鞍馬寺がパワースポットって本当?
どんなお寺なの?行き方は?
京都の奥座敷ともいえる京都市北部に位置する鞍馬寺。
鞍馬寺のある霊山は京都(西日本)いちばんのパワースポットと言われています。
実際に訪れるとスピリチュアルな感覚のないわたしにもエネルギーを感じる場所でした。
今回の記事では以下のことがわかる内容となっています。
- 鞍馬寺の概要
- 鞍馬寺にある2箇所のパワースポット
- 鞍馬寺へのアクセス
鞍馬寺の概要
770年に鑑真和上の高弟鑑禎(がんてい)が毘沙門天を本尊として開基したのが始まりとされる古刹「鞍馬寺」。
その後天台宗であったのが、1949年に鞍馬弘教というメジャーな宗派に属さない寺院となりました。
鞍馬山には、神代以前からの古神道や陰陽道、修験道等の山岳宗教の要素も含まれており、宗派に捉われない懐の深さは鞍馬寺の宗教伝統。(鞍馬寺のサイトより引用)
鞍馬寺は宗派を問わず万人を受け入れる寺院。
というわけでどんな人でも気軽に拝観できます。
とはいえケーブルカーまである山寺である鞍馬寺。
2013年6月に訪れた時はケーブルカーの最終便に間に合わず歩いて登ることに。
本殿まで約30分の登山は運動不足の脚にはツラかった、、ww
義経(牛若丸)伝説のある鞍馬寺
歴史好きや源義経(幼名:牛若丸)ファンにとって鞍馬山は聖地のようなスポット。
鞍馬には彼にゆかりのある箇所が点在しています。
義経は7歳の頃に鞍馬寺に入山し、16歳の頃奥州平泉に下ったと言われています。
鞍馬寺境内にある由岐神社の上手にあった東光坊で昼間は仏道修行、夜は僧正ガ谷で天狗に兵法を授けられたという伝説があります。
(鞍馬寺サイトより引用)
僧正ガ谷とは牛若丸が天狗に剣術を習ったという伝説の場所で奥の院道にあります。
奥の院道には他にも天狗に兵法を習うために深夜、独りで奥の院道を急ぎ、途中で息つぎのために湧水を飲んだ場所とされる「息つぎの水」。
「義経堂」は奥州で非業の死を遂げた義経の御魂を遮那王尊として祀るお堂。
義経ファンなら山道を歩いてゆかりのスポットを確認しましょう!
鞍馬山はエネルギーヒーリング「レイキ」発祥の地
「レイキ」はご存知ですか?
レイキヒーリングはここ鞍馬山で誕生しました。
鞍馬山に籠り、レイキを創始したのは臼井甕男(うすいみかお)氏。
日本発祥の民間療法だけど、むしろ欧米で広く普及しています。
レイキを受けたことはないのでなんの判断もできませんが、鞍馬山という特別なエネルギーを持った地で生まれたという事実は腑に落ちます。
鞍馬寺にある2箇所のパワースポット
鞍馬寺の中心道場である「本殿」。
こちらにはいわゆる本尊である千手観世音菩薩、毘沙門天王、護法魔王尊が祀られています。
鞍馬寺はこの3体仏を三位一体として「尊天」を本尊とした尊天信仰をモットーとする寺院。
尊天とは、人間を初め、この世に存在するすべてを生み出している宇宙生命・ 宇宙エネルギーです。
真理そのもので、神仏の区別を超えてひとつの形に固定されず、しかも本質を保ちつつ、森羅万象 、日月星辰、あらゆる神あらゆる仏の相(すがた)となって顕現します。
そのお働きは愛と光と力となってあらわれ、また月に代表される水の氣、太陽から放たれる氣、母なる大地 、地球の氣の三つの「氣(エネルギー)」にあらわし、それぞれを
月輪の精霊―愛=千手観世音菩薩
太陽の精霊―光=毘沙門天王
大地の霊王―力=護法魔王尊のお姿であらわして、この三身を一体として「尊天」と称します。
(鞍馬寺のサイトより引用)
この教えそのものがパワースポットであるゆえんで鞍馬寺全体がエネルギーに満ちあふれた場所であるとも言えます。
具体的なパワースポットは2箇所あります。
1. 本殿前の金剛床
本殿前にある「金剛床」と呼ばれる星曼荼羅の部分。
サイトの説明にあるように金剛床は宇宙のエネルギーが集まり尊天と一体化するスポット。
この中心に立ってしばらくゆっくり呼吸をしエネルギーチャージをしてみましょう。
すぐに何か変化が起こるなんてことはないですが深呼吸できるいいきっかけにはなります。
2. 貴船神社に向かう木の根道
もう1箇所は本坊(寺務所)奥から貴船神社に通じる山道。
特に写真にある「木の根道」と呼ばれる木の根っこが地表に現れた箇所です。
拝観当時、わたしには山道を歩くのは体力的にも無理だったので上の写真は写真家の夫が撮影したもの。
山道は本殿西側にある光明心殿と本坊の間からはじまる「奥の院道」という石碑がある石段から通じています。
夫によると木の根道は奥の院道のごく一部で歩きだしてからそんなに遠くないところにあるとのこと。
特に写真好きな人なら被写体としてもユニークなのでぜひ木の根道まで行ってみてください。
この奥の院道は「貴船神社」に通じる道でもあります。
貴船神社まで山道で行くと約50分ほどのハイキング。
時間がある方は日頃の運動不足解消に歩いてみては?
その場合は公共交通機関利用の方が山道を往復しないで済むので便利
鞍馬寺へのアクセス
鞍馬寺は京都市内にあるとはいえ、中心部からはかなり離れています。
鞍馬寺周辺に民間有料駐車場があるので車が便利。
公共交通機関利用なら叡山電車「鞍馬」駅下車すぐです。
(詳細は鞍馬寺サイトにあるアクセスからご確認ください。)
叡山電車は結構風情のある車両でノスタルジー感じる乗り物なのでのんびり時間かけられる場合は乗るだけで結構楽しいですよ。
また境内のケーブルカーは片道200円。帰りのくだりは歩いても問題はありません。
2024年4月から2025年3月限定のお得なチケット情報
京阪電車から「叡山電車&京阪電車1日観光チケット」という超お得なチケットが2024年4月から2025年3月限定で発売されています。
【発売期間・発売額】
2024年4月1日から2025年3月31日(1日券2000円)
【有効区間】
京阪電車:京阪線全線、石清水八幡宮参道ケーブル
※大津線(京津線、石山坂本線)を除く
乗り降り自由
叡山電車:全線乗り降り自由
特典:京阪沿線&叡山電車沿線の社寺・施設で優待特典あり
【発売場所】
中之島、 淀屋橋、 天満橋、 京橋、 守口市、 寝屋川市、 香里園、 枚方市、 樟葉、 中書島、 丹波橋、 祇園四条、 三条、 出町柳 の各駅
特典など詳細は「京阪電車のサイト」でご確認ください。
まとめ:京都いちばんのパワースポット鞍馬寺
770年開基の古刹「鞍馬寺」。
歴史の長さもさることながらいちばんの魅力は霊気満ちあふれたパワースポットであることです。
特に本殿前の金剛床と奥の院道にある木の根道の2箇所。とはいえ境内全体からエネルギーを感じることができます。
義経(牛若丸)ゆかりの地でもあり、そのスポットは貴船神社に向かう奥の院道に点在しています。
鞍馬寺へ行く際は時間に余裕を持って貴船神社まで歩いてハイキングしちゃえー、という勢いで行くと心身ともにエネルギーチャージでき素晴らしい1日が過ごせます。
ハイキングする場合は歩きやすい靴での拝観がおすすめ。
登山靴で有名なイタリアの「スカルパ」。
タウン用にもなるスニーカータイプならいつでも履けるしどれだけ歩いても疲れない優れもの。
わたしはもう5年も長持ち愛用中です。
価格的にみると結構高いので軽くおすすめです!とは言えませんが、高品質のスニーカーを探している人にとって選択肢のひとつになるブランドですよ。