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冬もおすすめなニース!ニース観光の醍醐味は散策【フランス】

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1月という冬真っ只中に南仏ニースに行くというのは珍しい。

もちろん観光はオフシーズン。

2018年1月にニースを訪れたのは、夫(写真家)による写真展がニース空港そばにあるアジア美術館にて開催されることがきっかけ。

とはいえ避寒としてニースに行くのも悪くないと感じました。

1月のニースは天気良し、晴天日の昼間の最高気温は15度前後まで上がることもあります!

今回の投稿では冬にもおすすめなニースでの歩くことの楽しさをお伝えします。

ニースは「リヴィエラの冬季行楽都市ニース」として2021年に世界遺産登録されています。

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ニースのビーチ沿いは歩くのに最適


ニースを訪れた理由が夫(写真家)の写真展の開催イベントに合わせてだったので、アジア美術館そばのホテル(=空港そばのホテル)に宿泊しました。

ニース観光が主の目的なら、旧市街や海岸線に近いホテルに宿泊した方が観光にも食事にも何かと便利です。

同じフランスでも在住地とはまったく気候が異なるニース。

冬でもずいぶん過ごしやすい!

ニースと言えばやはりビーチ

ビーチ沿いの道は「プロムナード・デ・ザングレ(Promenade des Anglais)」、直訳するとイギリス人の散歩道、という長い遊歩道。

2016年7月にこの遊歩道でテロ事件が起こったのも記憶に新しいところ。

歩いた限りではテロのメモリアルのような表示やモニュメントは何もありませんでした。

現在ではそのような悲しい悲劇が起こった形跡は全くなく、平和で冬でも暖かいリゾートの雰囲気で溢れています。


プロムナード・デ・ザングレの至るところに街乗りができるよう自転車があったけど、説明読んだ限りは使いにくそう。

地元の人か長期滞在する人なら利用してもいいかな?と思える、この辺はおフランスな不便さが漂います。ww


歩いているうちにだんだん薄手のジャケットですら不要に思えるほど暑くなってきた!と思った頃、こんな夏を先取りしたようなテラスバーを発見。

昼間の日が当たる場所なら外飲み&外食べも全然アリなニースです。


利用はしなかったけど、1月の海岸で外で食事ができる、という事実だけで十分驚きです

週末だけかもしれませんが、1月でもニース、こんな感じです。


街の一角から見えた海岸線。ヤシの木が印象的。

その手前に並ぶギリシャ建築のようなコラムから覗く海、というシチュエーションがなんともドラマチックで素敵。

空港そばに予約したホテルからこの辺りまで1時間半ほどの道のり、約6km超。

行きは興奮していることもあって歩けたけど、帰りは流石に時間もなく、空港方面へ行くバスに乗って帰りました。

ニースらしさを感じるマルシェ


ニースを訪れる前に予習として、旧市街があり、その手前にフラワーマーケットがある、という情報だけ仕入れてました。

地図も見ず、適当に海岸線から街に入るとしばらくしたらお目当てのフラワーマーケットが見えてきました。


ここは花だけじゃなく、野菜などの食材や雑貨も取り扱う、フランスのどこでも見かけるタイプのマルシェ。

マルシェが立つ広場「サレヤ広場(Cours Saleya)」です。

広場の脇にはレストランが建ち並び、地元の人、観光客で賑わうスポット。

早めにランチをスタートしたかったけど、ほぼどこのレストランも12時からスタート、と言われ、この広場沿いのレストランを利用することができなかったのが心残り。

観光客で何も買わなくても、フランスらしい風景が広がるマルシェはぜひ冷やかしだけでもしてみてください。歩きながら見てるだけでも楽しいです。

迷路のようなニース旧市街を思いのまま歩く


前述のサレヤ広場から海岸線とは反対側に行くと、そこは迷路のような旧市街のスタート。

地理的にも近いし、昔はイタリアの一部でもあったニース。

ということでイタリアっぽい雰囲気が漂う旧市街の街並みです。


車も通り抜けられないような細い路地の真ん中にこれまた細い建物が建つ面白い風景。


ニースの街は黄色の建物が多い印象。

そこがオレンジの多いイタリアとの違いかな?

でもレストランのほとんどはイタリア料理っぽかったです。

ちなみにランチで食べたのも魚介のリゾットでした。

旧市街は好き勝手に歩くのがいい。

路地裏写真を撮るのが好きな人にはたまらないところ。

ここではカメラ片手に歩く人、結構見かけました。

最高に美しいニースの朝焼けに遭遇


冬は日の出がかなり遅いフランス。

1月だと朝の8時過ぎが日の出。

ニースに到着したのはまだ日の出前の時間で、空港を出た時もまだ夜のような感じでした。

でも空港を出てホテルに向かって歩き始めたら、海側が幻想的な色に。


フェンスの向こう側はニース空港。

ロケーション的にはイマイチだったけど、ヤシの木があるおかげで南国の雰囲気+ピンクカラオレンジ色に変わる最高に美しい朝焼けを堪能できました。

早起きは三文の徳とはよく言ったものです。

ニースへ飛行機で行く場合

ニース・コートダジュール空港はターミナルが1と2の2つに分かれています。

ターミナル間はシャトルバスがあるので移動はそちらを利用。

ターミナル間はかなり離れているので、バス利用しないと大変です。

そのまま街中に出るならどちらのターミナルからでもバスが出ているので大丈夫。

空港そばのホテル利用やアジア美術館に行かれる場合は、ターミナル1からなら徒歩圏内。

ターミナル2に到着した場合はシャトルバスでターミナル1まで移動してから空港を出る、というのがわかりやすいです。

ニース観光局サイト:https://www.nicetourisme.com/

まとめ:冬もおすすめニース

ほんの半日だけのニース観光でもできることはいろいろ。

最低限以下のことはできます。

  • 海岸線を歩く
  • マルシェをのぞく
  • 旧市街を散策

もう少し時間がある場合は美術館で芸術鑑賞が冬の場合はいいです。

以下の美術館がおすすめ!

 

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旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住12年 / 愛知県出身。 フランス・スイスを中心に実際に訪れてよかった国内外の観光情報をおとな女性向けにホンネで語ります。このブログが慌ただしい日々における暮らしの清涼剤になれたらいいなぁと思っています。