ベルギー

【ベルギー】古戦場だけじゃなく街歩きもしたいワーテルロー(半日滞在記)

ベルギーにあるワーテルロー(Waterloo)という町はご存知ですか?

フランス皇帝ナポレオンが大敗した戦い「ワーテルローの戦い」の場として世界史で習うので名前は聞き覚えがある人が多いんでじゃないでしょうか。

ベルギー人夫の実家から割と近く、彼は子供のころから何度か行ったことがあり

「ワーテルローはリッチな人が多く住んでる落ち着いた町で暮らしやすそうなイメージ」

と何度か聞かされていたのでその街並みを一度見てみたいと思っていました。

2022年クリスマス時期の実家帰省時に少し時間があり、ワーテルローへ行ってみることに。

せっかくの機会なので古戦場の記念碑のある場所にも行きました。

半日滞在でしたが落ち着いたワーテルローの雰囲気を感じられました。

今回はワーテルローの半日滞在記に加え、ヘルシー系のランチやディナーができる店舗も紹介しています。

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ワーテルローってどこにあるの?

ワーテルローは首都ブリュッセルの南にあるワロン地域の町。

ブリュッセルに電車で最短30分で行けるので完全に通勤・通学圏の町です。

ワロン地域の町なので言語はフランス語。

町中にある聖ジョゼフ教会

写真にある教会がある通りがワーテルローのメインストリート。

通り沿いにはさまざまなショップやレストランが並び、周辺にもスーパーなどあるので生活もしやすそうな印象を受けました。

写真をなぜか撮らなかったので説得力に欠けますが、街並みや人の行動を見た限りではゆとりがあり、生活に余裕がありそうな人が多い感じ。

理想の郊外生活が送れそうな、まさに夫が言ってたとおりの暮らしやすく住んでみたいと感じる町でした。

ワーテルロー古戦場は見ておきたい

せっかくワーテルローに来たなら、歴史や戦場に興味がなくても見ておきたい古戦場周辺。

古戦場にはワーテルローの戦いに関する歴史博物館、連合軍の勝利を記念して作られたライオンの丘(Butte du Lion)に加え、ワーテルローの戦いに関する絵画を取集した美術館や当時から残る農場の展示があります。

歴史好きなら見尽くすのに半日以上はかかりそうな充実した施設。

実は古戦場があるのはワーテルロー市内から少しだけ出たブレン・ラルー(Braine-l’Alleud)という町。

古戦場にだけ行きたい場合はブリュッセルから直接電車(もしくはバス)でブレン・ラルー駅まで行ったほうが便利です。

古戦場にはレストランも併設されている

その場合はブレン・ラルー駅から徒歩約30分、もしくはバス(W)で約15分で古戦場へアクセスできます。

わたしたちは犬連れで行ったので博物館には入れませんし、ライオンの丘に登ることもできませんでした。(犬連れでは入場禁止なので)

たとえライオンの丘に犬連れで登れたとしても階段の幅が狭いので無理だったと思いますけどね。

古戦場にある施設の入場料は4ヶ所すべて入場できるチケットのみの販売でハイシーズンとオフシーズンで料金が異なります。

古戦場にある4つの施設(博物館、絵画展示会場(Panorama)、ライオンの丘、農場(Hougoumont))の入場料金(2024年時)

参照:https://www.waterloo1815.be/en/

  • ハイシーズン(4月から10月):23€
  • ローシーズン(11月から3月):19.50€

ワーテルローの町中にも博物館

古戦場にも充実した博物館などの施設がありますが、ワーテルロー市内にもまた別の博物館があります。

ワーテルローはイギリス・プロイセンなどの連合軍が司令部を置いた町でした。

そのことから(なのか?)こちらの博物館は連合軍側の司令官ウェリントンの名前をとった「ウェリントン博物館」となっています。

入口の「1815」という数字はワーテルローの戦いがあった1815年という意味。

結構かっこいいデザインです。

こちらは入場料が10€。

ちなみに古戦場周辺にある施設とウェリントン博物館にナポレオンの最後の司令部があった施設を合わせたコンボチケット(Pass1815)もあります。

大人料金で29€。

このPass1815は1年間の有効期間があるので1日ですべて訪れる必要がないのが嬉しいポイント。

ワーテルローの戦いに興味がある人ならかなりお得なチケットじゃないですか?

(*入場料金は2024年時のものです)

ワーテルローでヘルシーに食べるなら

ワーテルローには日本でも知られる「Paul」や「ル・パン・コティディアン」といったベーカリーカフェなど気軽にランチやお茶できる店がいくつかあります。

旅先では野菜の摂取が少なめになるので、わたしたちが外食する場合は「ポケボウル(Poke Bowl)」を提供するレストランをできるだけ探して行くことにしています。

ポケボウル(Poke Bowl)とは?

ハワイ料理で、刺身を細かく切ったものを醤油などのソースで和えたものをライスの上に乗せたどんぶりスタイルの食事。

ポケ、ポキとも呼ばれる。

ヨーロッパでよく見るポケボウルはカスタマイズできるタイプも多い。

以下の5種類から好きなものを組み合わせることができる。

  • ベース:ライス(白米・玄米)、パスタ、キヌアなど
  • タンパク源:チキン、マグロ、サーモン、豆腐、えびなど
  • 野菜類(数種選べる):にんじん、枝豆、アボカド、きゅうりなどなど
  • トッピング(数種選べる):ゴマ、ナッツ類、パクチー、のり、ハーブ類など
  • ソース:醤油、照り焼きソース、マヨネーズ、ごま油、ワサビなど

ワーテルローにも1軒ポケボウルを提供するお店がありました。

「Komo Bowl Waterloo(Googleマップでみる)」というハワイアン料理のお店。

このお店でも自分でカスタマイズすることもできたけど、この時は固定メニューのマグロポケボウルをチョイス。

玄米の上にマグロ、枝豆、しょうが、わかめ、にんじんがのった醤油味のポケボウル。

お茶の中に玄米茶があったのでそちらを。ティーバッグのアイデアがグッドでした。

マグロ漬けのマリネ液がちょっと味濃かったけど、ホッとする味。

ベルギーは料理おいしい国だけど、醤油の国の人にはこんな料理を週1回は食べたくなるもの(わたしだけ?)。

Googleマップで「poke bowl」と検索すると現在地周辺でポケボウルを提供しているお店が出てきます。

ヨーロッパでヘルシー系な外食を求めているならポケボウルはおすすめですよ。

まとめ:古戦場だけじゃなく街歩きもしたいワーテルロー

ワーテルローは古戦場跡で知られています。

ただ古戦場はワーテルロー郊外にあるので、ワーテルローの町をスキップしちゃう人がほとんどでしょう。

街並み写真が教会だけしかないので説得力ないですが、ワーテルローの町は治安のいい落ち着いたところ。

食事やお茶できる店も結構あります。

古戦場ももちろん見たほうがいいですが、ぜひワーテルローも街歩きもしてほしいな。

それだけがお伝えしたくてこの記事を書きました。

ご参考になれば幸いです。

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ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住13年 / 愛知県出身 フランス・スイスを中心に実際に訪れてよかった国内外の観光情報をおとな女性向けにホンネでお伝えします。国内外レアな旅先が多く登場。またカフェやチョコレート情報もお届け。