安倍元首相の地元である山口県長門市。
長門は日本海に面していて、美しい海岸線を陸からも海からも眺めることができます。
写真撮影が目的なら陸からがいちばん。
遊歩道も整備されていて散策するだけでも楽しい。
今回は長門の海岸線をのぞめる青海島を紹介します。
長門市内から道路でつながっている青海島
長門市の北側にある青海島(おおみじま・おうみじま)。
地図でご覧のとおり道路でつながっているのでらくらくアクセスできます。
北長門海岸国定公園の一部である青海島の海岸線には奇岩が立ち並ぶ屋外美術館のよう。
写真好きにはたまらないスポットです。
個人的には鳥取の旅でお話した浦富海岸の方が好み。
ただ浦富海岸は広範囲に渡っていて車で各スポットを回らなければなりませんが、こちらの青海島では遊歩道沿いに全て見どころが集まっているので効率的に海岸線の美を目にすることができるのがいいところ。
(場所が離れているのであまり比較にはなりませんが、、)
海上アルプスからの眺めはサイコー!
青海島の海岸線は別名「海上アルプス」とも呼ばれる自然美の宝庫。
この海岸線沿いに整備された遊歩道は青海島自然研究路(メモリアルロード)と称されています。
<青海島自然研究路ガイドマップpdf>
上の遊歩道マップにあるように、Aコース1200m(約40分)、Bコース700m(約20分)の2コースありますが、Aコースに見どころが集まっているのでAのみでOK。
それでは青海島の海岸線の美をご堪能ください。
夕暮れ時はロマンチックな雰囲気になります。デートにもよさそう。
右手にある穴の空いた巨岩は象の鼻と名付けられています。確かに象に見えます。
こちらは中の浦と呼ばれるビーチで下に降りることもできます。
(ゴミが散乱していたのが残念でしたが)
変装行列と名付けられた奇岩群。
真ん中の2つの岩の間に降りてくる夕日を狙うフォトグラファーに人気なスポットです。
十六羅漢と名付けられた奇岩群の一部。
岩よりも雲のかたちに惹かれて撮った写真。
こちらは静が浦というビーチで夏は海水浴場となっています。
面白いかたちをした岩を眺めながらの海水浴も楽しいかも。
この静が浦までがAコースです。
早い人なら30分ぐらいで歩けるし、ここまでで十分楽しめます。
また観光船もあって50分から1時間20分のコースが5つあるので、海から眺めたい方は予算と時間でチョイスしてみてください。
青海島観光汽船:https://www.omijimakankoukisen.jp
駐車場のおっさんには注意
こちらの海上アルプスへは青海島に入ってから一本道をひたすらまっすぐ行くとたどり着けます。とっても分かりやすい。
駐車場も1箇所(前述のガイドマップの右手にある駐車場は2016年現在はなし)ありますが、有料(普通車500円)。
まあそれだけならいいけど、駐車場管理のおっさんがちょいうざ、、、。
行く前からGoogleマップのレビューで「駐車場に変わったおじさんがいます。」というコメントを何件かみていたのでどんなんかな?と思ってたけど。
こんな感じです。
- 駐車料金を支払う際に「後で説明するからこっちに来て」と言われる。
- 遊歩道に向かう途中にどうしても料金所近くを通らざるを得ないので呼び止められる。
- Aコース・Bコースの説明はさらっとだけ。それよりも自分のトランペットの演奏や飼い猫の芸を頼んでもいないのに見せられる。
- 挙げ句の果てには安倍元首相とのツーショット写真まで見せられる。
早く歩きに行きたいのにこんなに足止めさせられイライラMAX!
後から分かったのは、駐車場横にあるダイビングセンターの脇を通れば料金所近くを通らなくても駐車場にたどり着けるということ。
それよりもこの駐車場の手前に車を停めることができるところを後に発見!
この看板の100m先が駐車場なんですが、この看板の手前に数台の自販機があり、その自販機横に数台は車が停められるスペースがあります。
実は夫(写真家)が夕暮れ時にも撮影したいということで再度こちらを訪れた際はまた500円支払うこともためらわれたし、それ以上におっさんのパフォーマンスを見せられることにうんざりしていたので、二度目はこちらへ停めさせていただきました。
ここに駐車することはあまりおすすめするわけじゃないけど(安全面とか)、一応情報まで。
青海島海上アルプス
駐車場:500円(150台分)
参考サイト:https://nanavi.jp/sightseeing/omijima/
まとめ:奇岩のある海岸線風景を目にしたいなら青海島へ!
青海島の海岸線は写真好きには絶好の撮影ポイントです。
青海島の海上アルプスは歩くだけでも楽しいところなので長門に行ったらぜひ行ってみてください。
長門で必見!いちばん楽しめたスポットでしたよ。