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【南フランス】プロヴァンスとコートダジュールおすすめの町11選

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南フランス(南仏)は、外国人だけじゃなくフランス人にも大人気な地域です。

人気の観光地が点在し、特に夏はヨーロッパをはじめ世界中からたくさんの観光客が訪れます。

今回の投稿では実際に訪れてよかった町を中心にプロヴァンスとコートダジュールで訪れたい町を11箇所紹介します。

登場する町は以下のとおりです。

プロヴァンスおすすめの町

  1. アヴィニョン
  2. ゴルド
  3. アルル
  4. ルシヨン
  5. リル·スル·ラ·ソルグ
  6. フォンテーヌ·ドゥ·ヴォークリューズ
  7. レ·ボー·ド·プロヴァンス
  8. カシ

コートダジュールおすすめの町

  1. ニース
  2. グラース
  3. トゥーレット·スル·ルー

南フランスでのアクティビティやプライベートツアー

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南仏プロヴァンス&コートダジュールってどこ?

Wikipedia「プロヴァンス」より

 

プロヴァンス&コートダジュール地方はフランスの南東、地中海に面したイタリアと国境を接するエリアです。

地図にある赤い部分がそれで、この中にはフランス第3の都市であるマルセイユやコートダジュールの中心都市のニースも含まれます。

南仏プロヴァンス&コートダジュールの気候と旅行シーズンは?

(*「Holiday Weather.comより」画像はタップすると拡大されます)

プロヴァンス&コートダジュール地方の気候は夏は乾燥した暑さ・冬も温暖という典型的な地中海性気候です。

フランスの中でのいちばんの晴天率の高さ。冬は沿岸部ほど快適です。

ただ年の3分の1ほど、ミストラルと呼ばれる強風が吹く日があり、風速100km以上になることもあります。

7,8月は30℃以上の猛暑になることも多く、近年では山火事が発生することも。

この時期の昼間は観光地めぐりをするよりもビーチやホテルのプールなどでのんびりするのがいいでしょう。

プロヴァンス&コートダジュール地方を旅行するベストシーズンは、過ごしやすい

「3〜6月」と「9〜11月」です。

プロヴァンス地方のラベンダー鑑賞が目的の場合は6月末から7月初旬がベストシーズンです。

詳しくは下記の記事をご参照ください。

南仏にあるラベンダー畑のベストスポットはどこ?【ヴァランソル】 それは「ヴァランソル高原」です! 実際に2019年7月、ラベンダー満開時期ヴァランソルに行きました。 言葉の問題や移...

プロヴァンス&コートダジュール地方へのアクセス

プロヴァンス・コートダジュール地方への公共交通機関でのアクセス方法は以下のとおりです。

飛行機で

マルセイユ空港:空港からはマルセイユ市内やエクサンプロバンスなどへ行くバスがあります。

ニース空港:空港からはニース市内などへ電車・バス・トラムが運行されています。

電車で

パリ(リヨン駅)からTGVでアヴィニョン・エクサンプロバンス・マルセイユへアクセスできます。

TGVなどの電車予約なら:日本語で予約できる「Omio」が便利です。

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 プロヴァンス地方おすすめの町8選

プロヴァンスとコートダジュールの見どころマップです。

これらのスポットを紹介していきます。

アイコンの種類は以下のとおり。

「オレンジが町」「紫のカメラがラベンダー畑」「黄色のカメラが見どころ」

それでは西から順番に見ていきましょう。

アヴィニョン(Avignon)


アヴィニョンはパリからTGVでアクセスできるので、プロヴァンス地方を旅する時の拠点にしやすい町です。

旧市街地は城壁で囲まれ、旧法王庁などの建物が印象的。

城壁のすぐ外側にはローヌ川が流れ、その橋にかかる4つの橋脚のみが残るサン・ベネゼ橋が有名です。

これらは世界遺産にも登録されています。

ゴルド(Gordes)


アヴィニョンから東に車で1時間弱にあるゴルド。

車でのみアクセスできるのでレンタカーが必須。

小さな丘の上にある村ですが、有名なので多くの観光客が訪れます。

有名な理由のひとつが「セナンク修道院」のラベンダー畑。

ラベンダー鑑賞が目的なら6月下旬から7月上旬に訪れましょう。

詳しくは下記のリンクをご参照ください。

アルル(Arles)


紀元前ギリシャ人によって作られた歴史あるアルル。

円形闘技場や古代劇場など世界遺産にも登録されたスポットもあり、多くの観光客を引きつけます。

電車でのアクセスもできるので前述のアヴィニョンと同様に南仏旅の拠点にも便利。

ゴッホ好きな人なら「夜のカフェテラス」のモデルになったカフェレストランがあります。

下記のリンクにそのカフェの様子の詳細があります。

ルシヨン(Roussillon)


前述したゴルドのすぐ東にある黄金色の村「ルシヨン(Roussillon)」。

ルシヨンは顔料の原料となる黄土(オークル)の採掘場として昔から知られていた村です。

村の建物の外壁もこの顔料が使われているので、赤茶色やオレンジ色をしてカラフル。


街中の外壁もオークル仕上げで鮮やか。

ルシヨンは「フランスの最も美しい村」協会に選出された村で街並みも美しく写真いっぱい撮りたくなります。

ちなみに撮影したのは21時ごろ。

夏のヨーロッパは日が長いので夜の9時でも充分明るいです。

ルシヨンでぜひ行きたいのが「オークルの道(le Sentier des Ocres)」。

それほど規模の大きなところではないけど、色の鮮やかさに驚かされます。


ここだけアメリカのナショナルパークみたいな雰囲気!


ただひとつ注意点があります!

どこもオークルの道なので、足元もテニスのフレンチオープン(ローランギャロス)のコートのような赤土。

なので足元が汚れます。

汚れてもいい靴、もしくはすぐ洗えるサンダルなどで行きましょう。

大きなところじゃないので、靴底がフラットならなんでも大丈夫です。

なんならビーサンでも ww

オークルの道(le Sentier des Ocres)は1月から2月上旬にかけてはクローズします。

季節により開園時間が異なるのでサイトにてご確認ください。

入場料:3.00€(2022年時)

リル・スル・ラ・ソルグ(L’lsle-sur-la-Sorgue)

運河のあるかわいらしい村「リル・スル・ラ・ソルグ(L’lsle-sur-la-Sorgue)」

町の名前は直訳すると「ソルグ川の島」という意味。

名前のとおり川と運河に囲まれた村です。

アンティーク好きな人ならは毎週日曜日のアンティークマーケットへ目指しましょう。

リル・スル・ラ・ソルグはロンドンやパリと並ぶほどアンティークで有名です。

町にはアートギャラリーなども多数。

アート好きでもそうでなくても美しい街並みなので街歩きも楽しめます。

路地裏にもひっそりとレストランやゲストハウスなどがあり見逃せません。

とはいえリル・スル・ラ・ソルグでの主役はやっぱり運河。

運河沿いにはレストランが立ち並んでいるのでランチに最適です。

フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ(Fontaine-de-Vaucluse)


水辺の小さな村「フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ(Fontaine-de-Vaucluse)」。

直訳すると、ヴォークリューズの泉。

小さな村とはいえ世界最大の湧水量を誇る水源があるとのこと。


川沿いを歩いて行くと小さな水車もあります。

訪れた日はとても暑くて水源地までは歩いて行きませんでした。

村の規模のわりに観光客は多かった印象。

川沿いにはレストランも。

それにしても水の透明度がハンパなくキレイ!

プロヴァンス地方はどちらかというと乾燥した土地で水気がない町や村が多いです。

フォンテーヌ・ドゥ・ヴォークリューズはプロヴァンスのオアシスのような村。

水のある風景が恋しくなったらここです ww

レ·ボー・ド・プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)


岩壁の上にあるかつての城塞都市「レ・ボー・ド・プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)」


城塞からの眺め。下に見えるのはホテルかな?


かつての城の入口が今の村の入口。

ここからレ・ボーの町に入ります。


要塞だったころの面影が今もあちこちに残ります。

天然の要塞のつくりをした土地なので城を建築するのに好都合だったのでしょう。

そんな歴史に思いを馳せながら、ごつごつした岩肌を眺めたり、石畳の道を歩くのがレ・ボーでの楽しみ方かもしれません。


現在は観光業がメインのレ・ボー。

このようなかわいい雑貨屋やおみやげ屋が並んでいるのであちこちのぞいてみてください。

ちなみにレ・ボー・ド・プロヴァンスは「フランスの最も美しい村」協会に選ばれた村でもあります。

カシ(Cassis)


マルセイユの東に位置するカシ(Cassis)。

マルセイユからは電車よりバスでのアクセスが便利。(78番のバスで町の中心まで約45分)

かつて漁村だったカシですが現在ではチャーミングな港町でビーチもあることから人気の観光地です。


カシの西側、マルセイユとの間にカランク国立公園(Parc national des Calanques)があります。

上の写真のグレーっぽいゴツゴツした岩の部分あたりがそれ。

カランクとはプロヴァンス地方の地中海沿岸に見られる切り立った岩に囲まれたフィヨルドのような入江のこと。

ハイキングしたりボートツアーに参加して海から美しい風景を眺めたりといった楽しみ方ができます。


わたしたちはカランク国立公園に行く時間はなかったのでカシの東側にある「Cap Canaille」からカシの町とカランク国立公園の遠景を眺めました。

キャップ・カナイユはフランスの海岸沿いにある崖の中でもっとも標高の高い崖。

というわけで眺めはまさに絶景!

カランク国立公園まで行く時間がない場合でも車があればキャップ・カナイユならさらっと行けるのでぜひ。


マリーナやビーチ前にはレストランやショップが並びます。

カシは小さな町ですが優雅な街並み。

またカシ産の白ワインは有名なので、お好きな方は白ワインとシーフードをお楽しみください。


ここを訪れたのは7月のはじめ。

すでに夏休みシーズンなのでビーチは多くの人で賑わっていました。

オンシーズンのビーチは日本みたいにすし詰め状態になるんだな、と感じました ww

カシの旅情報:https://www.ot-cassis.com/

コートダジュール地方おすすめの町3選

プロヴァンスとコートダジュールの見どころマップふたたび登場。

地図の東側コートダジュール(Côte d’Azur)からは3つの町を紹介します。

ニース(Nice)


コートダジュールまたの名をフレンチ・リヴィエラ(French Riviera)とも呼ばれる地域の中心的な都市であるニース(Nice)。

ニースには空港があるので、ニース付近を中心に旅するなら直接ニース空港に到着するのが便利です。

ニースにはビーチなどの自然から美術館や大聖堂などの文化的スポットまで見どころ満載。

上の写真にあるサルヤ広場(Cours Saleya)の食材・花市場も有名なマルシェです。

月曜以外の午前中開催されているので、カラフルな市場が楽しめます。

(*夏の時期は同じ場所で夜市も開催)

ちなみに月曜日は同じ場所でアンティークマーケットが開かれます。


ニース空港から東へ約7km続く「プロムナード・デ・ザングレ(Promenade des Anglais)」。

天気のいい日(ニースは晴天率高い)なら夏でも冬でも散歩に最適です。

ビーチ沿いの遊歩道で片方に海、もう片方に優雅なホテルなどの建物が楽しめます。

冬でもそれほど寒くないのでオールシーズン訪れることができるのがメリット。

2月には有名なカーニバルも開催されます。

夏は暑いだけじゃなく日差しが強いので、サングラスと日焼け止めは必須も持ち物です。


街歩きがお好きなら前述のサルヤ広場より北側一帯に広がるニース旧市街へ行ってみてください。

昔イタリアの一部であったこともあってか、イタリアのような色づかいの建物が並びます。

冬のニース旅の様子ですが、興味ある方は下記の記事をご参照ください。

ニース旅のご参考に:https://www.explorenicecotedazur.com/

グラース(Grasse)

ニース空港から西へ車で約35分にある香水産業が盛んなことで有名なグラース(Grasse)。

わたしたちは時間がなくてフラゴナール(香水)ミュージアムしか行きませんでしたが、街並みもかわいいのでぜひお茶だけでもしてみてください。

フラゴナールミュージアムショップでは香水制作に関する展示やその無料ツアー、ショップがあります。

香水やアロマテラピーに興味があるならぜひ行ってみてください(入場無料)。

エッセンシャルオイル(精油)をつくる方法のひとつである水蒸気抽出法の展示もあります。

無料ツアーは開館中(毎日9-18時)30分おきに開催(約30分間)されます。

個人客なら予約は取らないので、受付で無料ツアーに参加したいと伝えれば参加できます。

ツアーはフランス語・英語のほかドイツ・スペイン・イタリア語でも行なわれます。

受付で希望の言語を伝えてください。

館内にはショップもあって香水をはじめ、石鹸などがあります。

ただ香りは人それぞれ好みがあるのでお土産にするのは難しい。

わたしは香りのあるものはプレゼントしないようにしています。

フラゴナールミュージアムショップ:https://usines-parfum.fragonard.com/en/

トゥーレット・スル・ルー(Tourrettes sur Loup)


小高い丘の上にある小さな村トゥーレット・スル・ルー(Tourrettes-sur-Loup)。

ニースから車で1時間弱で行けるので日帰りなどで立ち寄るといいでしょう。

村に入ったとたん、どの角度からもかわいらしさ満点で一瞬にして気に入りました。

トゥーレットはスミレの花の産地。

おみやげ屋ではオードトワレやスミレシロップ、スミレジャムなどが販売されてました。

とっても小さい村ですが、カフェやレストランは案外あります。

せかせかせずのんびり村内を歩いてゆったりしたひと時を過ごしたくなるところです。

トゥーレットは前述のグラースとニースのちょうど真ん中に位置し、海からも山からも近い好ロケーション。

また静かな宿泊先がお好みの方にもおすすめなエリアです。


わたしたちが宿泊した「Histoires de Bastide」は静かなロケーションにあり、丘の上にあるので眺めも抜群。

ホテルの部屋や外観などリニューアルされたようで部屋の様子は違いますが、温かみがあり清潔感たっぷり。

ベッドリネンも肌触りがよく気持ちよく眠ることができました。

ハイシーズンでも一晩1部屋€200.00以下で宿泊できる(2023年時)のでこのあたりのホテルではお値打ちです。

ここ良さそうと感じたら下のリンクをチェックしてください。

トゥーレット・スル・ルーのゲストハウス「Histoires de Bastide

まとめ:南仏プロヴァンスとコートダジュールおすすめの町11選

南フランスで訪れるといいよー、という町を11箇所紹介しました。

登場した町は以下のとおりです。

プロヴァンスおすすめの町

  1. アヴィニョン
  2. ゴルド
  3. アルル
  4. ルシヨン
  5. リル·スル·ラ·ソルグ
  6. フォンテーヌ·ドゥ·ヴォークリューズ
  7. レ·ボー·ド·プロヴァンス
  8. カシ

コートダジュールおすすめの町

  1. ニース
  2. グラース
  3. トゥーレット·スル·ルー
 

南フランスにはもっともっとたくさんの小さくて魅力的な町がたくさんあります。

公共交通機関で行けるところもあるけど、車で周遊した方がより多く行けて便利。

フランスではご存知のとおり「左ハンドル・右側通行」なので日本人には運転しにくいのも事実。

車の運転に不安がある方はオプショナルツアーやプライベートツアーを利用すると心配のタネが消え安心して南仏の旅が楽しめます。

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この投稿がみなさんの南仏旅行のお役に立てたらこの上なく嬉しいです。

ABOUT ME
ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住13年 / 愛知県出身 フランス・スイスを中心に実際に訪れてよかった国内外の観光情報をおとな女性向けにホンネでお伝えします。国内外レアな旅先が多く登場。またカフェやチョコレート情報もお届け。