それは「ヴァランソル高原」です!
実際に2019年7月、ラベンダー満開時期ヴァランソルに行きました。
言葉の問題や移動方法などなど、日本人には訪れにくいスポットでもあるので、今回の投稿で以下の点をまとめました。
- ヴァランソル高原はどこ?
- どこを拠点にして周遊するといいのか?
- アクセス方法は?
- ラベンダーの見頃はいつ?
- ラベンダー畑での注意点
ヴァランソル高原はどこにあるの?
ヴァランソルはエクサンプロヴァンスの北東にある小さな村です。
地図内にある「Plateau de Valensole」がヴァランソル高原のこと。
ヴァランソル村の中心地以外の一帯にラベンダー栽培をする農家さんが密集しています。
なので、ヴァランソルでは上の写真にあるような、360度見渡す限りのラベンダー畑を見ることができるのです!
どこを拠点にして周遊するといいのか?
ラベンダー畑鑑賞をするのに便利なのは、ヴァランソルの西隣の町「Manosque(マノスク)」です。
ヴァランソルにも宿泊施設はありますが、小さめのB&Bがほとんどで、数が少なく、早めに予約する必要があります。
その点、すぐ隣にあるマノスクにはより多くの、そしてホテルからB&Bなど種類もさまざまな宿泊施設があって選択肢もあり便利です。
マノスクからヴァランソルまでは、車で約15-20分ほど。
一番便利そうだと感じたのが、高速道路の出入口のすぐそばにある「イビスホテル」。
マノスクの東端にあり、いちばんヴァランソルの近くあるチェーンホテル。
ここなら部屋にエアコンもあるので、昼間の暑い時間に部屋で涼むこともできます。
理想的なホテルは、プール付き。
朝の涼しい時間帯にラベンダー畑へ出かけ、日差しが強くなってきたら宿に戻ってプールサイドでのんびり過ごす。
そして日の入り時間の前(この時期の日の入り時刻は21時過ぎ)にもう一度ラベンダーを見に行く、とゆったりした休みが過ごせるはずです。
また、エアコンが部屋にあるかどうかも重要。
わたしたちは、エアコンなしのアパートホテルで大変な思いをしました…。
ヨーロッパのホテル予約にはBooking.comがホテル掲載数も多く便利!
Booking.comのアカウントをお持ちなら下にある地図検索窓からホテルをチェックしてみてください。
ヴァランソルへのアクセス方法は?
マノスクからヴァランソルへ行くバスがありますが、本数が少ないので実用的ではありません。
ラベンダー畑を鑑賞するには、やはり車(レンタカー)が必要です。
「フランスでレンタカーは自信ない」という場合は「オプショナルツアーVeltraにあるエクスアンプロバンス発のツアー」を利用するといいでしょう。
その場合は、エクサンプロヴァンスで宿泊しましょう。
Veltra催行のラベンダー鑑賞ツアーは6〜7月限定のツアーです。
そのため閲覧時期によってVeltraサイトに掲載されていないこともあります。
その際は【エクス・アン・プロヴァンス発のプライベートツアー】のページからお問い合わせください。
ただ、いい写真が撮りたい!と思っているならレンタカーの方がいいです。
というのも、ラベンダー撮影に最適な時間帯は早朝か日没前後。
ツアーだと昼間のとてつもない暑い日差しの元での鑑賞。
記念撮影をするにしても、光が強すぎて影ができやすく、あまりきれいに撮れない可能性が高くなります。
わたしたちが訪れた時も、昼間は36度ほどで強烈な日差しがさんさんと降り注いでいました。
ラベンダー畑では日かげもほぼないのでかなりキツいです。
ラベンダーの見頃はいつ?
年によってばらつきはありますが
だいたい6月末から7月中旬がラベンダーの見頃の時期。
ラベンダーを見るスポットに関しては
オート=プロヴァンス地域(ヴァランソルのある地域)の旅行サイト内に
「ラベンダー畑スポット」がわかるPDF(パンフレット)
がダウンロードできるので参考にしてください。
おみやげを買うのにぴったりな店舗2軒
ヴァランソルでラベンダー畑を鑑賞したら、何か記念になるものが買いたくなります。
その際におすすめのお店を2軒紹介します。
1. TERRAROMA
ラベンダーの精油などや雑貨ものを購入したいなら、「Terraroma」がオススメ。
大型ツアーバスもやって来る観光スポット的なお店で、駐車場も広いのですぐわかります。
精油にもちゃんと学名が記載されてました。
↓フロリハナの精油には、学名がちゃんと記載されており、さらにオーガニックで高品質です。
ハチミツ好きな夫(写真家)はここでラベンダーハニーを購入。
こちらの店舗は、バラエティー豊富な品揃えなのでいちばんおすすめです。
6月末から7月初旬に行くと、「ラベンダー+ひまわり」が同時に見られてサイコーです。
2. ロクシタン
マノスクからヴァランソルに行く途中にある「ロクシタン」の店舗。
「日本でもロクシタンは買えるじゃん!」
こちらにはミュージアム形式の展示があったり、限定商品があったり。
もちろん日本で購入するよりずっと安くなるので、ロクシタンファンの方はこの機会にぜひ。
ラベンダー畑での写真撮影と注意点
繰り返しますが、ラベンダー撮影に最適な時間帯は、日差しが高くなる前の朝と日の入り前の時間。
自撮り&記念撮影も同じです。
上の写真は朝に撮影したもの。
太陽光はほぼ背後から差し込んでましたが、まだ低い位置だったので柔らかい日差しでちょうどいいです。
雰囲気のいい写真が撮れます。
犬連れの人は他に2組見かけたぐらいでほとんどいませんでした。
うちの犬は悪さはしませんが、ラベンダー畑に入る際は抱っこしました。
誰もとがめる人はいませんが、ラベンダー農家さんへのリスペクトとして、ラベンダー畑内で犬を散歩させるようなことはしませんでした。
日差しを正面から浴びる状態です。
昼間のような強くキツい日差しじゃないので光の色が優しく、ラベンダーの色も温かみを感じるように見えます。
昼間に撮影すると、おそらく白とびした写真になってしまうでしょう。
また、ラベンダー畑でのドローン撮影はやめた方がいいです。
夫がドローンを飛ばしたら、ミツバチにドローンを攻撃されました ww
その後ドローンを掃除するのが大変でした…。
ここまでは、写真撮影に関すること。
他にも注意点があります。それは、
ラベンダー畑には大量のミツバチが飛んでいます!
こちらから攻撃していかなければ基本的何もしてこないので、静かにラベンダー畑に入っていけば大丈夫。
わたしは刺されることはありませんでした。
気になる人は、露出の多い服(ショートパンツや露出多めのシャツやワンピースなど)は避けましょう。
わたしは少しだけ不安だったので露出の多い服は避けましたが、ほとんどの人は全然気にしていない様子でした。
なんと妊婦さんでお腹を出して撮影してる人もいたぐらい!
服装に関しては個人的な感覚なので、それぞれの判断にお任せします。
まとめ:南仏にあるラベンダー畑のベストスポットは?
南仏にあるラベンダー畑でいちばん壮大な景色が楽しめるのはヴァランソル(Valensole)です。
・どこ?:ヴァランソルはエクサンプロヴァンスの北東にある小さな村。
・拠点にするにはどこがいい?:ヴァランソルの西隣にある「マノスク(Manosque)」という町に宿泊施設が豊富にあります。
(ツアー利用するなら、エクサンプロヴァンスに泊まりましょう。)
・ラベンダーの見頃は?:だいたい6月末から7月中旬がラベンダーの見頃の時期です。
・注意点は?:ラベンダー畑には大量のミツバチがいます。
自分から攻撃しなければ問題ありませんが、気になるなら露出の多い服は避けましょう。
また写真撮影に最適なのは、朝早めか日の入前(21時ごろ)です。
昼間は30度以上に上ることも多いので、かなり暑いと覚えておいてください。
南仏の旅で夏の昼間に行動するときに必要なものは以下の2つです!
(帽子はお好きなものでかまいません)
ラベンダーの咲く時期に雨が降ることもありますが、1日中降り続くということはほとんどないです。
今回の記事が、みなさんのラベンダー畑鑑賞に役立ちますように。
*南仏ゴルドでもラベンダー見られます↓