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大人気の世界遺産「日光」観光をおすすめしない2つの理由

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世界遺産にも登録されている日光。

今や世界中から観光客が押し寄せる大人気の観光地。

でも計画を立てている段階からなぜかいい印象がなかった日光。

実際に訪れてみたら、夫(写真家)と日本各地の旅を始めてから
はじめて残念な旅となってしまいました。

今回の記事でわかるのは以下の点です。

◆日光の有名観光スポット
◆日光観光をおすすめしない理由2つ
◆唯一気に入ったカフェ

*参拝料金などの情報は2017年当時のものです。

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日光観光で有名な8スポット

日光を訪れるのは中学の修学旅行以来でした。

訪れたのは有名な日光東照宮だけだった記憶。

夫(写真家)にとっては初めての日光。

というわけで有名どころは押さえておきました。

ここではその中から8つのスポットを紹介します。

1. 日光東照宮

日光といえば東照宮!

訪れた2017年4月は
そのひと月前に東照宮内にある陽明門の修復作業が終わったばかり

ということもあったのか結構な人が参拝に来ていました。

上の写真は東照宮で最初の門である表門(仁王門とも呼ばれる)。

その上の写真は表門の手前に建つ五重塔。

肝心の陽明門は… 見てませんw

参拝料を支払うところに長蛇の列ができてただけでなく

参拝料1300円!!
(2017年当時)

にびっくりしたので。

2. 日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)

日光東照宮の隣にある日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)。

東照宮で衝撃の参拝料を見たすぐ後に行ったので、
こちらに入る気力がありませんでした。

ちなみにこちら境内のみの参拝なら無料。
神苑という庭園見学には200円かかります。

日光二荒山神社・本社
参拝料:境内無料(神苑:200円)

日光二荒山神社の境内は3箇所に分かれています。

3箇所とは以下のとおりです。

・本社である東照宮横
・中禅寺湖畔にある中宮祠(ちゅうぐうし)
・男体山山頂にある奥宮

中禅寺湖畔の中宮祠(上の写真)には参拝してみました。

場所柄なのか季節柄なのか
シーンと静まり返っていて雰囲気も良く
こちらは良かったです。

中宮祠の境内には君が代の歌詞でおなじみの
さざれ石がまつられていました。

東照宮や日光二荒山神社への参道の手前に流れる
大谷川にかかる橋である神橋(しんきょう)

こちらも日光二荒山神社の一部。

ロケーションや橋の見栄えの良さから橋の上で写真を撮る人で大人気の様子でした。

ただここを渡るには300円かかります。

3. 輪王寺(りんのうじ)

日光東照宮、日光二荒山神社ともに
ほぼ同じ敷地内にあると言ってもいいほど近くにあります。

そしてこの輪王寺(りんのうじ)も同じ山内に位置します。

上記の神橋付近から歩いて行くと、輪王寺が一番最初に見えてきます。

日光東照宮、日光二荒山神社の2つの神社と輪王寺が

「日光の社寺」として世界遺産に登録されています。

神社よりも寺院に興味があるわたしたち。
少なくとも輪王寺は拝観したかったんです。

ところが到着してみると上の写真のとおり。

メインである三仏堂の絵が書かれた大きな壁。

2017年4月時は、三仏堂は修復作業中でした。

(訪れる前にチェックしておくべきでしたね…)

代わりに天空回廊と呼ばれる、三仏堂を覆う建物から
工事中の様子を見ることができるようにはなってます。

これを見た時かなり興ざめ、、、。

確かに天空回廊を作るのに
巨額の資金がかかっただろうことは想像できるけど、
拝観料も通常どおり。
(三仏堂のみなら400円)

工事の様子にも天空回廊からの眺めにも
全く興味がないので拝観は取りやめました。

4. 中禅寺湖

明治時代以降、
湖畔には大使館別荘などが建てられ
国際的な避暑地としても知られるようになった中禅寺湖。

英国大使館やイタリア大使館別荘記念公園など
観光客が訪れることができるスポットもあります。

ただし4月中旬に訪れた時は
そこに通じる湖畔道路は封鎖されていて
近づくこともできませんでした。

両大使館別荘ともに
冬季(12-3月)は休館ですが、
4月もクローズってこと?

大使館だけでなく、
できる限り周った湖畔を見た限りでは
特に魅力を感じる湖ではありませんでした。

ただ秋の紅葉時期はとても美しいようなので
中禅寺湖に行くなら秋がベストシーズンでしょう。

5. 中禅寺

上記の輪王寺の別院である中禅寺は
その名のとおり、
中禅寺湖畔にある天台宗のお寺。

それほど大きな境内ではないけど、
なぜか僧侶の方がずっとついて案内してくれます。

つまり堂内の写真は撮れないということ。

立派な十一面千手観世音菩薩像も
目の前で見れるけど、写真撮影はダメ。

五大堂からは中禅寺湖を一望することができます。

でもなんだか不完全燃焼な気分で
これで拝観料500円って高くない?
と思えてなりませんでした。

6. 男体山

男体山を目にしたのは、
日光山内地区から中禅寺湖へ向かう第二いろは坂の終点付近にある
明智平ロープウェイの乗り場駐車場からでした。

ここからは日光山内に戻る
第一いろは坂や滝が見えました。

華厳の滝かな?と思ったけど、
角度的に別の滝だと思います。

男体山に登りたい!
という元気な方。

登山できる期間は
毎年5月5日から10月25日までで、
この期間外は入山禁止です。

期間中は、午前6時開門。

入山料は大人500円。

二荒山神社の奥社に行かれたい方はこの時期を狙ってどうぞ。

7. 日光に点在する滝

日光や中禅寺湖周辺の奥日光
と呼ばれる地域には数多くの滝があります。

一番有名なのは華厳の滝ですが、
写真は竜頭ノ滝(りゅうずのたき)と呼ばれる2又に分かれた滝。

中禅寺金谷ホテルを過ぎて戦場ヶ原へ向かう手前にあります。

滝を見るには結構大変な思いをして登りくだりしながらたどり着く
というイメージがありますが、
竜頭ノ滝は驚くほどあっさり到着できます。

看板に従って車を停め、
この滝見台というお土産屋や食事処があるすぐ裏にあります。

苦労も何もなく滝を見下ろすことができます。

個人的には滝は見下ろすんじゃなく、
見上げるか目線の高さで見る方が美しい
と感じます。

どこを探しても下から竜頭ノ滝を見られるスポットはありませんでした。

楽に滝を見ることができるという点ではいいところです。

8. 日光杉並木

日光から宇都宮へ行く途中、
どこまでも続く杉並木を目にしました。

写真はコンクリート道路で
雰囲気のいいところではなかったですが、
一部は舗装されていない部分もありました。

家康の33回忌の年に
日光東照宮の参道並木として寄進されたものが
今も残っていてとても壮観です。

日光だけにとどまらず
少し足を延ばすと
この杉並木の街道を見ることができます。

ここはいい写真スポットでもあるので
ぜひ見に行っていただきたい!

日光観光をおすすめしない2つの理由

冒頭での結論どおりですが
日光観光をおすすめしない理由は
大きく2つあります。

1. 何をするにも高い

(左側のスクリーンショットは「日光世界遺産観光」より)

右側の写真は
東照宮の表門前にある拝観券受付にあった料金表。

スクリーンショットの方が見やすいでしょうが、
前述したとおり、東照宮の拝観券1300円

広島の宮島にある厳島神社ですら300円なのに。

高すぎませんか!?

同じく前述の輪王寺も輪王寺券900円と強気な値段設定。

中禅寺もお寺の規模の割に500円は高くない?
といった印象。

そしてちょろっとしか長さのない神橋を渡るだけで300円って。

以前は

「東照宮・日光二荒山神社・輪王寺の二社一寺を拝観できる共通券(しかも1000円)」

があったようですが、諸事情のため廃止になったとのこと。

2017年時は共通券がないので、毎回受付に並んで券を買って、

という時間のかかることを時間のない観光客に押し付けている

気がしてなりませんでした。

それでも遠くからやってきた
外国人観光客を始めとする人たちは
ぼったくり感満載の拝観料を支払って拝観してました。
(外国人からしたら大して高くないのかも?)

でも抗議の意味を込めて、
わたしたちは二社一寺には拝観しませんでした。

2024年時は日光への観光客がさらに増えています。

参拝料を支払うにも行列ができているので事前購入が便利!

購入方法は公式サイトから。

もしくはオプショナルツアー会社「kkday」のアカウントをお持ちなら
kkdayからも同料金で購入できます。

参拝料金は2種類あります。

  1. 日光東照宮単独拝観券:1600円
  2. セット料金(東照宮拝観券+宝物館入館券):2400円

kkdayでのご購入でも購入後すぐに利用可能です。

またホテルなどの
宿泊施設も驚くほど高いです。

ちなみにこの時利用したホテルは「日光 季の遊」です。

季の遊の入口(楽天トラベルよりスクリーンショット)

ロケーションは神橋の目の前で大変便利。

車で行ったので駐車場もあるのもよかったです。

しかも駐車場代は無料でした!

2. 世界遺産にあぐらをかいている印象

日光だけに限らないですが、
「世界遺産」に登録されると
本当の意味での素晴らしさが
どこかに消えてしまう印象があります。

これまで何度も感じてきました。

世界遺産なんだからそれだけで人がたくさん来る。

努力する必要もない。
(京都の世界遺産登録されたところでよーく感じること。)

日光では、たまたま出会った人が悪かったのか、
お店などで関わった人も
どこか感じが良くなかったです。

運が悪かっただけかもしれませんが、
一事が万事。

そういう経験が積み重なると
全ての印象が悪くなります。

おいしかった「本宮カフェ」

神橋からすぐの本宮神社の手前にある
その名も「本宮カフェ」。

古民家風の和な雰囲気満載のカフェです。

休憩がてら入りました。
(ちなみにここのお店の人もそんなに感じは良くなかった ww)

ここでの印象は一番写真が大きいクラムチャウダー。

日光は湯葉が名物ですが、湯葉入りのクラムチャウダー。

器にしているパンは
日光金谷ホテルベーカリーの食パン

このパンか丸型のカンパーニュタイプが選べます。

味はいいし、スープが染み込んだパンもおいしかったです。

まとめ:日光観光をおすすめしない2つの理由

日光観光をおすすめしない2つの理由は

  1. 何をするにも高い
  2. 世界遺産にあぐらをかいている印象

でした。

訪れた時期(4月)が中途半端だったかもしれません。

それでも寺社見物で高い拝観料を目の当たりにしたら、
やっぱりクラクラしちゃいます。

日光寺社の拝観料を支払いたくないなら来るな!

といわれるだけでしょうが。

もちろん全く反対の印象を受ける方も当然いると思います。

ただこれはわたしたちが日光を訪れて受けた印象、
そして正直な感想です。

▼宇都宮は混み合わないし、寺院めぐり好きならぜひ行っていただきたいです!

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ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住13年。愛知県出身。 フランス・スイスを中心に実際に訪れて体験した国内外の観光や生活情報をおとな女性向けにホンネで語っています。国内外レアな旅先が多く登場。またお気に入りのカフェやチョコレート情報もお届けします。