かけます。

「民芸(民藝)ってなに?」

民芸とは、柳 宗悦(やなぎ むねよし・そうえつ)を中心とした「民芸運動」から生まれた言葉。

柳宗悦のことばを借りると民芸の定義は以下のとおりです。

民藝とは民衆が日々用いる工藝品

不断(ふだん)使いにするもの、誰でも日々用いるもの、毎日の衣食住に直接必要な品々

柳宗悦著「民藝とは何か」より

 

(*AmazonのKindle版では要約バージョンが無料でダウンロードできます!)

民芸品とは見たり眺めたりするだけの美術品ではなく、日々の暮らしで使う工芸品。

上記の書籍にもこう書いてあります。

日々の器でありますから、自然丈夫でなければなりません。

繊弱では何の用にも立たない。

柳宗悦著「民藝とは何か」より

 

柳 宗理(やなぎ そうり)」さんというインダストリアルデザイナーをご存知ですか?

彼の父親が柳宗悦さんなんです。

柳宗理作品をご存知の方なら納得できる流れ。

わたし自身も柳宗理デザインのキッチンツールファンで日本にいた頃は鉄フライパンや片手鍋、ボールなどを愛用していました。

使いやすくてシンプルなデザインで頑丈。

まさにお父様の唱えた「普段使いの毎日必要で丈夫なもの」そのもの。

一度使うと他のツールは使えないぐらい。
(日本から取り寄せたい!)

 

話がそれましたが、中町通りには他にもカフェや雑貨店など特に女性が好む店舗が多く並んでいます。

あちこち立ち寄ってのんびり散策が楽しい通り。

歩いている間にもしお手洗いに行きたくなったら、中町通りを東にそのまま真っ直ぐ行くと、イオンモールがあって便利です。

歩行者専用のナワテ通り


中町通りの北側にある川のすぐ北岸に細い歩行者専用の道があります。

こちらがもうひとつの観光スポット「ナワテ(縄手)通り」です。

レトロな雰囲気が人気のナワテ通り。

通り沿いにある四柱神社。

ナワテ通りは四柱神社の参道として発達した通りなので駄菓子屋など懐かしい感じのするお店が並びます。

女鳥羽川をはさんで平行に並ぶ中町通りとナワテ通り。(ひとつ別の通りを挟む)

すぐそばにある2つの通りは松本観光ではマストです!

松本民芸の雰囲気を味わえる「八十六温館」

松本城近くにあるホテル「松本ホテル花月」。

このホテル内にあるカフェというより喫茶室の「八十六温館(やとろおんかん)」。

ホテル全体に松本民芸の民芸品が使われていてとても落ち着いた雰囲気。

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「八十六(やとろ)」という名前はネルドリップコーヒーを入れるのに最適な温度である「86度」から来ています。

民芸に囲まれて丁寧に淹れられたネルドリップコーヒーを味わう贅沢な時間が過ごせるカフェです。

アートのある北欧スタイルなカフェ「noyie」

最後は民芸ではないですが、松本城にほど近い場所にあるモダンなアートカフェ「noyie ノイエ」。

貸しギャラリーも併設され、カフェスペースのあちこちにアート作品が展示され開放的な雰囲気のカフェです。

かの有名なアーティスト草間彌生を生んだ松本市。

松本では町のあちこちでアートを感じられます。このノイエもそのひとつ。


アートより食い気が先のわたしは秋から冬にかけての限定アップルタルトに惹かれて入店。ww

たっぷりのリンゴが入ったタルトは濃厚な味。

このような素敵な空間で食べることでよりおいしく感じるんですよね。

場所はナワテ通りからすぐ北にあります。

カフェnoyie
http://www.noyie.jp

まとめ:民芸・クラフトのまち松本で楽しむ街歩きとカフェ

民芸、アート、クラフトにあふれた松本。

雑貨好き、カフェ好きの女性はきっと気にいるまちです。

松本という風土にあった民芸。

民芸という視点で見るとさらに松本が楽しめます。

ぜひ1泊だけでも宿泊して松本の街歩きを楽しんでください。

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