香港島の東側にあるショウケイ湾地区。
かなり香港通なエリアなショウケイ湾は香港の新しい&古いのどちらも楽しめる必見スポット。
今回の投稿ではショウケイ湾の楽しみ方をお伝えします。
香港トラムの終点駅「ショウケイ湾(筲箕灣)」
香港島の北東にある地区であるショウケイ湾。
漢字表記だと「筲箕灣」となります。
どうやって発音するのかわからないので、英語表記の「Shau Kei Wan」から「ショウケイ湾」と表記します。
ショウケイ湾へはトラムで訪れるのをおすすめします。
ショウケイ湾はトラムの東側の終点。
上の写真にあるように終点でUターンできるように線路がぐるっと回った状態になってます。
いつも2台停まっていて、3台目が到着するとトコロテン方式で最初のトラムが発車するシステム。
トラムの終点地の交差点に立っている町案内の看板を確認しながらまずは3つの寺院巡りをしましょう。
1. トラムストップ最寄りの寺院「城隍廟」
トラムストップのすぐそばにある城隍廟(Shing Wong Temple)の入口。
1877年建立の小さな寺院でご本尊様はこの地区全体を見守っています。
こじんまりした寺院ですが中にも入ってショウケイ湾にやってきたごあいさつをしましょう。
城隍廟(Shing Wong Temple)
2. 航海の女神を祀る「天后古廟」
天后古廟(Tin Hau Temple)はショウケイ湾のメインストリートにあるので見つけやすいです。
町中にある寺院なので城隍廟と同様にこじんまりとした作り。
ショウケイ湾地区は元々漁村で多くの漁師さんが住んでいたので安全な航海を祈る寺院が多く建てられ、天后古廟もそのひとつ。
1873年に建立された天后古廟の女神様は常に漁の安全と成功を祈っているのです。
天后古廟(Tin Hau Temple)
3. 航海の神様を祀る「譚公廟」
3つ目の寺院はトラムストップから一番遠くなりますが、一番見どころがあり前述の天后古廟と並び有名な寺院である譚公廟(Tam Kung Temple)。
1905年に建立されたこの寺院は早くから風雨を操り、病を抑える能力を備えた譚公(Tam kung)を祀り多くの漁師たちに慕われてきました。
見どころと行っても全体的に見ると雑多な感じなんですが、ディテールが興味深い寺院。
コイル状の線香。これはインセンスを超えたアート作品ですね。
航海の神様を祀った寺院ならではのオブジェもあります。
漢字だから意味がわかる嬉しさ。
ショウケイ湾地区に行かれる際はお見逃しなく!
譚公廟(Tam Kung Temple)
新旧入り混じるショウケイ湾の街並み
ショウケイ湾地区はメインストリートをはじめ、数多くの店舗やレストランが並びとても活気のある街並みです。
って香港ならどこでもそんな感じですが、ショウケイ湾のおもしろいところは大げさにいうと1軒おきに新しい店、古い店、アジアな店、西洋な店と異なるテイストの店が並ぶというごちゃまぜ感!
ショウケイ湾は歩いているだけで楽しいところです。
食料品のマーケットもあります。
屋根のあるタイプのマーケットも見かけました。
街並みとあまり関係ないですが、まさかこれ足場じゃないよね?
と不安になりながらもおもしろいと感じた風景。
モダンなカフェがお好みならMadera Cafeへ
寺院めぐりをした後、お手洗いに行きたかったこともありモダン系のカフェを選択。
いかにも香港なお店だと第一にトイレがあるかどうかわかんないし、あったとしてもどんなトイレなのか不安。
こちらのカフェのトイレはモダンで清潔で何の問題もありませんでした。
お手洗いだけじゃなく、店内の雰囲気やお茶&デザートもよかったです。
店員さんもわかりやすい英語を話す若いお兄ちゃんだったし。
香港、結構英語通じないこと多いのでこういうカフェはありがたいです。
まとめ:新旧入り混じる必見スポット「ショウケイ湾地区」
わたしたちは寺院めぐりが好きなのでショウケイ湾地区でも寺院中心にまわりました。
拝観した3つの寺院は以下のとおりです。
- 城隍廟(Shing Wong Temple)
- 天后古廟(Tin Hau Temple)
- 譚公廟(Tam Kung Temple)
ショウケイ湾地区は寺院めぐりだけではなく、香港海防博物館(Hong Kong Museum of Coastal Defence)などの文化を楽しむこともできます。
また海岸沿いの公園には若者向けのシャレたカフェやレストランが並んでいたり。
ショウケイ湾地区は意外と見どころ満載。
ぶらぶら&のんびりと楽しんでみてください。