飛行機で旅をする時、みなさんのお好みは窓際席ですか?
それとも通路席でしょうか?
それぞれ好みがあるかと思いますが、
国際線のフライトは長時間におよび、
「まだまだ若いから大丈夫!」
と思っていても何かと疲れるもの。
ビジネスクラス以上の席ならそんな問題もないでしょうが、
多くはエコノミークラスを利用するかと思います。
航空券を予約する際、
直接エアラインのサイトで予約する場合は
同時に座席を選択できます。
また、格安航空券が購入できるサイトやツアーで予約した場合でも
航空会社のオンラインチェックインを利用することで
事前に座席指定(または変更)ができます。
座席を選択する時、
飛行機に乗りなれていない場合は
どの座席を選択していいものか迷いうもの。
そんなあなたを助けてくれるのが
今回紹介するサイト「SeatGuru(シートグル)」です。

SeatGuru(シートグル)とはどんなサイト?
上の画像はSeatGuru(シートグル)のホームページ(2016年11月現在)です。
SeatGuru(シートグル)は
2001年10月に立ち上げられた
飛行機の座席情報を簡単にチェックできるサイト。
その後、旅の口コミサイトである
「TripAdvisor (トリップアドバイザー)」
に買収され安定した経営状態となっています。
現在のところ利用言語は英語のみとなっていますが、
使い方はごく簡単ですので次から説明していきます。
SeatGuru(シートグル)の使い方
ホームページ画面の中ほどの
「Find Seat Maps」(シートマップを探す)
とある下に、
航空会社名(最初の1文字を入力すると予測変換してくれます)
便名(フライトナンバー)=番号のみ
出発日
を選択し、
オレンジ枠内の「FIND SEAT MAP」をクリックすると、
このような画面に切り替わります。
この場合の検索条件は以下のとおり。
航空会社:ANA
便名:不明 → この場合は便名の下にある「I don’t know my flight number(便名がわからない)」をクリックして、発着空港をそれぞれ入力します。
この時は、出発:東京(すべて)、到着:ロンドン(すべて)
出発日:2017年2月1日
希望する便の右側にある
「View map(マップを見る)」
をクリックすると
下記のようなシートマップが現れます。
飛行機の先頭から表示されるので
ファーストクラス・ビジネスクラスから表示されます。
エコノミークラスはスクロールダウンしていくと見ることができます。
画面右側にある「In-flight amenities」では
機内サービスの情報もチェックできるようになっています。
こちらがエコノミークラスのシートマップ。
画面右にシートマップの色分けの意味が表示されています。
拡大してみましょう。

緑色:おすすめ座席
黄色:注意すべき座席
赤色:悪い座席
緑・黄色の混合:良い悪いが混在
白色:普通の座席
と色でおすすめや注意が示されています。
色がついた座席の上にカーソルを合わせると
そこのおすすめ(または悪いなど)理由が表示されます。
例えば、
- 良い座席の場合:「非常口の列なので足元が広い。」
- 注意の場合:「トイレやギャレーが近いので
うるさいかもしれない。」 - 混在の場合:「足元は広いかもしれないが、
アームレストが固定されているので
幅がせまくなりがちである。」 - 悪い座席の場合:「リクライニングがほとんどないかもしれないし、
トイレやギャレーに近いのでうるさい。」
とこのような記述がされています。
無難な選択としては緑色か白色の座席。
SeatGuru(シートグル)では
シートの快適さに重点が置かれていて、
通路側・窓側に関しては考慮されていない傾向
があります。
あくまでシートの好みは個人差があるかと思うので、
ご自分の好きな席を選ぶのが一番ですが、
SeatGuru(シートグル)がよい目安となるのは間違いありません。
ちなみにサイト名にあるグル(Guru)の意味は
サンスクリット語で指導者・尊敬すべき人物というのが基本的な意味。
西洋ではそこから転じてカリスマ性をもった一芸に秀でた人物を
「グル(発音的にはグールー)」と呼んだりもします。
まとめ:シートグルで事前に座席をチェックする方法
飛行機を利用する旅では
距離が長くなればなるほど
シートの快適さが重要になってきます。
それを事前に予測できるのが
今回紹介した「シートグル」というサイト。
もちろんあなたの周辺に座る乗客のタイプによっても
快適さに違いはでます。
ただ最低限の条件を選ぶのにシートグルは役立ちます。
個人的には長距離フライトだと通路側が好み。
(トイレが近いので気を使わずに席を立てるから。)
シートグルはまず基本的な快適シートを選ぶのに便利です!
