山口県萩市。
萩は古い街並みが保存された風情のある城下町。
古い街並みが好きな人なら必ず気に入る萩城下町。
今回の記事では萩城下町に加え、萩での必見2つの寺院を紹介します。
本投稿で紹介するスポット一覧地図
今回の記事内で紹介するスポットをGoogleマップ上にまとめました。
右上の四角い枠をクリックすると拡大地図を見ることができます。
ピンクのカメラマークがついているのがおすすめスポット。
黄色のはてなマークが観光協会の場所。
黄色のPマークは城下町観光するのに便利な駐車場の場所。(駐車料金310円)
萩駅横の観光協会で情報収集
雰囲気のある萩駅の駅舎内。
この記事で萩旅行の予習をしていただければ不要かもしれませんが ww
地元のことは地元の観光協会で聞くのがいちばん!
というわけで萩に着いたら最初に萩駅の横にある萩市観光協会で情報をゲットしましょう。
観光協会では町の地図をいただき、駐車場の場所や街並み情報をゲットできたので街歩きがラクラク楽しめました。
萩市へのアクセス&宿泊施設
萩はアクセスのいい町とは正直言いがたいです。
例えば新幹線の最寄り駅は瀬戸内よりの新山口駅。
萩へは新山口駅から車やバスで1時間超かかります。
(観光協会サイト:萩へのアクセス参照)
これを考えて萩に行く時は萩もしくは周辺の町に最低1泊した方がじっくり楽しめます。
萩は観光地で温泉もあるので宿泊施設のチョイス結構あります。
わたしたちが実際に訪れた時は予算的に合わなかったので隣の長門に泊まりました。
ちなみに長門市で宿泊したのは「KULABO大正館」でした。
長門から萩へは車で30分ほどでアクセスできるので問題なし。
山口を欲張り旅したい場合、
(例:萩&元乃隅神社&青海島&角島大橋を全部見たい!)
ロケーション的には長門で宿泊施設を探すのが便利。
萩市内での宿泊施設検索なら以下のサイトが便利です。
世界遺産にも登録された萩城下町
萩は関ヶ原の戦いに破れた後の毛利輝元によって作られた城下町。
現在もその武家屋敷や商人の住まいが保存され当時の雰囲気を味わうことができる街並みが大変魅力的。
観光人力車も見かけました。
なまこ壁のあるこの通りは菊屋横丁といい、日本の道100選にも認定されている風情のある通り。
こういう通りは歩くだけでワクワクします。
訪れてから初めて知ったんですが、ここ萩城下町は「明治二本の産業革命遺産」のひとつとして2015年に世界遺産に登録されています。
萩周辺には他にも4箇所登録されているスポットがあるので、興味がある方は下記のリンクをご参照ください。
渋い色合いから淡い色使いまである柔らかい雰囲気でシンプルなつくりな萩焼。
写真のお店で小さなミルク入れを記念に買いました。
萩焼の店舗は城下町だけでなくあちこちにあります。
↓萩焼はこのようなイメージです↓
日本庭園好きなら菊屋家住宅へ
上記の菊屋横丁と伊勢屋横丁の間にある菊屋家住宅は藩の御用商人の住宅で重要文化財として保存されているところ。
入場料がかかりますが、日本庭園が素晴らしいので庭園好きにはおすすめです。
訪れた日はいいお天気で散策するには気持ちがよかったんですが、晴れた日の写真撮影がいいことばかりではないことを実感しました。
特にこのような建物の横にある庭園には影ができてしまうので、曇りまたは薄曇りの方が庭園撮影にはベター。
とはいえ美しい庭園には変わりありません。
萩で必見!毛利家の菩提寺「大照院」と「東光寺」
萩は毛利家によってつくられた城下町。
萩には毛利家の菩提寺が2箇所あります。
その2つの寺院には圧巻の毛利家墓所があります。
大照院
萩駅から程近いところにある大照院(臨済宗)の毛利家墓所。
大照院には初代藩主、2代目から12代目藩主までの偶数藩主と婦人の墓石があります。
そして圧巻なのがその手前に並んだ600基もの石灯籠。
これらは藩士によって寄進されたものです。
お墓なのでなんですが、こういった同じものが重なり合う風景というのは被写体として面白いもの。
このような被写体がお好みの方にはたまらない寺院です。
大照院
拝観料:200円
東光寺
もうひとつの菩提寺である東光寺。
幕末期に吉田松陰が主催していた塾である「松下村塾」のあるエリアにある黄檗宗寺院。
こちらには毛利家の3代目から11代目までの奇数代藩主と夫人の墓石があり、大照院と同じく寄進された500基もの石灯籠がその前に並んでいます。
大照院の雰囲気と似ていますが、東光寺の墓所にはもみじがあったので紅葉時期は違う様子が見られそう。
こちらは門構えからして名刹だと思わせる立派な寺院です。
1693年ごろ建立された総門。こちらが一番最初に目にする門です。
1812年ごろ建立された三門。こちらも堂々たる門です。
大雄宝殿という名の本堂。この裏手に墓所があります。
萩に来たらぜひこちらの東光寺へも足を運んでみてください。
東光寺
拝観料:300円
まとめ:世界遺産の萩城下町と萩で必見の2つの寺院
萩城下町のみどころと2つの必見寺院を紹介しました。
萩には他にも萩城址や吉田松陰ゆかりの松下村塾、松蔭神社などあり幕末の歴史に興味のある人にも魅力的な町。
城下町や昔の街並みが保存されている町が好きな人(=京都、金沢、松本、松江などが好きな人)向きな萩。
キッチングッズなどの焼き物好きな人にも柔らかい印象の萩焼は使いやすい焼き物です。
ちょっとアクセスしにくい町ですが萩、いいところですよ!