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【中国杭州】西湖十景でめぐる世界遺産の西湖 – 北湖畔編

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上海から中国新幹線(高鉄)で行ける杭州(Hangzhou)。

杭州でいちばんの見どころで
世界遺産にも登録された風光明媚な「西湖」は見逃せません。

今回は西湖の北湖畔エリアの見どころを紹介します。

【中国杭州】西湖十景でめぐる世界遺産の西湖 - 東湖畔編上海から中国新幹線(高鉄)で行ける杭州(Hangzhou)。 杭州でいちばんの見どころで 世界遺産にも登録された風光明媚な「西湖」は見...

西湖十景とは

西湖には10箇所の景勝スポットがあります。

十景を表す4文字の漢字と
その意味を英語で表記したものが以下の表です。

  • 断橋残雪(Lingering Snow on the Broken Bridge)
  • 平湖秋月(Autumn Moon over the Calm Lake)
  • 曲院風荷(Lotus in the Breeze at Crooked Courtyard)
  • 双峰挿雲(Twin Peaks Piercing the Clouds)
  • 蘇堤春暁(Spring Dawn at Su Causeway)
  • 三潭印月(Three Pools Mirroring the Moon)
  • 柳浪聞鶯(Orioles Singing in the Willows)
  • 花港観魚(Viewing Fish at Flower Harbour)
  • 南屏晩鐘=浄慈寺(Jingci Temple, Evening Bell at Nanping Hill)
  • 雷峰夕照=雷峰塔(Leifeng Pagoda, Leifeng Pagoda in Evening Glow)

今回はこの中から以下の4箇所を
ピックアップしてお伝えします。

  1. 断橋残雪
  2. 平湖秋月
  3. 曲院風荷
  4. 三潭印月

西湖十景の「断橋残雪」


西湖の北東にあたる地点に湖上にかかる橋
(断橋=Broken Bridge)があります。

この手前が「断橋残雪」と呼ばれる十景のうちの1スポットです。

冬に雪景色を眺めるのに最適な場所とのこと。

訪れた12月は冬というより晩秋の陽気だったので雪ではなく、、、


紅葉真っ盛りな箇所も結構ありました。

断橋の手前の東屋風な建物の周りが鮮やかでした。


この東屋風な建物の前にこの石碑はあります。

「西湖十景ー断橋残雪」と刻まれているのでここだと分かります。

10箇所の石碑写真は撮れなかったけど、
ある程度写真が貯まると軽く達成感があるので、
スタンプラリーをしてるようなゲーム感覚で楽しめます。


断橋を越えるとそのまま白堤(Bai Causeway)に繋がっています。

こちらも前回の「柳浪聞鶯」エリアのように、
柳の並木道となっています。

そのまま西へ進むと次のスポットにたどり着きます。

西湖十景「平湖秋月」


白堤は西湖北部に浮かぶ孤山という島に繋がっています。

この石碑はその島に入ってすぐ、
次の写真にある建物がある敷地に入る門のところに立っています。


建物の上に「平湖秋月」とあるのが見えます。

この楼閣から中秋の名月を眺めるスポットとして有名なスポットなんです。


楼閣の前ではお茶がいただけるようになっているのでいただきました。


杭州では英語が通じるところがなかなかなく、
こちらでも悪戦苦闘しながら(というか最後は適当に)、
烏龍茶を頼みました。

いつも飲む烏龍茶とは違い、
妙に薄い色しか出なかったのが不思議。

烏龍茶じゃなかったのかも、、、。

中国茶を頼むとおつまみが大量に付いてきます。

食べ切れませんでした、、。

ただ湖畔に気持ちよくお茶ができる場所がある、
ということが嬉しかったです。

日本だと案外このようなところないですから。


こちらの島には公園や史跡など結構見どころが集まっています。

わたしたちは湖畔沿いしか歩きませんでしたが、
上の写真は入り口に「西冷印社」と記された文化的スポット。

書道の筆や篆刻された印章などを展示販売するところで、
建物や庭の様子がとても素敵でした。

孤山ではこのように寄り道したくなるスポットがあちこちあるので、
ある程度時間をかけて回ってみてください。


また、ここは夕日スポットでもあるようです。

美しい夕焼けが孤山から望めました。

西湖十景「曲院風荷」

前述の孤山から橋を渡り、
湖畔の道を左に曲がり西へ進みます。

最初の堤防道に入らず、
そのまままっすぐ進むと湖上を渡るいくつもの橋が見えてきて、
公園のような場所にたどり着きます。

ここが「曲院風荷」と名付けられたスポット。

曲院風荷のベストシーズンは初夏から夏にかけてハスの花が咲く頃。

訪れた12月は残念ながら、、、


枯れ残ったハスの葉しかありません。

ハスの花狙いなら初夏から夏に訪れてください。

ここは「福井園」と名付けられていて、
看板を見たら福井市と姉妹都市で
その記念に造園された庭園とのこと。

完全に中国風な庭園ですが良い雰囲気でした。


「曲院風荷」を代表する風景のこちらの橋。

こちらにもハスがあります。

橋の上を渡る人は常に絶えません。

人無し状態の写真を撮りたいなら早朝しか撮影は無理です。

こちらでは素敵な外観のカフェも発見!


スタバです。

こちらに入ろうとしたんですが混みあってて入れませんでした。

行けなかった西湖十景「双峰挿雲」

行けなかったというより、
十景は全て湖畔にあるものだと思い込んでいたので、
「双峰挿雲」が山の中腹にあるスポットだとは思いもよらず。

「どうしても十景制覇したい!」

という目標がなければここはスルーしてもいいかと思います。

双峰とは西湖の西部に位置する南高峰と北高峰のことで
2つあるから合わせて「双峰」。

現在は双峰からの風景が昔とは違い
杭州の都会の様子を見下ろす形となります。

それはそれでいいのですが
昔ながらの風景を求めている人には
なんか違う感となるでしょう。

また結構歩かなくてはならないので、
時間がない人には不向き。

わたしたちが滞在時に知っていたとしても行かなかっただろうな、
と思います。

ボートで行く西湖十景「三潭印月」


今回紹介する最後のスポット「三潭印月」。

こちらは湖畔にあるものの、
湖の中に浮かぶ島にあるので、
ボートが唯一のアクセス手段です。


遊覧ボートは湖畔のあちこちから頻繁に出ています。

往復一人55元(2017年12月現在)。

同じ乗船場に戻ってもいいし、
島から別の乗船場に行くボートに乗ることもできます。


三潭印月も前述の平湖秋月と同様、
中秋の名月を楽しむスポット。

島から見える湖に浮かんだ小さな塔(上の写真)と
月が一緒に見える頃の風景が美しいとのこと。


島は田んぼの田の字をした形で内側は池のように見えます。

三潭印月へは遊覧ボートの運航時間内にしか行くことができないので、
人無し写真は無理です。

12月であれだけ混み合っているなら、春から秋にかけての時期はどうなるのか?

大人気の観光地ゆえに人混み問題は避けられません。

まとめ:西湖十景でめぐる世界遺産の西湖 – 北湖畔編

今回は西湖の北部湖畔にある西湖十景の4箇所の見どころをまとめました。

登場したのは以下のスポット。

  1. 断橋残雪
  2. 平湖秋月
  3. 曲院風荷
  4. 三潭印月

「三潭印月」は湖の中央に浮かぶ島なので、
厳密には北部ではありませんが。

西湖十景はあくまで目安。

中でも山の中腹にある「双峰挿雲」は、
時間がある人、歩きたい人、十景を制覇したい人
でない限り行かなくても良いかと。

西湖の湖畔だけで美しく、
見どころありすぎて時間が足りないくらいなので。

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ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住13年 / 愛知県出身 フランス・スイスを中心に実際に訪れてよかった国内外の観光情報をおとな女性向けにホンネでお伝えします。国内外レアな旅先が多く登場。またカフェやチョコレート情報もお届け。