リンボウ先生(作家の林望センセイ)が書いたエッセイのタイトルでもある「イギリスはおいしい」。
皮肉でもなんでもなく、昔とは違ってイギリス・湖水地方での食事はとても美味しかったです。
確かに昔、私が語学留学生だった頃(1996年)の外食は中華かインド料理じゃないと、という感じでした。
何を思ったか、その当時ロンドンでイタリア料理店に入った時に注文したスパゲッティは食べられたものじゃなかった…。
アルデンテをかなり通り越し、のびすぎたパスタにソースの味がしないって。
それをみなさんナイフとフォークで食べてるのを見て、
「イギリスでイタリアンには入らない!」と決意したものです。
それが遠い昔のように感じるぐらい今はどこに入ってもそんなひどい目には遭わないし、それどころかどこでも美味しい!
イギリスのB&Bに泊まると朝ご飯のボリュームが満点なので、ランチはあまりまともに食べられません。
カフェで何か甘い物を食べるぐらいで、食事はもっぱらディナーでいただきました。
そのディナーは宿泊先の町のアンブルサイドで毎晩食べました。
まずはアンブルサイドのレストラン4軒を紹介します。
湖水地方アンブルサイドのレストラン4軒
店内の様子のみですがここは人気のようで、毎晩混み合っていました。
いただいたのは魚料理。
料理写真は掲載するには暗すぎてお見せできず残念ですが、とても美味しかったです。
こちらは初日に入ったレストランにて。
確かスズキのグリルだったかと思います。
香ばしくグリルされたお魚とクリーミーなソースがマッチしてました。
昔アンブルサイドを訪れた時にこのレストランの外観写真を撮った記憶がよみがえり、変わらない風景が妙に嬉しかったです。
こちらのレストランへは表の看板にあった”Fish Night”という魚メニューがお得そうというだけで入ったのですが、ここもハズレはなかったです。
右下のフィッシュ&チップスを食べたのはこれが好きな夫だけで、私は右上のチキンキエフと魚とは全く関係のないものをチョイス。
左のグラスジャーに入ったババロアのようなデザートがさっぱりした味でこれも美味しかった〜。
最終日の夜は疲れていたこともあって、宿から数分のシャレたパブといった感じのお店へ。
料理はフィッシュ&チップス(前出のレストランの方が断然いい!)でデザートにラズベリー入りクレームブリュレ(意外とイケました)。
真ん中にあるジンジャー・ビールになぜか感動しました。
ビールという名だけどノンアルコール。
ジンジャーエールにもっとジンジャーが入った強めの味で、ショウガ好きな人にはピッタリ。
このドリンクの存在は今まで知らなかったのでいい発見でした。
湖水地方のカフェ
ケズウィックで入った地元のマダムに人気がありそうなカフェ。
ショーケースに並んだケーキ類にやられちゃいました。どれも美味しそう!
私はメープルウォルナッツケーキ。
夫が食べたキャロットケーキももちろんグッド。
この店にふさわしくない服装で入ってしまったので落ち着かなかったけど、ゆっくりできそうなカフェです。
最後のこちらは宿とレストランが一緒になったところ。
ザ・湖水地方な雰囲気で抜群によかったです。
この宿に泊まりたいと思うぐらい!
朝早くに入店したので、「クリームティーぐらいしか用意できないわ〜。」
と言われたけど、それが目当てだったのでちょうど良かったです。
クリームティーとは紅茶とスコーンのセット。
食器やら何やら全てお持ち帰りしたい気分でした。
肌寒く雨の降る中入ったので、すぐそばにあった暖炉の火が暖かかったです。
まとめ:湖水地方での食事ではいい意味で裏切られます
湖水地方の旅、思いのほか美味しいものばかり食べることができて嬉しかったです。
季節はずれで天気も悪く写真も暗いものが多いですが、混雑せず少し安めに宿泊するには11月の湖水地方も悪くはないです。
みなさまの湖水地方の旅に役立てば幸いです。