香港には
「モンスターマンション」
って呼ばれるすごいアパートがあるようだけど
どこにあるの？
どうやって行くの？
中に入れるの？
2015年ごろから注目されるようになった
いわゆる香港の「モンスターマンション」。
写真を撮りたくなるスポットとしても知られ
ある意味観光地化したところ。
この記事では
「モンスターマンション」
の場所や行き方、
訪れる際の注意点などをまとめています。
効率よく思い思いの香港を楽しむ！
「滞在日数が限られてるから効率よく香港旅がしたいなぁ…」
そんなあなたにぴったりなプランがあります。
【専用車のチャーター / 日本語ガイドとトラムなどで周遊】
などなどあなたの行きたい香港のスポットに連れて行ってもらえる
プライベートツアーです！
今回紹介するモンスターマンションへももちろん連れて行ってもらえます。
詳しくは下記のリンクをチェックしてみてください。
モンスターマンションへの行き方
このスポットをネット上で発見したのはいつものように夫（写真家）。
ただそれがどこにあるのかまでは探しきれませんでした。
結局あれこれ探して一番わかりやすかったのが、
香港電車つまりトラムの公式サイトでした。
路線上のスポット紹介がされていて、
トラムで巡る香港を楽しめるようガイドブック的な役割を果たしています。
その中の「Quarry Bay」が目指す場所。
漢字では「鰂魚涌」。
読み方が不明なので英語読みのクオーリーベイで統一していきます。
こちらはトラムではなく、
MTRのクオーリーベイ駅のプラットホーム。
実はMTRのクオーリーベイ駅と
トラムのクオーリーベイ駅はちょっと離れていて
MTRを利用した場合は中心から行くともう一つ先の
「太古（Tai Koo）」駅の方が近いです。
でもMTRクオーリーベイ駅からでも十分徒歩圏内でした。
MTRを利用した場合は
「英皇道（King’s Road）」を目指して歩いてください。
トラムだと停留所があるのがその「英皇道（King’s Road）」となるのでより簡単。
「英皇道（King’s Road）」を東に向かって歩き、
店と店の間の奥に続く細い道を南に入ったところに
この衝撃スポットはあります。
詳しい場所は記事下にあるグーグルマップでご確認ください。
映画トランスフォーマーにも登場するモンスターマンション
周辺をぐるぐる回ること20分ぐらい？
ようやく行き着いたのは異次元の世界でした。
ここは香港なのか、
はたまた過去なのか未来なのか現在なのか
全くわからない別次元に入り込んでしまったかのような
世界が広がっていました。
香港は世界でも有数の人口密度の高い国。
沖縄本島とほぼ同じぐらいの国土（約1104㎢）に
700万人以上の人が暮らしているとのこと。
（ちなみに沖縄本島の人口は約130万人。）
さらに住宅地として利用できる土地も限られているため、
このように上へ上へと伸びていくしかないのでしょうが、
これって後から付け足して高くなっていった
かのように見えませんか？
ちなみにハリウッド映画の
「トランスフォーマー/ロストエイジ」ではこの界隈を含めた香港が舞台
になっていて、
クオーリーベイ界隈も登場しているそうです。
アクション映画よりマフィア映画に似合いそうな
雰囲気満載ですけどね。
生活感たっぷりの密集アパートですが、
いったいどれぐらいの人がここに住んでるんだろう？
空きはあるんだろうか？
と思わずいろんなことを考えちゃいました。
コの字になっている同じような密集アパートがもうひとつ隣にあります。
どちらも1階部分にはローカル向けの店舗があります。
夜の方がきっと写真的にはいいと思いますが、
昼間でも少し雰囲気が怖かったので女性にはおすすめしません。
コの字になっているので一部分は開いた状態になってますが、
グーグル画像などにアップされている画像の中には
ロの字状の写真もあります。
それはこんな状況だからです。
同じ敷地内にあるわけではないんですが、
隣接した土地に建つ高層アパートを一緒に撮ると
ロの字状になるんです。
それにしても新旧の差が激しい！
新しい方のアパートも
決して広々したアパートではないのかもしれませんが、
貧富の差を大きく見せつけられた気がしました。
香港は全体的には治安のいい国という印象ですが、
この一角は治安が悪いとまでは言わないけど、
独特の雰囲気があって好き嫌いが別れるかと思われます。
クオーリーベイ（Quarry Bay/鰂魚涌）のモンスターマンションの場所
効率よく思い思いの香港を楽しむ！
「滞在日数が限られてるから効率よく香港旅がしたいなぁ…」
そんなあなたにぴったりなプランがあります。
【専用車のチャーター / 日本語ガイドとトラムなどで周遊】
などなどあなたの行きたい香港のスポットに連れて行ってもらえる
プライベートツアーです！
モンスターマンションへももちろん連れて行ってもらえます。
詳しくは下記のリンクをチェックしてみてください。
ベルトラ（Veltra）の香港貸切チャーターor日本語ガイドプライベートツアー
またモンスターマンションは含まれませんが
香港のダークサイドともいえる生活などの貧富の差の実態がわかる
「香港ウォーキングツアー」がゲット・ユア・ガイドにより催行されています。
英語のガイドとなりますが、興味ある方はぜひ下記のリンクをチェックしてみてください。
予約はどちらも日本語でできます。
マンションへの立ち入りに関する香港政府観光局の回答
出典：香港政府観光局サイト
＊2018-03-08更新＊
2018年初めよりモンスターマンションは立ち入り禁止になった、
という記事をいくつか見かけました。
下記の記事リンクはそのひとつです。
【出典】Travel Vision: 香港 ／ 「モンスターマンション」私有地への立ち入り禁止に
＊2018-05-08更新＊
上記の記事にあるようにモンスターマンションは
写真＆映像撮影が禁止になったとのこと。
ただ2018年4月に訪れた方が問題なく撮影できた
というコメントを他の方がブログ記事にされているのを目にしました。
はっきりした状況を知りたいと思い、
香港政府観光局に問い合わせをしてみました。
やはりこちらのアパート住民のプライバシーを守るため
写真撮影および映像撮影は許可なしにはすることができない
とのことです。
そして、そのことを伝える地元の英語紙のリンクも教えていただきました。
出典：サウスチャイナモーニングポスト
https://www.scmp.com/photos/hong-kong/2131892/photo-ban-one-hong-kongs-most-unconventional-tourist-hotspots?page=7
記事を見ていただくとわかりますが、
アパートの内側に数多くのお知らせ（中国語＆英語）が
貼られている写真が掲載されています。
書かれている内容ははっきりとは見えませんが、
観光局の方に伺ったとおりのことが書かれていると思われます。
ただ、許可を得たらいいのか、と思いますよね？
そのことを尋ねると
アパート「Yick Cheong Building」の管理会社に
直接許可の申し込みをしてみたら
許可が得られるかもとのことです。
ちなみに問い合わせ言語は
中国語が好ましいけど英語でも大丈夫だそうです。
2018年5月現在はこのような状況であるとの情報です。
＊2018-11-28更新＊
ブログ読者様から貴重な情報をいただけたので
みなさまにシェアします。
2018年11月に当該地を訪れた際
マンション入口の管理人に
写真撮影可能かと英語で質問したら
問題ないと言われた
とのこと。
敷地内には現在も写真撮影禁止のサインはあるとのこと。
現在は下記に追記したカフェができたことから
誰でも敷地内に入ることは可能になりました。
とは言え住民の方への配慮は心掛けましょう。
香港モンスターマンションに人気のカフェがオープン！
（% Arabica coffeeさんのサイトから画像をお借りしました。）
＊2018-11-16更新＊
こちらの香港モンスターマンションの一画に
京都から世界に広がる人気のカフェ「% Arabica coffee」が
2018年11月16日にオープンしました。
香港では4店目。
カフェの場所はアパート群の一画にあるので
敷地内には間違いなく誰でも入ることができる
ということになると考えて良さそうです。
ちなみにカフェは19時で閉店です。（2023年時）
香港メトロはわかりやすいのではじめての香港旅でも利用しやすいです。
このようなガイド本↓片手に香港を楽しんでください。
