長野の温泉に入るお猿さんは
いつでも温泉に入ってるの?
いつがベストシーズン?
2018年2月に訪れた
温泉に入るサルが有名な「地獄谷野猿公苑」。
ここに行くまでは冬ならいつでも
温泉に入るサルが見られると思い込んでました。
それは勝手な思い込みでした ww
【結論】
温泉に入るサル(通称スノーモンキー)を見たいなら
寒い冬の寒い日です!
冬じゃないと見られない温泉に入るお猿さんたち
世界で唯一温泉に入るお猿さんが見られるスポットとして、
世界的に有名なのが長野県山ノ内町にある「地獄谷野猿公苑」。
噂どおり、ここでは日本人よりも外国人の方が断然多かったです。
こちらの施設は年中オープンしてますが、
お猿さんたちが温泉に入る時期というのは冬だけ!
その冬でも寒いと感じなければ温泉の周りにはやって来るけど、
中に入ることはありません。
実は訪れた最初の日は人間的には寒くても、
お猿さん的には寒くなかったようで、
1匹たりとも温泉には入ってくれませんでした。
ここでも手を少し温泉に入れてはいるけど、それだけ。
冬でも冷え込んだ日、もしくは朝イチじゃないと
温泉につかる「スノーモンキー」は見られないんです!
というわけで、
どうしても温泉に入るサルが見たかったわたしたちは次の日も行っちゃいました。
2日目は前日の失敗(←昼前到着)を踏まえて、
朝イチの9時入場に間に合うように到着。
すると、、、
入ってるー!
気持ちよさそう!
ここへ来る人の中には野生動物写真を撮るのが好きな人も多く、
カメラや機材はしっかりしたものを備えた人もちらほら。
サルたちも慣れたもので人を襲うこともありません。
一応、監視員の人が常時見張ってはいますが。
2日目のこの日もそれほど多くのサルが温泉に入ったわけではなかったけど、
温泉利用のサルたちは本当に気分良さそうでした。
わたしも一緒に入りたいな、と思ったほど。
何より面白かったのは温泉から出た後のサル。
体毛がピターッと身体に張り付いてるので、サルには見えないほど!
犬のように身体をブルブルさせて水切りはせず、自然乾燥派なサルたち。
しばらくすると体毛がフワーッと上がってきてサラサラした感じに見えました。
喧嘩するサルもいるけど、基本的どのサルも本当に可愛い。
温泉に入ってなくても可愛いけど、
やはり世界でここだけの温泉に入るスノーモンキーが見られて本当によかったです。
地獄谷野猿公苑へのアクセスと注意点
外国人観光客向けに長野駅から出発するツアーもありますが、
ここでは個人で長野市内から車で行くアクセス方法を説明します。
高速道路利用するなら、最寄りは「信州中野インター」。
長野市内からなら下道でも40分ほどで行けました。
ナビでは「上林ホテル 仙壽閣」を選択すれば
そこが無料駐車場となっているので便利です。
写真上が駐車場と駐車場にあるトイレ。(清潔でした!)
写真右下がホテルの外観です。
もしこちらの駐車場が満車の場合(初日がそうでした)は、
係員の人が少し離れた「山ノ内町立志賀高原ロマン美術館」の駐車場を案内してくれます。
ここだと野猿公苑まで歩く距離が少し長くなります。
なので早めに到着するのがホテル横の駐車場に停める秘訣!
駐車場から野猿公苑までは徒歩で25-40分ほど。
割と平らな道なので、山登りみたいに大変ではないけど、
冬は雪が積もっていて滑りやすくなっているので滑りにくい靴、
できればスノーブーツで行った方がベター。
この看板が見えたら入口はすぐです。
看板の左手には鄙びた温泉宿「地獄谷温泉後楽館」があります。
サルと一緒に温泉に入ることができるが売りみたい。
初日に通り過ぎた時は外国人カップルが温泉に入ってました。
素っ裸でも全く気にしてないようでこちらが目のやり場に困ったぐらい!
こちらが入苑料金を支払うところ。
料金は大人ひとり800円です。
並んでいるのはまだ入苑時間前だったから。
チケット購入に時間がかかることはありません。
割引券は無くなってしまったようです、、、
<2019-07-23更新>
わたしたちが地獄谷野猿公苑を訪れた際には「トクトククーポン」というサイトに割引券がありました。(当時で800円が680円に割引。)
が、2019年現在ではその割引券サービスは無くなってしまったようです。
残念。
またどこかで割引券出して欲しいですねー。
地獄谷野猿公苑
入苑料金:800円
入苑時間:9:00-16:00(11-3月)8:30-17:00(4-10月)年中無休
まとめ:スノーモンキーを見るなら寒い冬の寒い日!
もう一度言いますね。
温泉に入るサル(通称スノーモンキー)を見たいなら
寒い冬の寒い日です!
寒いのはつらいですけど
温泉に入ったお猿さんたちを見られるのは
世界でここだけ!
と思えば一度だけでも行ってみて
決して損はしません。
ただし本当に寒いので
防寒はお忘れなく。