プロヴァンス地方を旅する人の多くが訪れるアルル(Arles)。
ちなみにわたしたちがアルルを訪れた理由は「アルル国際写真フェスティバル」。
そしてゴッホ絵画の中でも有名な「夜のカフェテラス」のモデルとなったカフェを見ることでした。
今回の投稿ではアルルの主な観光スポットと夜のカフェテラスの舞台を紹介します。
世界遺産でもある歴史ある町アルル
アルルは紀元前の時代にギリシャ人によって作られた歴史ある町。
観光スポットでもある円形闘技場や古代劇場などは世界遺産にも登録され、多くの観光客を引きつけます。
上の写真は世界遺産を構成するひとつであるサン・トロフィーム教会(Eglise Saint-Trophime d’Arles)の回廊。
手前にあるブルーの牛は、アルル国際写真フェスティバルの広告ポスターのキャラクター(2011年時)。
場所はレピュブリック広場です。
アルル国際写真フェスティバルは夫(写真家)の希望でチケットを購入の上、一部展示を見ました。
アルル国際写真フェスティバルは街中が展示会場となっていてとても1日では見回れないきぼ。
写真展目的の人は数日かけた方がいいです。
詳細はサイトをご確認ください。
サン・トロフィーム教会と同じくレピュブリック広場に面して立つアルル市役所(Mairie)。
円形闘技場といえばローマにあるコロッセオが有名ですね。
アルルにある円形闘技場も世界遺産に登録されている構成建築物のひとつです。
「夜のカフェテラス」のモデルとなったカフェ
アルルを訪れた日はものすごく暑くて日差しをさけることに必死でした。
そしていつの間にかその目的を忘れかけてた時に夫の声かけで気付きました。
夫:「ここどこかわかる?たくさんの人が写真撮ってるよね。」
わたし:「ん??」
プロヴァンス旅の間、フランス料理の連続で疲れてたわたしの胃がライスを欲しがってたので、パエリアにしか目がいかず…。
「でも黄色い建物だし、もしかしてここなんじゃ??」
夫の声かけで気付いたけど、カフェの手前にヒントがちゃんとありました。
絵の横に記載されている「Le Cafe Le Soir」は「夜のカフェテラス」というゴッホが描いた絵のタイトル。
(「Le Cafe La Nuit」とも言うみたい。)
わたしは完全に素通りしてました。
(当時はフランス語全く分からなかったので、完全に無反応でした)
訪れたのが昼間だったので絵のイメージと結びつかなかったのも正直なところ。
ちなみにカフェの名前は「Cafe Van Gogh」とそのまんま。
超観光客向けな雰囲気だったけどでっかいパエリア鍋にひかれたのでランチすることにしました。
本場のスペイン人が食べたら満足しないでしょうが、ライス欠乏症だったわたしにはまずまずでした。
トリップアドバイザーなどのレビューではかなり叩かれてるけど、店員さんはそれほどひどくもなかったです。
フランスあるあるの人それぞれ。
ただ店内のトイレは…。
フランスで清潔なトイレに出会えたあなたはラッキー!と喜んでください ww
ただ食事が特別おいしいわけでもないし、トイレもおすすめはできません。
一度くるだけの観光客を相手に商売しているお店といった印象。
ゴッホファン以外は楽しめないし、ファンでも写真撮るだけで充分かも?
念のため場所情報載せておきます。
まとめ:アルルの町と「夜のカフェテラス」のモデルカフェ
アルルの町はローマ遺跡好きな方は楽しめます。
またゴッホをはじめとした芸術家に愛された町なのでそのバイブを感じに行くのもいいでしょう。
ゴッホ作の夜のカフェテラスのモデルは発見できましたが、正直感動まではいきませんでした。
やっぱり絵のとおり「夜」の方がいいかもしれませんね。
アルルには見どころも多いのでせめて1泊だけでもするとより楽しめるでしょう。
またアルル国際写真フェスティバル目当てなら最低でも1泊、2泊あると満足できます。
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