2018年2月。

秋田県を周遊後、新潟へ行きました。

夫(写真家)はもちろん、わたしにとっても初めての新潟への旅。

秋田県と同じく、新潟県も冬はどこでも雪深いと思っていたら違いました。

やはり実際に訪れてみないとわからないことばかりです。

新潟県内は4つの地域に分かれています。

  1. 下越(かえつ)地方:新潟市より北東部
  2. 中越(ちゅうえつ)地方:長岡市や柏崎市などの中南部
  3. 上越(じょうえつ)地方:上越市、糸魚川市、妙高市の南西部
  4. 佐渡(さど)地方:佐渡ヶ島

今回の記事は新潟市を拠点としてめぐった新潟県北部、下越地方の見どころをお伝えします。

また雪の多い地域に冬旅する上での注意点も書いています。

▼豪雪地帯の上越地方を冬に旅した記事です

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新潟県村上市にある景勝地「笹川流れ」

村上市は新潟県の最北、日本海側にあります。

ここには「笹川流れ」と呼ばれる景勝地があります。

鉄道駅でいうと、桑川駅から越後寒川駅の間の約11kmの区間。

特急いなほに乗ると、ちょうどこの区間を列車が走るので景色を楽しめます。

海岸沿いにこのような説明板がありました。

この時は日本海の荒波、ではなかったけど、冬らしい寒々とした風景。

岩の上からのびた形のいい木々などもいくつかあり、夫(写真家)は結構気に入った様子でした。

ただ風景写真家じゃないわたしのようなタイプなら遊覧船に乗って奇岩めぐりをする方が楽しいと思います。

遊覧船に乗るも冬じゃない方がいいですね。

笹川流れで立ち寄りたいスポット

笹川流れを訪れたら立ち寄りたいスポット。

それは「笹川流れ 塩工房」です。

駐車場も完備されていて便利。

笹川流れ塩工房のすぐ隣には「Salt&Cafe」と書かれた建物があったけどこの時は閉まってました。

どうにもお手洗いに行きたいタイミングだったので、思い切って塩工房に入ってお手洗いを貸してもらえるかと聞くと、気さくに「どうぞー」と。

用を済ませた後、ようやく落ち着いたので工房内をみると、ショップにもなってました。

塩など様々な商品が所狭しと並ぶその横では古い釜があり、何やら作業中。

お手洗いを借りたので何か買わなきゃな、と購入したのが

こちらの塩あめ。

ほんのり塩味のある優しい口当たりの飴ちゃんでした。おいしかった!

せっかくなので塩作りに関して伺うと、応対してくれた男性が塩の作り方や塩に関することを色々詳しく教えてくれました。

以下がその内容です。

  • こちらの塩工房では昔ながらの薪を使った塩作りをしている
  • 工房のすぐ脇が海岸なので直接海水を取り込んで塩作りをしている
  • 海水から塩ができるまでの時間は約15時間
  • 1トンの海水からできる塩の量は約16kgほど
  • 100%海水から作る塩は普通の塩と比べて3分の1の塩分量(漬物や梅干しを作るのに最適)
  • スーパーなどで販売されている塩は、外国から岩塩を仕入れて溶かして作るのでかなり塩分が高い
  • こちらの塩工房がスタートしたのは平成10年(1998年。塩の専売が終了したのがその1年前)

これを伺ってから

「塩自体を買えば良かった」

と思いましたが、とりあえず飴だけにしました。

普通に売られている塩と比べるとかなり高くなります。

でも日本人は塩分過多になりやすいので、それを考えたらこちらの塩を利用する方が健康的。

むしろ医療費がかからなくなる可能性が高いので、安くつくのかもしれません。

工房での塩作りの様子は職人のいる工房の雰囲気さながらで小さなところですが素敵でした。

カフェは冬はクローズするけど、春から秋にかけてはオープンするそう。

笹川流れの景色を見ながらお茶できるのは気持ちよさそうですね。

冬でも美しい古刹の「乙宝寺」

村上市の南にある胎内市にある乙宝寺(おっぽうじ)。

なんと736年開山。

奈良時代にはすでに存在していたというかなりの古刹です。

仁王門もどっしりとした構えでこの時点で期待できる雰囲気。

乙宝寺は日本海沿岸から遠くはない位置にありますが、積雪してました。

でも写真をご覧のとおり、拝観しやすいように雪かきしてくれていて感謝。

駐車場にある境内図を見てもかなり大きく立派な寺院だというのがわかります。

境内の中心のお堂である大日堂の脇にある阿弥陀如来像(かな?)。

境内の中も雪かきしてくれてて拝観にはまったく支障ありませんでした。

境内には美しい三重塔もあります。

1620年、村上城主周防守忠勝公の寄進により建立されたとのこと。

朱塗りの鐘楼もキリリと建っていて、こちらの身も引き締まる感じ。

こちらも朱の色が美しい六角堂。

説明によると、六角堂は結びの堂とも呼ばれ、良縁成就の御利益がある、とのこと。

乙宝寺には松尾芭蕉も訪れたとのこと。

その当時からこちらは桜の名所で、芭蕉も

「うらやまし浮世の北の山桜」

という句を詠みました。

ライフワークの真言宗寺院めぐりの一環として拝観しましたが、またひとつ心に残る真言宗(智山派)寺院だと感じました。

真言宗に興味のない人でもいいお寺だと感じるはず。

村上市からアクセスするなら、日本海東北自動車道を利用するとスムーズです。

ちょうど乙宝寺の最寄りインターチェンジまでは無料区間で助かりました。(2018年当時)

乙宝寺は境内の拝観は無料です。

大日堂内にある宝物殿のみ有料(300円)。

宝物殿の拝観は9:00-16:00

冬の新潟観光の注意点

最後に冬の新潟観光での注意点をお話しします。

新潟市からもほど近い新発田(しばた)市。

新発田市はお城がある城下町。

素敵な日本庭園(清水園)もあったりで通常ならある程度時間をかけたい町です。

ただし冬だと…

新発田城閉まってる!!(新発田城オープンは4月から11月

ちゃんと調べて行けよ、ってことなんですが(苦笑)

新発田城が閉まってるなら清水園(日本庭園)もクローズか開いていてもあまり楽しめなさそうかな、と思い「清水園」には立ち寄りませんでした。

ちなみに清水園は通年オープンしてます。

というわけで雪の多い地域の冬観光は、施設が閉まっていることも多いので行く前に必ずチェックしてから行ってください!

失敗したわたしたちから学びましょう(笑)

秋田から新潟の移動は特急いなほで

わたしたちのような移動方法はあまり多くはないかもしれませんが、もし秋田・山形から新潟へ移動したい場合にお役立てください。

秋田から新潟への移動方法を調べたら、ちょうど秋田駅から新潟駅を結ぶ特急いなほがあることを発見。

あまり本数は多くないし、特急と言いながら秋田ー新潟間は3時間40分ほどかかるスローな特急ですが(笑)

でもちょうど自分たちの行きたい場所の区間を走る電車があってありがたかったです。

そして日本海側沿いギリギリを走るので眺めもいい。

前述した笹川流れもよく見えます。

足元からの暖房がかなり強く、暑いぐらいだったので、喉が渇きましたが車内販売があったことも助かりました。

山形県では酒田と鶴岡に停まります。

秋田から山形・新潟の日本海側を移動する際は利用価値の高い列車。

冬は吹雪の時など運行の遅れがある場合があるのはデメリットですが。

わたしたちは運よくスムーズに新潟駅に到着できました。

まとめ:新潟県北部の見どころ「笹川流れ」と古刹「乙宝寺」

新潟県北部の見どころとして2箇所紹介しました。

  1. 笹川流れ(村上市)
  2. 乙宝寺(おっぽうじ・胎内市)

笹川流れは冬以外の方が一般的には楽しめますが、乙宝寺は冬でもいい雰囲気でした。

<新潟の冬の積雪に関して>

「新潟市内の雪は大したことない」と旅の前に聞いていたとおり。

そして新潟県北部に行っても日本海側だとほとんど雪はなし。

秋田県と同じく、内陸に行けば行くほど豪雪。

そして新潟の場合は中越、上越と西に行くほど雪が多い。

よそ者からすると地理的に少し不思議な感じですが、標高も影響してるんでしょうね。

新潟市から北の下越地方なら、冬でもそれほど雪のことは心配しなくてもいいことがわかりました。

それでも冬に新潟へ行く場合は行きたいところがオープンしているか、そして積雪情報はチェックしてから行くほうがベターです。

▼同じ新潟でも上越地方の冬は違いました

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ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住13年。愛知県出身。 フランス・スイスを中心に実際に訪れて体験した国内外の観光や生活情報をおとな女性向けにホンネで語っています。国内外レアな旅先が多く登場。またお気に入りのカフェやチョコレート情報もお届けします。