ジュネーブにはおいしいショコラティエ(チョコレート店)がいくつもあります。
今回紹介するMartel(マルテル)はその中のひとつ。
200年以上の歴史がある老舗のショコラティエにはティールーム(カフェ)が併設されているので優雅なティータイムをチョコレートとともに楽しめます。
今回の記事ではMartel(マルテル)の魅力をとことんお伝えします。

ジュネーブのショコラティエ「Martel(マルテル)」の歴史

まずは簡単にMartel(マルテル)の歴史を紹介します。
マルテルは1818年に菓子職人のルイ・ニッフェンガー(Louis Nyffenegger)がジュネーブの人気エリアであるカルージュに店舗を構えたのが始まり。
その後、1860年に彼の友人である菓子職人のジュル・マルテル(Jules Martel)が後を引き継ぎ「メゾン・マルテル」と店名を変え現在にいたります。
というわけでマルテルは200年以上の歴史を持つ老舗店。
現在ではジュネーブ市内や近郊合わせて店舗は10軒以上。
観光客も利用しやすいジュネーブ空港やコルナヴァン駅前にも店舗があります。
(ショップ一覧はこちらを参照)
Martel(マルテル)のティールームの様子

マルテルの特徴とも言えるのは店舗にティールーム(サロン・ド・テ)が併設されていること。

チョコレート店なのでショーケースには魅力的なチョコレートが並び、持ち帰りだけでももちろん大丈夫。

ケーキ類や小さめのサンドイッチなどの軽食も豊富。
マルテルは市内でも目立つ立地にあるので、近郊に住み始めてからすぐに存在は意識していましたが、チョコレート店というイメージは大きくありませんでした。
▼なのでこのジュネーブの高級チョコレート比較でも取り上げませんでした。

それはカフェ(サロン・ド・テ)のイメージが強いから。
老舗ゆえなのか、客層も落ち着いた感じの中年以降の人が多く、内装自体もシックで雰囲気もいい。
わたしのような50代以降ならしっくりくるカフェだと感じます。

コーヒー(わたしはいつもデカフェですが)も味わい深く、マルテルのチョコレートを添えてサーブされます。
このようにシルバープレートに水を添えてサービスしてくれるお店は品のいいところ。
店員さんもカジュアルな人もいるけど、たいてい丁寧な人が多い印象です。

最近では自分の中で当たり前になってきてるけど、犬連れもまったく問題なし、なのも嬉しい。
わたしたちがよく行く店舗はジュネーブ郊外のヴェズナ(Vésenaz)にあるマルテル。
この町はリッチな人が多いので、カジュアルでも服装が違うな、と感じます。
季節ごとに魅力あるMartel(マルテル)のチョコレート

日本の和菓子やパティスリーは季節感を重視しますよね。
こちらでも日本ほどじゃないけど、売れる時期(クリスマス、イースター、最近はバレンタインも)はそれを意識した商品が並びます。
写真にあるのはイースター時期のチョコレート。
真ん中の楕円形のチョコレートはイースターエッグをイメージしたもの。
マルテルのチョコレートには保存料や添加物は使われておらず、職人による手作りのもの。
もちろんその分お値段もそれなりですが、スーパーに並ぶチョコレートとはクオリティが違います。

また夏の暑い時期にはアイスクリームも販売されます。
チョコレート店だから、とチョコレート味を選びましたが、当然のごとくおいしかった!
まだいただいたことはないけど、冬ならホットチョコレートを試してみたい。
きっとおいしいはずなので。
Martel(マルテル)のショコラティエのチョコレートが日本で買える!
2013年からメゾン・マルテルのマスター・ショコラティエを務めるマチュー・ルルナール(Mathieu Lerenard)。
数々の賞を獲得し、有名ショコラティエとのコラボレーションもしている彼のチョコレートが2025年のバレンタインチョコレート販売期間限定で日本(三越伊勢丹)でも購入できます!
例えば下記にあるこのような商品。
MATHIEU LERENARD/マチュー・ルルナール SDC0125 ボワット プラリネ 16P ML25-01 お菓子・チョコレート【三越伊勢丹/公式】マルテルのオンラインストアでも似た商品が販売されており、もちろんスイスで購入する方が多少安くはなります。
最近のバレンタインの傾向は自分へのご褒美として高級チョコレートを購入する人も多いとか。
彼のチョコレートも候補のひとつとして検討してみてはいかがですか?
まとめ:ジュネーブの老舗ショコラティエ「Martel(マルテル)」
わたしの中ではショコラティエよりカフェのイメージの強いジュネーブの老舗店「Martel(マルテル)」。
ですが、チョコレートの味は間違いなく上質でハズレのないおいしいものばかり。
マルテルのティールームは流行りではなく落ち着いた雰囲気を好む人向け。
ジュネーブにいらしたらぜひ優雅なティータイムをマルテルでお過ごしください。
チョコレートに興味がわいた方は一度三越伊勢丹のサロン・デュ・ショコラのページをのぞいてみてください。
【三越伊勢丹】サロン・デュ・ショコラ オンラインストアマルテルのマスターショコラティエ「マチュー・ルルナール」のチョコレートをチェックしてみたい方は下記のリンクを見てみてください。
MATHIEU LERENARD/マチュー・ルルナール SDC0125 ボワット プラリネ 16P ML25-01 お菓子・チョコレート【三越伊勢丹/公式】▼その他のジュネーブ高級チョコレートなら以下の記事をご参照に

