2016年7月のバリ旅。
わたしにとっての3度目のバリ島旅行でした。
1度目は2000年の日本が冬の時期。
2度目はその数年先。
前回の旅から10年以上も経っているので、バリ島も様変わりして当然。
最初の2回の旅は、ホテル周辺を軽く観光してのんびりするという旅スタイルでした。
そのような旅ならホテルさえいいところならバリ島にいい印象を持ちます。
今回の旅はホテルでの時間も取りつつ、ドライバーさんを頼んでかなりあちこちまわりました。
バリ島内を動くと見えてくるものがそれまでとは違いました。
そこで今回の投稿では、バリ島旅行に向く人・向かない人を分析してみました。
(ちなみにこの分析は、過去2度のバリ旅行のホテルステイのスタイルには当てはまりません。)

ホテルの善し悪しに大きく左右されるバリ島旅行
バリ島での滞在を楽しくするのに一番大事なことは自分に合ったホテルを探し出すこと、です。
これはバックパッカースタイルの旅をする人には関係ない要因でしょう。
ラグジュアリーではない、一般的な40代以降の大人の旅をする人にとって重要な要素ではないかと思うんです。
ホテルの立地にもよりますが、バリ島ではホテルを一歩出ると、現実が見えてきます。
ぶっちゃけとても不衛生!
おしゃれと言われているスミニャック(Seminyak)地区も歩きました。
お店やカフェ・レストランはたくさんあり、確かにおしゃれなお店は多いけど、歩道はお世辞にも綺麗とかしゃれてるなんて言えません。
またバリ島南部は慢性的に道が渋滞していて、車とバイクの往来が絶えません。
バリ島まで行ってそのようなカオス状態の中で長い時間を過ごしたくはないですよね?
一定以上レベルのホテルなら大金をはたかなくてもゆったりと静かな時間が過ごせます。
バリ島へ行く理由って、おそらくリラックスしたい、もしくはサーフィンをしたいという人が大半で町中でカフェに入り浸りたいという人は少数派なんじゃないかな?
特に1週間以内の短期滞在ならなおさら。
おそらくカフェにいる西洋人の大半は長期滞在している人たちだと思われます。
話がそれたついでに。
バリ島南部のビーチではいろんな意味で話題のブルキニをまとった人を見かけました。(赤い丸)
バリ島でもムスリムの人が増えてきてるんですね。
バリ島で自分に合ったホテルを見つけるのは実際至難の業です。
でも優先順位が決まっていれば結構リストは絞られてきます。
予算・ロケーション・ホテルのスタイル(大型/小規模/ヴィラ)・ホテル内の設備&サービス(空港送迎・マッサージやヨガレッスンがあるかなど)などで比較すればいいでしょう。
当ブログで紹介したホテルもご参考にしてみてください。

ちなみにですが、予算に制限なんてなーい!というリッチな方。
以下のホテルがバリで2016年現在リュクスなホテルだそうです。(ドライバーさん情報)
バリ島での移動はドライバー次第?
トップと上の写真はバリ島南部にある夕日スポットとして有名なウルワツ寺院。
朝イチで行ったからか見どころなしでした。
ここにはサルがいて、ウブドのモンキーフォレストにいるサルとは違いかなり凶暴なのでご注意を!

バリ島では基本的に公共交通機関がありません。
南部にバスが走っているようではありますが、実用性はあまりなさそう。
なので移動はタクシーかドライバーさんをチャーターする、もしくは宿泊先のホテルの送迎に頼るというのが一般的。
レンタカー(or レンタルバイク)という選択肢はあるにはあるけど、バイクの洪水は台湾の比じゃないので、バリ島をなんども訪れている人以外にはおすすめしません。
あちこち周遊したい人は必然的にドライバーさんを雇う必要があります。
わたしたちの場合は英語ができる人でお願いしてた最初のドライバーとの相性が悪かった。
彼の英語はかなり拙く、こちらの意図をなかなか理解してもらえなかったんです。
それでパドマリゾートが空港送迎に利用している「Golden Bird」という会社に頼んでみたところ、運良く感じのいい英語も堪能なドライバーさんと巡り会え、その後は彼オンリーでお願いしました。
写真右上に控えめに写っているのがそのドライバーのバグースさん。
写真はバリ島西部の夕日スポットで有名なタナロット寺院。(夫撮影)
わたしは体調が悪く行けなくて残念。
夕暮れ時は大勢の人が来るので、と早朝6時ごろ到着した夫(写真家)とバグースさん。
夫が写真撮影している間も付かず離れずで様子を見守っていてくれたそう。
わたしが同行した時も、ある程度のところまではいつもついてきてくれて、何かあれば現地の人と話をしてくれたりなどのサポートをしてくれ本当に助かりました。
最初のドライバーさんはそのスポットに到着したら、「じゃあ後ほど。」って感じでなんのヘルプもしてくれなかったので、バグースさんの優しさとちょうどいい距離感がとても心地よかったです。
残念ながらバグースさんは日本語は話せないので英語のみとなりますが、とてもおすすめのドライバーさんです。
バリに向く人・向かない人
前述のタナロット寺院に近いバトゥボロン寺院。
ここも早朝に夫(写真家)が訪れたためほとんど人なし。
夕方に行くとすごいことになります。ww
ホテルから一歩外に出るといろいろ大変なバリ島ですが、基本的に人は穏やかでフレンドリー。治安も悪くはないです。
ただ聞いたところによると、バリ人は未来というものを考えることなく今を生きているんだそう。
それはそれでいいけど、発展とか成長とか改善とかいう概念が欠けているということ。
いつも道が混んでることを改善しようとかは考えないようです。
あんな大渋滞でイライラしないのか?と疑問に思うけど、あまりいらつかない人たちみたい。
ある意味うらやましいけど。
そんなことを踏まえて、バリに向く人をまとめてみました。
- Love & Peaceな人(ヒッピー系)
- 裸足でどこでも歩ける人
- 不衛生なことが気にならない人
- 気が長くてのんびりな人
- スクーターや車をカオス状態でも運転できる勇敢な人
- 野心がない人
- 胃腸が強い人(水や油にやられない強靭な胃の持ち主)
バリに向かない人はこの逆のタイプ。(つまりわたし!ww)
バリ島3度目にしてようやく自分がバリに向かないんだとわかりました ww
まとめ:バリ島旅行に向く人・向かない人を分析
バリ島旅行中は体調を崩したこともあって、少し感情的になってました。
少し時間をおいて冷静に分析したところ、やっぱり自分にはバリは向いてないなということがわかりました。
バリ島旅行に向く人は、以下のとおり。
- Love & Peaceな人(ヒッピー系)
- 裸足でどこでも歩ける人
- 不衛生なことが気にならない人
- 気が長くてのんびりな人
- スクーターや車をカオス状態でも運転できる勇敢な人
- 野心がない人
- 胃腸が強い人(水や油にやられない強靭な胃の持ち主)
決してバリ島を非難しているわけではありません。
あくまでわたし分析なのでご自身で実際に行ってみて感じてみてください。
わたしと似たタイプの人がどのような感想を持たれるのか気になります。
