熊本に行ったら必見の熊本城。
2014年6月に訪れた熊本城。
多くの人の記憶にも新しい2016年4月に起きた熊本地震。
熊本城も大きな被害を受け、現在(2017年12月)では天守閣には入ることができません。
今回の記事では訪れた時の熊本城天守閣や周辺の様子の威風堂々とした姿をお伝えします。

震災前の熊本城
1607年加藤清正によって築城されました。
加藤清正は尾張(愛知県西部)出身。
同郷なのでなんだか親しみが湧いてしまいます。
熊本城は城自体も美しい建物で印象的ですが、それ以上に目立つのが石垣。
ここの石垣は上に向えば向かうほど反り返りが激しくなり
登ることができない作りとなっていることから、武者返しと呼ばれています。
武士はもちろん、忍者さえ登ることができないデザイン。
強固な守りのある城であり、同時に美も兼ね備えた素晴らしい城です。
(出典:熊本城オールアバウト)
2014年に訪れた際は天守閣に登ることができ、熊本市街を一望できました(写真中)。
熊本城内はかなり広く、多くの櫓(やぐら)があります。
特に城好きというわけではありませんが黒壁の城が好み。
なので熊本城はその条件にぴったり。
繰り返しになりますが石垣がとにかく美しい。
周辺がに緑が多いのも熊本城内を歩くことの楽しさです。
夜はライトアップされる熊本城
昼間に熊本城へ行った時
受付のおじさんにライトアップするかどうか聞くと夜のライトアップあり、とのこと。
というわけで夜も熊本城周辺に行きました。
城内(=本丸)には入れませんでしたが、二の丸広場という公園のような場所から熊本城を眺めることができます。受付のおじさん曰く
「今(=6月)は暗くなるのが遅いから夜の8時ぐらいじゃないと
ライトアップ効果はあまりないかも。」
この写真で夜の8時前。8時以降にはもっと綺麗に見えました。
ただこれは熊本城を通常どおり見ることができた時の話。現在ライトアップが行なわれているかは不明です。(2017年時)
今後の再建計画としては
- 2019年に天守閣の再建
- 20年ほどかけて城全体の再建
目指しているとのこと。
まだまだ時間がかかりそうですね。
ただ違う視点から考えると城が復元されていく姿を見るというのはレアな状況。
熊本を訪れることで復興の一歩一歩を目撃することができ普通に見学するよりも印象に残ります。
旅人にできる熊本復興サポートってこれじゃないでしょうか?
熊本城
熊本市中央区本丸1-1
Tel: 096-352-5900
https://castle.kumamoto-guide.jp/
熊本城周辺「桜の馬場 城彩苑」は営業中

熊本の歴史体験ができる「湧々座」をはじめ、レストランやカフェ、お土産屋が並ぶ一角です。
甘味処やお土産屋は閉店時間が早めですが、レストランは22時まで開いている店舗が多いです。
詳しくはサイトをご確認ください。
桜の馬場 城彩苑:http://www.sakuranobaba-johsaien.jp

2014年に城彩苑を訪れた時入口辺りに上の写真にある竹でできたあかりが並んでいました。
その時は素敵なアイデアだな、と感じ何枚か写真を撮って終わりだったんです。
「竹あかり」って呼んでいいものか、とググってみたら、熊本を中心に全国で活躍されている「ちかけん」さんの作品とのこと。
常設展示されている作品なのかはわかりませんが、忘れられない素敵な作品でした。
実は熊本以外でも松江でちかけんさんのお弟子さんの作品を目にすることができました。日本全国でご活躍のようでなんだか嬉しいです。
まとめ:熊本震災前の熊本城天守閣と城周辺
2016年4月の震災前は昼間はもちろん夜も天守閣がライトアップされ、熊本城は威風堂々とした姿を見せていました。
残念ながら熊本地震は熊本城に多大な被害を残しました。
最高の技術を駆使して積み上げられた石垣だったので、それを復元するのは大変なことだと素人でも想像できます。
再建工事の間、一度でも再訪してその時の熊本城を覚えておきたいものです。
