2012年5月末に3泊4日で訪れたヴェネツィア(Venezia 英語はヴェニス Venice)。
5月末だと昼間は真夏のように暑かったヴェネツィア。
3泊もあれば充分満足できるかと思ったらとんでもない!
見どころありすぎ、写真撮りたいスポットありすぎでした。
訪れる人誰もが魅力に取りつかれるヴェネツィア。
今回の投稿ではヴェネツィアへのアクセス方法そして必ず見たい観光スポット(+アクティビティ)を4つ紹介します。
そしてヴェネツィアの究極の楽しみ方もお伝えするので最後までお付き合いください。
- 最寄りのマルコポーロ空港までのフライトチェック「Booking com」
- ヴェネツィアでのホテル予約「Booking.com」
- ヴェネツィアへ電車で行くなら「ヨーロッパ交通の予約Omio」
- ヴェネツィアでのアクティビティツアー「ゲット・ユア・ガイド」
- Googleマップなどデータ使用に便利なeSIM「airalo」

ヴェネツィアへのアクセス方法

ヴェネツィアをGoogleマップで見ると、本土から多くの島を含む町だとわかります。
一般観光客がイメージするヴェネツィアは上の地図にあるヴェネツィア本島部分でしょう。
ヴェネツィア本島へのイタリア本土からのアクセスは本土と繋がったリベルタ橋を通る電車かバスを利用します。
飛行機でヴェネツィアへ行く場合は、本土にあるマルコポーロ空港が最寄り空港。
空港からはバスか水上バスでヴェネツィア本島にアクセスできます。

わたしたちはジュネーブからフライト利用してヴェネツィア・マルコポーロ空港着。
その後水上バスでヴェネツィアへアクセスしました。
水の都ヴェネツィアならではの交通手段で「ヴェネツィアに来たんだ!」と強く実感。
ヴェネツィアに空路で入る場合はイチオシのアクセス方法です。
ご存知でしょうがヴェネツィア本島内は車は走れず徒歩のみ(自転車もダメ)。
島内の交通は運河や島周辺を水上バスで移動します。
「ヴェネツィア滞在中にも何度か水上バスを利用したい」
と考えているなら水上バスパスを持っていると便利です。
特に本島からリド島、ムラーノ島、ブラーノ島などへ行くなら利用するのがお得!
気になる方は水上バスパスの詳細をチェックしてみてください。
注意:空港からの水上バスには使えないパスです。
ヴェネツィアで必ず見たいスポット4選

ヴェネツィアは街全体が見どころと言っても言いすぎじゃないほどどこも絵になる町。
究極は街歩きだけで充分楽しめるけど、一応有名なところはひと目だけでも見ておきたいもの。
ここではそんな必須のヴェネツィアで見ておきたいスポット+アクティビティを4つ紹介していきます。
1. サン・マルコ広場周辺

ヴェネツィアの中心にあるシンボル的な広場「サン・マルコ広場(Piazza San Marco)」。
訪れた当時は工事中の箇所があり、それを避けて撮ったので変な角度な写真ですが…
世界で最も美しい広場とも言われるようですが、個人的にはそれほど感動はしませんでした。
広場うんぬんではなく広場を囲む建物や周辺に見たいスポットがあります。

広場で見ておきたいひとつサン・マルコ寺院(Basilica San Marco)。
サン・マルコ寺院はいつでも中に入りたい人たちの長蛇の列があります。
わたしたちは内部の写真撮影が禁止されていることもあり入場しませんでした。
中に入りたい場合はチケットを公式サイトかツアーサイトなどで先に購入しておきましょう。
ちなみにサン・マルコ寺院の入場券は2ヶ月前からしか入手できません。
あと注意点として袖なしシャツ、短パン、サンダルなど露出の多い服装での入場は禁止されています。
スーツケースなど大きな荷物の持ち込みの禁止。
大声で叫んだりなど迷惑行為をすると間違いなく追い出されます。
日によっては一般への開館時間が遅くなったり、セレモニー関連でクローズになることもあります。
なので旅の日程が決まったら一度サン・マルコ寺院の公式サイトでチェックしておくといいでしょう。

サン・マルコ寺院の右手にあるドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)。
ドゥカーレ宮殿は現在は美術館となっていて、イタリア絵画を堪能することができます。
イタリア美術ファンなら見ておきたいところですが、ここもサン・マルコ寺院と同様混み合うので事前に入場券を購入しておきましょう。
ツアーサイトではサン・マルコ寺院とドゥカーレ宮殿の入場券をセット売りをしていることが多いのでどちらも行きたい場合はツアーサイト利用が良さそう。
どちらかだけでいいなら公式サイトでそれぞれ購入しましょう。
「ヴェネツィアをとことん見尽くしたい!」
それならヴェネツィアのシティカードを利用するとお得。
ドゥカーレ宮殿への優先入場やムラーノ島、ブラーノ島へのツアー、ゴンドラ乗船など30ものアトラクション体験が可能。
シティカードは1〜5日間の期間が選べます。(内容は選択したオプションによって異なる)
シティカードに含まれている特典などの詳細は以下のリンクからチェックしてみてください。

写真は対岸のサルーテ側から見たサン・マルコ広場。
中央右側の白いアーチが連続している建物がドゥカーレ宮殿です。(実際は白じゃなくベージュ色の建物)
左側に見える塔はサン・マルコ寺院の鐘楼。
上にのぼることもできますが、サン・マルコ寺院の入場料とは別です(2024年時の入場料:€10)。

サン・マルコ広場の東側、ドゥカーレ宮殿内にあるため息の橋(Ponte dei Sospiri)。
ドゥカーレ宮殿内に入ると渡ることができます。
外から見るなら、南側にあるパリャ橋から眺められます。
ため息の橋は、昔ドゥカーレ宮殿の尋問室と右手の牢獄を結んでいた橋。
囚人が橋の小さな窓から見える最後のヴェネツィアの景色を見ながらため息をついたからこのように呼ばれるようになったとか。
あくまで言い伝えですが、今では観光ゴンドラの通り道。
ロマンティックな雰囲気の方が上回っています。

サン・マルコ寺院から見て右手にある建物は、旧行政館(Procuratie Vecchie)。
上の写真にある建物が一番古い建物。
サン・マルコ寺院から見て左手にあるのが一番新しいもの(新行政館)。
サン・マルコ寺院の正面にある建物はナポレオン翼と呼ばれる建物でコッレール美術館。
これら3つの建物は繋がっています。

サン・マルコ広場にはいくつかカフェがあります。
カフェの前でクラシカルな音楽演奏が行なわれてることが多い。
ただ他のカフェの前でも演奏が行なわれていて、いろんな音が混ざって不協和音が生じてましたけどね ww

新行政館の1階部分にある老舗のカフェ・フロリアン(Caffe Florian)。
1720年創業のヴェネツィア最古のカフェ。
ここもヴェネツィアの観光名所です。

サン・マルコ広場は何度も行き来し、カフェの前も何度か通り過ぎましたが、タイミングが合わず入店しませんでした。
場所柄通常のカフェより値が張るけど、雰囲気の良さが入口からでも伝わりませんか?
休憩のタイミングがあればぜひ入店してみてください。
2. リアルト橋

ヴェネツィアでいちばん有名な橋リアルト橋(Ponte di Rialto)。
19世紀まではカナル・グランデ(大運河)を渡る唯一の橋だったそう。
現在でもメインの橋であることには変わりありません。
橋の上はフィレンツェにあるポンテ・ベッキオみたいにお店が並んでます。
こんな角度で撮った理由は落書きがあったため。
落書きあり写真はこんな感じ↓

なんか残念。
(訪れたときにあったものでいつもあるとは限りませんけどね)
3. カナル・グランデ

リアルト橋からの眺め。
この運河が「カナル・グランデ(Canal Grande)」です。
ヴェネツィアで最も幅のある大きな運河でヴェネツィアの象徴。

アカデミア橋からのカナル・グランデ眺め。
アカデミア美術館に通じる橋です。
カナル・グランデの写真を撮るなら、このアカデミア橋からの方がいいと感じました。
写真中央にある教会は「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂(Basilica Santa Maria della Salute)」。
この教会あたりまで行くと対岸からサン・マルコ広場にあるドゥカーレ宮殿が見えてその眺めも格別です。
4. ゴンドラ乗船

ヴェネツィア名物と言ってもいいゴンドラ。
写真はアカデミア橋のたもとで見かけたゴンドラです。
ゴンドリエーレ(ゴンドラを漕ぐ人)たちが声をかけてくることも多いけど、正式な乗り場から乗った方がトラブルは少なそうです。

わたしたちも乗りたかったのですが、「最低料金80ユーロ」と言われ…。(コレたぶん法外な価格)
ヴェネツィアを訪れる時期にもよるけど、わたしたちが訪れた5月末だと運河のあちこちで渋滞が発生してました。
この状況だとゴンドラの乗船時間を短縮されちゃうんじゃないかという懸念もあって乗船しませんでした。
でもヴェネツィアまで行ったならゴンドラ乗りたいですよね。
思うに観光客慣れしたゴンドリエーレは人を見てだませそうかどうかすぐに判断できるはず。
なので先にツアーの予約しておくとぼったくられずに済みそう、な気がします。
前述したシティカードを購入しておけばそれを見せるだけでゴンドラ乗船できるし。
ゴンドラ乗船だけのツアーも多くのツアー会社が提供しています。
下記に紹介しているツアー会社はどこも日本語で予約できるのでヴェネツィアでゴンドラに絶対乗りたい!と思ってたら一度チェックしてみてください。
- ゲット・ユア・ガイドのゴンドラ遊覧を見てみる
- ベルトラのゴンドラ遊覧を見てみる
- kkdayのゴンドラ遊覧を見てみる
- 楽天トラベル観光体験のゴンドラ遊覧を見てみる
ヴェネツィアでの究極の楽しみ方

ヴェネツィアで必ず見ておきたいスポットを目にした後にしたいこと。それは
あてもなくヴェネツィアの街中を歩くこと。

世界どこ探しても運河が張り巡らされて車も通らない町なんてヴェネツィアだけですから。
ヴェネツィアは治安もいいし、とても小さな町。
道が入りくんでいるから迷子になりそうだけど、自分のお気に入りの建物や塔などを目印にすれば元の道に戻ってこれます。
特に街並み写真・動画撮影好きならこんなに素晴らしい被写体はなかなか見つけられません。

ちなみにわたしが旅先で参考にする&よく撮るもののひとつがポストカード。
その土地らしい風景がわかるし、撮影の参考にもなるから。
ポストカードに写っているスポットを探してみるのも楽しいし。

その土地らしいお土産を買うのもいいけど、結局はタンスの肥やしになりかねない。
なのでそれを写真で撮っておくのもいい思い出になります。
ヴェネツィアらしいお土産のひとつがカーニバルのマスク。
カーニバルは毎年2月に開催されますが日程は年によって変わるので要チェック。
5月に訪れてもカーニバル用のマスクは売られていたので年中あるはず。

街歩きから写真撮影の話に脱線しちゃいましたが…w
街歩きをしていると何かしらおもしろいものが目に入るので写真に収めるのもよし、何か着想を得て人生に活かすのもよし。
ヴェネツィアはユニークで日本では見られない風景ばかり。
あなただけのスポットを見つける街歩きをぜひ楽しんでください。
あと少しヴェネツィアで撮った写真をシェアします。
(写真をタップすると拡大されます)




まとめ:ヴェネツィアで必ず見たい観光スポット4選
ヴェネツィアで必ず見たい観光スポット+アクティビティは以下の4つ。
- サン・マルコ広場周辺
- リアルト橋
- カナル・グランデ
- ゴンドラ乗船
2012年5月に旅したヴェネツィア。
ヴェネツィアでは3泊しても時間が足りないと感じたぐらいでした。
日本からイタリア旅行ツアーに参加するとよくあるのはミラノなど他の都市に行きヴェネツィアは長くても2泊だけ。
でもヴェネツィアで1泊、2泊じゃフラストレーション溜まります!w
今回紹介した定番スポットだけなら1泊でもいいかもしれません。
でもヴェネツィアの良さはサン・マルコ広場だけじゃない!
街歩きをしてヴェネツィアに住む人の暮らしを垣間見ることこそがもっとも楽しいアクティビティ。
特に写真好きにはカメラが手放せません。
ヴェネツィア旅行の参考になれば嬉しいです。
下記のチェックリストもどうぞご活用ください。
- 最寄りのマルコポーロ空港までのフライトチェック「Booking com」
- ヴェネツィアでのホテル予約「Booking.com」
- ヴェネツィアへ電車で行くなら「ヨーロッパ交通の予約Omio」
- ヴェネツィアでのアクティビティツアー「ゲット・ユア・ガイド」
- Googleマップなどデータ使用に便利なeSIM「airalo」

