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中国に行く前に知っておくと便利な情報

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中国っていろいろと諸外国とは違って旅するのが難しそう。

治安はいいの?

持っていくといいものはあるの?

近くて遠いナゾの多い中国。

旅行するにも不安が多いのは当然。

わたし自身も初めての時は不安だらけでした。

ただ実際行ってみたら治安も悪くなく怖がることなかったんだ、
と拍子抜けするほど。

今回の記事ではそんなみなさんの不安解消となるように
中国に行く前に知っておきたい情報をまとめています。

中国にマイナスイメージを持っている人こそ中国に行った方がいい3つの理由 2017年12月中旬から年始にかけての初めての中国旅。 昨今はメディアで中国に関するネガティブなニュースや世界各国で目にする中国...

中国ってどんな国?

国情報の詳細としては、「地球の歩き方」さんのようなサイトにお任せするとして。

知っておくといい、簡単な概要は下記の表のとおりです。

公用語中国語(北京語・広東語など)
人口13億8700万人
人口密度149人/㎢
通貨人民元(元、Yuan、RMB)省略形「¥」
日本との時差北京・上海・杭州:-1時間
電源・電圧プラグ:A、C、O2タイプ 電圧:220V
道路・通行右側通行・左ハンドル(中国での運転に関しては大使館サイト参照)

 


杭州で宿泊したホテルのプラグの形状はこんな感じでした。


ヘアドライヤー(左側)のプラグは日本と同じAタイプ。

ティーケトルのは3つ足のO2タイプ(オーストラリアなど)でした。

プラグに関してですが、上の写真にあるように

日本と同じAタイプが杭州でも上海でも問題なく使えました

わたしたちはヨーロッパのCタイプのものもいくつか使ってますが、
そちらも普通に使えました。

アダプターなしでAもCタイプも使え、大変便利でした。

ただし中国でも地方によってプラグの形状が異なるようなので、
訪れる都市のプラグの形状をご確認ください。


車の運転に関してですが、在中国日本国大使館のサイトによると、

国際免許証を保持していても中国国内を運転することはできず、

中国の運転免許証を取得する必要がある

とのこと。

レンタカー会社がないわけではないですが、
この条件だと中国でレンタカー借りて運転するというのは非現実的です。

車が必要な場合は、中国人で運転もできるガイドさんを雇った方が安心。

ガイドさんは国家認定のガイド資格を持った人が最適。

「(上海など中国の都市名) 国家認定ガイド 日本語堪能」とググれば

訪れたい都市でガイドさんを探すことができます。

ちなみに夫(写真家)は黄山で、
国家認定ガイドさん(英語堪能)についてもらい、
最終日はレンタカーして近くの観光地もまわりました。

中国の旅では自分で動きやすい北京や上海のような大都市以外だと
ガイドさんの必要性を強く感じます。

(例:言語的な問題、交通手段、事情がわからない)

ショッピングサイトで有名なバイマ(BUYMA)に

BUYMA TRAVEL(バイマトラベル)」

という現地に詳しい日本語ガイド(日本人もしくは日本語話者)を
利用できるサービスがあります。

中国では「王勇(オウユウ)」さんが中国国内都市どこでも手配可能。

気になるかたは一度「BUYMA TRAVEL」をチェックしてみてください。

中国での両替やお金に関して


ホテルのレセプションで見たアリペイ(支付宝)のQRコード。

WeChatPay(微信支付)のシェアの方が今のところ高いようですが、
どちらかのアプリを持っていたら、
ほぼどこでも電子決済が可能な便利社会、中国!

中国では電子決済が発達していて、
ほぼどんな小さな個人商店でも、屋台でも、
本当にどこでもスマホで支払いをすることができます。

ただしこれは中国国内に銀行口座を持っていることが前提。

中国で口座を持っていない日本人がWeChatPayを使うことができる裏ワザ
もあるようですが、
短期の旅行なら現金か多額の支払いならクレジットカードで十分です。

スマホ決済をしている中国人を見ていたらそりゃ使いたくなったけど、
裏ワザも現時点では面倒な感じ。

いくつかの読んだ記事によると、

「中国では偽札が多いので電子決済が急速に広まった。」

とのこと。

わたしたちのような外国人観光客は100%現金払いだし、
中国人でも現金払いしている人がいないわけではないので、
現金を受け取るのを嫌がられるような印象もありませんでした。

その現金は中国で両替をした方がレート的にお得

ただし両替する場所でかなり差が出ます。

一番悪いのは空港の両替所。

できれば空港での両替は避けたいですが、
すぐに現金が必要な場合は少なめに両替して、
その後街中の銀行で両替するのがベターです。


わたしたちの場合、
ホテルのレセプションでもそれほどレートが悪くなかったので、
そこでも両替しました。

上海で一番レートが良かったのが上の写真にある
「ICBC(中国工商銀行)」でした。

ここは新年の1月1日でも開いていて助かりました。

中国への入出国


上海浦東(プードン)国際空港のターミナル2(だったかな)。

深夜便利用だったからか、明かりがあまりなく暗め。

日本人の場合、中国に入国した日から15日以内であればビザが免除されるので
その期間内の中国旅行なら簡単に出入国できます。

入国時だけでなく出国時にもカードに記入する必要がありますが、
利用する便名やパスポート番号などを記入するだけなので、
順番待ちの立ちながらでも書けちゃいます。

パスポートチェックもそれほど時間はかかりません。

入国管理の人が怖いこともなく、
何も聞かれなければ黙っていればいいだけ。

わたしの場合

「ビザは、、、?」と聞かれ

「日本人なので、、、」と英語で答えたら

「あっ!」とそれ以上聞かれることもありませんでした。


上海浦東国際空港のターミナル1(だったか)。

こちらの方がターミナル2少し明るい感じ。

中国では空港だけでなく駅や地下鉄の駅に入る時に
荷物検査があります。

同じ空港でもターミナルが変わるとまたそこでも荷物検査。

空港のセキュリティーのような感じです。

荷物だけで人のボディーチェックはありません。

ちょっと面倒だけど、まあ仕方ないですね。

中国での水・トイレ事情


中国で販売されているペットボトルの水。

容量と売られている場所(普通の店か観光地か)によりますが、
550mlあたりの容量で、2-6元(約35-104円)ほどでした。

訪れる前の下調べで

中国国内の水道水は飲料に適さず
歯磨きの際もペットボトルの水を使った方がいい。」

という情報をいくつかの記事で見つけたのでその注意に従い、
水道水は口に入れることもしませんでした。

以前バリ島を旅行した時、
最初の数日間は気にせず水道水を使って歯磨きをしていたら、
その後お腹の具合がとんでもないことに!

その失敗を踏まえていたので、
今回はお腹問題は回避できました。

個人の胃腸の強さにも寄るんでしょうが、
不安な方は水道水を口に入れないようにお気をつけください。

シャワーで口をゆすぐ癖のある人も注意!

杭州・上海で宿泊したホテルでは
毎日無料でペットボトルの水を提供してもらえたので、
それで歯磨きができてありがたかったです。


注意書きが爆笑ものの男性用トイレ!ww

中国のトイレ。

これ、行く前の不安なことのひとつでした。

どんなトイレなんだろう?

清潔なんだろうか?

と潔癖症のわたしは気になってました。

上海の空港に到着して、早速利用すると、、、

なんだ普通じゃん!

ここで言う「普通」はいわゆる洋式トイレのこと。

ただその普通のトイレがどこでも普通に
設置されているわけではありませんでした。

洋式トイレが完備されているのは、
ホテルの部屋や空港、新しいショッピングモールやデパート、
洒落たレストランなどのモダンな建物内。

杭州の観光地「西湖」の湖畔にある公衆トイレは
ほぼ全てが日本の和式トイレのようなしゃがむタイプ
(英語で言う、Squat Toilet)のトイレでした。

他に選択肢がないので、
しゃがむトイレを使うしかありませんでしたが、
忘れちゃいけないのが

公衆トイレには紙が備え付けられていないことが多いので、
中国旅行の持ち物としての必需品は紙、
つまりティッシュペーパーです。

紙といえば

「中国のトイレは紙が詰まりやすいから使った紙は流さず、
備え付けのカゴに入れる。」

とよく聞きますがわたしは普通に流してました。

ちゃんとどこでも流れました。

清潔度はというと、
目を覆いたくなるようなトイレはなかったけど
まあそこそこ。

西湖湖畔の公衆トイレはしょっちゅう掃除をしてたので、
まずまずでした。

中国でのネット事情


雨降る日の外灘@上海。(ネット事情話には関係ないですが)

中国では規制が多く、
インターネット上のサービスで制限されているものがある、
ことをご存知の方も多いはず。

日本を含めた諸外国で当たり前のように
使われているサイト(&アプリ)で、
中国国内で使えないものの有名どころは以下のとおりです。

  • グーグル関連全て(検索、マップ、Gメール、Youtubeなど)
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Insrtagram

ネット検索でYahoo Japanを使う人も多いでしょうが、
こちらも使えません。
(グーグルのシステムを使っているから、という理由で。)

これは中国発のサイトを保護する意図があるようで、
中国人のほとんどはLINEの代わりにWeChat、
Twitterの代わりにweiboを使っているので
中国人はまったく困っていない様子。

一方で普通に使えるのは、
アップル製品(iPhoneやiPadなど)に
最初からデフォルトで入っているアプリです。

マップ(←使いづらいけど、)や
Facetime、iMessage、Photo(シェアも)は
通常どおり使えました。

街中で見かけた中国人のiPhone所持率の高さを考えたらこれは普通かも。

検索はMSNのbingを使えば
Googleと同じように検索することができます。

「いつも使っているネットサービスが使えないのは
不便だけどたまにはデジタルデトックスもいいかな。」

とわたしの場合はホテルのフリーWifiを使って
できることだけしてました。

どうしても中国でもつぶやきたい、
インスタで情報発信したい、
LINEがなきゃ生きていけない、

という方はWifiレンタルや現地SIM(もしくはeSIM)を利用して、
VPNオプションを付けたら
日本にいる時と同じように何でも使えます。

ただWifiレンタルにVPNオプションをつけると
通常料金よりも高くなります。

日頃からネットを自宅以外でも多用する人、海外在住者、
自宅でもネットショッピングのセキュリティ強化を考えると

普段からVPNを使える環境にしておくと安全です!

うちでは特にネットショッピングをよくするので
NordVPN」を利用しています。

(中国旅行時には利用してなくて残念でした…)

いつもの生活の中でもVPNがあるとセキュリティーの面で安心です。

「中国に旅行や出張に行くから。」

という理由だけでなく
ネット環境は備えあれば憂いなしの状態にしておきたいもの。

日本でもいちばん人気のVPNサービスである「NordVPN」。

世界中のどこにいても使えるセキュリティサービスです。

NordVPN

中国での喫煙事情


世界遺産である「黄山(Huangshan)」は一大観光地なので

屋外でも禁煙区域は多い。(写真左)

黄山にあるホテルでの注意書き(写真右)

最後は中国の喫煙事情について。


上海のとある交差点での様子。

写真では見えませんが、
こういった信号待ちで周りにたくさんの人がいても
気にせずタバコ吸う人はいます。

行く前は

「中国人ってタバコ吸う人多いんだろうな。」

と漠然と思ってましたが
本当に多かった ww

女性でタバコを吸う人はすごく少ないけど、
男性はほとんどの成人男性が喫煙者なんじゃないか?
と思えるほど。

実際に男性だけの喫煙率は5割近く
屋外に関しては規制があるのかないのかよくわからないけど、
周りを気にせず吸う人が多いので受動喫煙しまくりでした。

建物内はどうかというと、ほぼどこでも禁煙!

これはありがたかったです。

ただしホテルでも喫煙できる部屋のあるホテルはあるし、
ローカルの人が行くようなレストラン内だと
気にせず喫煙してる人も見かけました。

中国は人口が多い上に喫煙者も多いので屋外でも結構キツい。

煙は外だとこもることはないけど、
直に浴びることが多いので完全に受動喫煙となります。

若い中国人カップルが歩いていても、
男性は喫煙、女性はその男性の横で手を繋いで
煙が自分のところにきても気にせずそのまま歩いている、
というパターンを何度も目にしました。

慣れ?

男性はタバコを吸うものだと思ってる?

詳しい理由はわかりませんが、今のところ
屋内はいいけど外に出るとタバコの煙が苦手な人は結構苦しい
という状況です。

わたしがとった対策は、
ティッシュに精油を垂らしてポケットに入れておき、
喫煙者が周りにいたらそのティッシュで鼻をふさぐ方法。

特にスーッとするペパーミントやレモンがよかったです。

ペパーミントの精油は頭痛や車酔いにも効くので
旅に持っていくといいオイルです。

▼もしくはスイスの「オルバスオイル」も
ペパーミント入りで旅に使いやすいです。

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まとめ:中国に行く前に知っておくと便利な情報

中国に行く前に不安にならないため
知っておきたいこととして
以下のことをまとめた記事でした。

  • 両替やお金のこと
  • 入出国に関して(15日以内の滞在なら日本人はビザ不要)
  • 水・トイレ事情
  • ネット事情
  • 喫煙事情

行く前にこういうことが知りたかった!

ことを書きましたがみなさんのお役に立てば何よりです。

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ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住12年 / 愛知県出身。 フランス・スイスを中心に実際に訪れてよかった国内外の観光情報をおとな女性向けにホンネで語ります。このブログが慌ただしい日々における暮らしの清涼剤になれたらいいなぁと思っています。