山口市内にありながら森林浴ができるロケーションにある古刹「龍蔵寺(りゅうぞうじ)」。
山口市内にある寺院では最も古いお寺でありながらペット供養もしてくれる現代的感覚を持ち合わせた龍蔵寺。
今回の記事では「龍蔵寺拝観のすすめ」というテーマでお伝えしていきます。
本投稿の内容
- 龍蔵寺の概略
- 龍蔵寺の見どころ
- 龍蔵寺のペット供養に関して
龍蔵寺の概略
山口市内で最も古刹である龍蔵寺。
741年に行基菩薩が千手菩薩像を彫りこの地を龍蔵寺と名付けたとされるのが始まり。
龍蔵寺は真言宗御室派の寺院。
(御室派の総本山は京都にある仁和寺)
また龍蔵寺は中国観音霊場の第17番札所でもあります。
境内にはそこかしこに紅葉があり、秋は有名な紅葉スポット。
紅葉時期ではない10月の拝観でしたが、青もみじが美しかったです。
龍蔵寺には四季折々の美しさがあり、春は牡丹、夏はアジサイ、秋は紅葉、冬には本堂内で寒牡丹を目にすることもできます。
龍蔵寺の見どころ
龍蔵寺はそれほど大きな境内ではないですが、各所に見どころがあります。
本堂
龍蔵寺の本堂には本尊である阿弥陀如来像ほか木造の釈迦如来像が安置されています。
冬の時期は本堂内で寒牡丹を観賞することもできます。
大聖青不動明王
おどろおどろしい顔をした青い不動明王像。
密教のトップである大日如来の化身ともされる不動明王。
怖い顔をしているのは怒っているわけではなく、祈る人を守るために邪魔する人を退治するための怒りの表情をしているお不動さんなのです。
真言宗寺院ではよく見かけるお不動さん。
不動というだけあって、動かずドーンと構えた仏様。
地に足をつけて自分自身を見失わないようにしたい人のためのお不動さんなので怖がらずお祈りしましょう。
鼓の滝(つづみのたき)
境内奥にある鼓の滝(つづみのたき)。
岩の形が3段になっていて、中央の部分がくびれて鼓のような形に見えるから鼓の滝(つづみのたき)と呼ばれています。
境内に滝があるとはなんとも自然たっぷりで癒されます。
無数にある石仏や石像
龍蔵寺の境内に通じる石段の手前から石段の脇には写真にあるような立派な石灯篭や石像、石仏が無数に並んでいます。
石仏好きにはたまらない龍蔵寺。
あなたのお気に入りの石仏探しをするのも楽しいです。
他にも観音堂の前にある樹高約45メートルの大銀杏や雪舟庭、奥の院の磨崖仏などなど見どころ満載の龍蔵寺です。
龍蔵寺のペット供養に関して
龍蔵寺では現代のニーズに合わせたペット供養も行なわれています。
(詳しくは龍蔵寺サイトの動物供養のページをご参照ください。)
犬や猫などのペットは今や家族の一員。
わたしたちにも犬がいるので亡くなった時のことを考えます。
友人が愛犬を亡くした時、近くにペット葬をしてくれるお寺がありそれで救われたと話してくれました。
ペットを失うのは家族のひとりを失うのと同じこと。
それならお葬式をして成仏するように祈りたいのが家族としては普通だと思います。
同じような考え方をされる方で山口市近郊にお住まいの方はこちらの龍蔵寺を利用されるとよいのではないでしょうか。
実は受付に誰もいなかったのでそのまま境内に入り、結局拝観料(200円)を支払わずに退散してしまったわたしたち。
せめてもの償いとして3本20円のお線香だけ奉納させていただきました。ww
龍蔵寺
山口市吉敷1750
拝観料:200円
http://www.ryuzouji.org/
まとめ:山口のペット供養もしてくれる紅葉美しい龍蔵寺
真言宗寺院だからという理由で拝観した龍蔵寺。
山口屈指の古刹でペット供養にも対応する現代性も兼ね備えた見どころ満載のお寺です。
中国観音霊場めぐりをしている人、紅葉スポットとして拝観したい人、ペット供養をお願いしたい人。
様々なニーズにあった龍蔵寺。
単に観光として自然に触れたいという場合にもぴったりな場所です。