杭州での第一の見どころはやはり西湖めぐりですが、
街中にも見逃せない素敵なスポットがあります。
杭州の街中で人気の清河坊＆南宋御街からすぐの場所にある
「胡雪岩故居（The Former Residence of Hu Xueyan）」がそれ。
落ち着いた建物や庭園が楽しめるスポットです。
今回の投稿では胡雪岩故居の魅力をお伝えします。
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胡雪岩故居ってどんなところ？
南宋御街を南に下り、
中河南路にぶつかったところにある
胡雪岩故居（The Former Residence of Hu Xueyan）。
杭州の街中や西湖の東側湖畔からなら
徒歩でもアクセスできます。
メトロなら「婺江路」駅が最寄駅です。
胡雪岩故居は胡雪岩という豪商が建てた豪邸。
ひとつ注意したいのは、
こちらの旧邸入口は大通りには面していなく、
望江路から中河南路を南に1本入った路地から入ります。
建物周辺にある白壁をグルグル回ればわかります。
入口手前には上の写真にある石碑があるので目印となります。
こちらの入場料は20元（約340円）。（2017年時）
この価格で見ることができるなんて凄いかも。
入口近くではこのような素敵な盆栽もお出迎えしてくれます。
青が印象的な胡雪岩故居
旧邸宅内に足を踏み入れると
青の使い方がセンスの良さを感じる建物が印象的です。
屋根の角部分がピンと上がった
中国風の建物というのはどこでも目にしますが、
扉や窓の部分のステンドグラス風なデザインに
青が使われていて斬新。
旧居の中にはたくさんの建物があります。
そのどこでも見られるこの青いガラス。
トップの写真はこの青ガラスに光が当たって素敵な効果が生み出されていました。
書斎なのか詳細はわかりませんが、
こちらの部屋の窓にも青ガラスが。
中国デザインの調度品はとても美しい。
真っ赤な色ばかりが使われていたら好みじゃないけど、
このような落ち着いた色合いはドンピシャ好みです。
濃い茶色とブルーはいい組み合わせだな、とも感じました。
胡雪岩故居の庭園
入場料を支払って中に入るとすぐに
池のある庭園が目に入ります。
西湖でもよく見かける東屋風の建物が
池にかかる橋の上にあります。
とてもいい雰囲気のお庭なので、
ウェディング写真撮影が行なわれていました。
この女性にこの衣装。
ものすごく似合ってる！
ここでは洋風なウェディングドレスよりも
伝統的な中国ドレスの方が断然いいですね。
日本の神社でウェディングドレス着ないのと同じ感覚かも。
青色の印象が強い胡雪岩故居ですが、
竹がスッキリ並んだ気持ちのいい空間もあります。
ここだけ見たら日本庭園と思えなくもないですね。
何気ない庭の空間だけど、
壁のレリーフや左手にある立体アートが際立ってます。
中国ではよくありますね、
このような仕切りに真ん丸な穴が空いたスタイル。
穴と言っていいのか、
真ん丸な入口と言った方がいいのかわかりませんが、
これも素敵。
胡雪岩故居では建物や調度品、
色、庭の作り、すべてがわたしの好みで
結構時間かけて見学しました。
というか、そんなに広い土地ではないけど、
建物が迷路のようで同じところをぐるぐると回っていた時間の方が長かったかも。
本当に楽しいひと時を過ごせました。
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まとめ：美を凝縮した胡雪岩故居 in 杭州
杭州の街中や西湖の東側湖畔からなら
徒歩でもアクセスでき
メトロなら「婺江路」駅が最寄駅の「胡雪岩故居」。
建物や調度品、庭園などすべてのたたずまいが美しく
中国文化に特に興味がない人でも
細かな美に引き込まれることでしょう。
杭州ならではの文化を感じられるスポットなので、
ある程度時間をかけて見学していただきたいです。
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