旅先ではその土地らしいスポットを求めてまわるタイプのひさよです。
今回は予定には全くなかった苗栗(Miaoli)県にある明徳水庫というダム湖とその湖畔にある異空間なLavender Cottage(ラベンダー森林・薰衣草森林)ガイドです。
苗栗県はどこにあるの?
台中の北側、新竹市との間にある苗栗(Miaoli)県。
訪れた明徳水庫はその中の頭屋郷(Touwu)にあります。
苗栗の観光に関する情報があまりない中、ひとつだけ見やすい分かりやすいサイトを見つけました。
しかも日本語バージョンもあります。
苗栗観光に興味がある方はどうぞご参考に。
苗栗文化観光旅行サイト:https://miaolitravel.net/
明徳水庫は少し廃れた感のある観光地
台中への移動日に立ち寄りたいという夫(写真家)の希望で急遽向かった明徳水庫。
車じゃないと行けないこのダム湖へ行き当たった際、かなり大きな駐車場があり、観光バスも何台か停まっていたので、「ココは人気の観光地なのか?」と軽く驚いたわたしたち。
遊覧船などもあり観光地化されているようですが、何となく漂う廃れた感。
写真の撮り手が違ったらもっとよく見えるんでしょうが、、、。
その他には、
こんな吊り橋もあります。こちらはとある寺院へ向かう吊り橋。
一応渡ってみました。
揺れるは揺れるけど作りがしっかりしてるので大丈夫でした。
明徳水庫湖畔にあるLavender Cottage(薰衣草森林)
ダム湖を車でまわる間、何度も目にした看板。小さなものから大きなものまで。
「薰衣草森林・Lavender Cottage」
と漢字と英語の2種類で書いてある。
それを見て
「台湾でラベンダーなんて育たないよね〜?」
とどこまでも疑うわたしに
「おもしろそうだから行ってみよう!」
と夫(写真家)。
駐車場から入口に向かうとこのような看板が。
入口へ行くと受付のお姉さんがいて、入場料NT$100かかるって!
でもお姉さん何かわたちたちに伝えたいようだけど、中国語オンリー。
続いてやって来た若いカップルが少しだけ英語が話せるようで、「クーポン、クーポン!」と。
要は入場料はクーポンとして中で使えるということを伝えたかったみたい。
一生懸命伝えようとしてくれた受付のお姉さん&カップルさんめちゃ親切で嬉しかった。
Lavender Cottageの中はけっこうメルヘンな世界が広がってます。
最初の園内でいちばん大きなカフェの入口。
主役のラベンダーは最初と上の写真にあるようにまばらな咲き具合。
まだ時期が早かったのか、これが台湾で育つラベンダーの限界なのかはわかりません。
その代わりと言ってはナンですが、小道具でメルヘン演出を頑張ってる感じでした。
こういうコーナー作りとか。
ショップの入口も可愛らしくカラフルなミニベンチで飾られていました。
園内のショップやカフェはなかなかです
一応アロマセラピストの端くれなので、一番興味があったショップに入ってみました。
やはり主役のラベンダーを使ったグッズが充実。
ディスプレイの仕方も素敵だし、何よりショップ内の香りのおかげで幸せ気分になれます。
ラベンダーをはじめとしたエッセンシャルオイル(精油)もありました。
品質がよくわからないのでスルー。
気になったのは上の写真にもある2番人気の製品である香水。
香水といってもとても軽いタイプのオード・トワレといった感じ。
グリーンティーとティファニーという2種類で悩みましたが、ティファニーの方をお買い上げ。
どれにしようか迷っている間、店員さんたちが一生懸命英語でどんなブレンドか説明しようとしてくれて好感大でした。
そして入場料分を差し引いてくれて差額のお支払い。
そういったことも中国語を全く解さないわたしたちなんだから騙そうと思ったらいくらでもできるのに、ちゃんとしてくれるんですよね、台湾の人たち。
こういうところも日本人に人気の観光地である理由なんでしょうね。
こちら商品のパッケージなど地元の人しかこないと想定されているためか全て中国語のみ。
「そうか、思いっきりローカルな観光地に来てしまったんだな。」
と思いながらも、ちょうど昼時でお腹もすいてたので園内にあるカフェでランチすることにしました。
カフェに入りようやく一人英語が流暢な店員さんがいました。
おかげでここでだけはスムーズに注文などのやり取り完了。
メニューは台湾らしいものはひとつもなく、全て洋風。
左:ハーブティー。酸味が利いてて美味しかった!
中:シーフードドリア。ドリア食べたの20代前半以来??
右:ローストチキン。手で食べられるように薄手の手袋まで用意してくれました。
ランチを食べている途中で団体客がやって来て、カオスな感じになってきたので、早々に退散。
台湾料理に飽きたらこんな料理でもいいんじゃないでしょうか?
現在は台中と新竹に場所が移転しています。
詳細は「薫衣草森林のウェブサイト」(中国語・英語)でご確認ください。
まとめ:台湾のラベンダーコテージ(薰衣草森林)に行ってみた
車(レンタカー)がないと行けないスポット台湾のラベンダーコテージ(薰衣草森林)。
思いっきり中国語オンリーな環境なのでローカル向けな施設ですが、親切な台湾人なのでなんとかなります(たぶん ww)。
台湾らしくないけど違った一面をのぞいてみたいならおもしろいスポットなのでぜひ!