岐阜市で観光するところってあるの?
岐阜市の観光スポット。
たくさんはありませんがありますよー!
今回の投稿では以下の内容がわかります。
- 岐阜市の観光スポットを穴場も含めた厳選3箇所
- 季節限定で開催される長良川鵜飼見物に行く前に知っておきたいこと
岐阜市の見どころ3選
岐阜市は岐阜県の政令都市で日本のほぼ真ん中に位置します。
名古屋からJRの快速電車で最速20分でアクセスもしやすい町。
岐阜市内は車よりも徒歩やバスを利用して周遊する方が断然便利。
愛知県一宮市という岐阜市に電車で10分で行ける町出身のわたしがおすすめする岐阜市の観光スポットを厳選して3箇所お伝えします。
1. 岐阜公園庭園

岐阜を代表する岐阜城のある金華山。
その金華山のふもとには岐阜公園という市民の憩いの場な公園があります。
岐阜公園は歴史好きな人にとってはちょっとワクワクするスポット。
というのも戦国時代の岐阜城主であった斎藤道三や織田信長の居館があったとされる場所なんです。
公園内には若き日の織田信長の銅像もあります。
また日本庭園好き(=わたし)にも楽しめる庭園があります。
庭園の一部は織田信長が駆け抜けた戦国時代の荒々しさをイメージした「信長の庭」とのこと。
荒々しいどころか和の佇まいを感じさせる美しい空間。
秋の紅葉シーズンにも楽しめそうな信長の庭です。
岐阜公園内には三重塔が山の斜面に沿って建っているんですが、訪れた時は運悪く修復工事中で見ることができず残念。
公園なので24時間いつでも入ることができます。
2. 岐阜城&眺めがいい金華山
前述した岐阜公園は金華山(きんかざん)に登るロープウェイ駅があるところ。
金華山の山頂には、斎藤道三や織田信長が居城した岐阜城があります。
ここは岐阜のシンボル。
現在の岐阜城は1956年(昭和31年)に復元された鉄筋コンクリート製。
城内は史料館や展望台となっています(入館料200円)。
金華山にはものすごく頑張れば歩いて登ることもできますが、金華山ロープウェー(大人往復1100円)を利用した方が断然ラクだし早い。
ここで何よりいいのが金華山からの眺め!
金華山からのパノラマ。長良川をのぞむ西側の風景です。
南側を見ると名古屋まで見渡せました(天候によります)。
金華山の頂上、つまり岐阜城までは車で行くことはできません。
徒歩かロープウェーのみ。
ロープウェーの営業時間などの詳しい運行時間などは以下のリンクをご参照ください。
3. 岐阜大仏【超穴場】
日本三大大仏と言われて2つ(奈良と鎌倉)はすぐ浮かぶけど、もうひとつは?
2つの説があって、ひとつは富山の高岡にある高岡大仏と言われています。
そしてもうひとつの説では岐阜にある大仏とのこと。
岐阜に大仏さまがいるなんてご存知でしたか?
こちらが通称「岐阜大仏」。
乾漆造仏では日本一の大きさ。
坐像の大仏さまの高さは13.7m、耳の長さは2.1m。
乾漆造という作り方は、骨格は木材で外部は良質の竹材と粘土で造られ、その上に経典が書かれた美濃和紙を貼付けて漆を塗り、さらにその上に金箔を貼るというもの。
金属でもない、木造でもない、紙で作られた大仏とは何とも珍しいです。
こちらが大仏殿。大仏はこの中にいらっしゃいます。
岐阜大仏のいる寺院は正法寺(しょうぼうじ)という黄檗宗寺院。
中国の禅寺なのでこの大仏殿のつくりも少し日本の禅寺とは趣きが違います。
正法寺は黄檗宗の本山である京都宇治にある萬福寺の末寺(=本山の支配下にある寺院のこと)にあたります。
ちなみにこちらの大仏さまはフラッシュをたかなければ写真撮影OKですので気兼ねなく写真が撮れます。
岐阜大仏(正法寺)
拝観時間:9:00-17:00
拝観料:200円
https://www.gifu-daibutsu.com/
長良川鵜飼見物に行く前に知っておきたいこと
岐阜で何が有名かと聞かれて、「鵜飼」と答える方もいるでしょう。
岐阜を代表するイベントである鵜飼は長良川沿いのマンホールのデザイン(鳥である鵜)にもなっていました。
近すぎて鵜飼を見に行ってみようとはそれまで考えたことはなかったのですが、両親の提案で初めて鵜飼を見てみることに。
ただ初めての鵜飼はほろ苦いイベントとなってしまいました。
というのも、鵜飼ってその日の天候や長良川の流れや水量に影響を受けるので必ずちゃんと見られるものじゃないんです。
鵜飼見物する観覧船には乗らず川岸から見ていたんですが、観覧した夜は風があり鵜匠の人たちを乗せたボートはあっという間に目の前を通り過ぎ。
「あれ?もう終わり??」状態。
唯一撮れた写真はこれだけ、、、
一応1時間かけて行なわれる鵜飼ですが、この夜はものの10分ぐらい?
観覧船に乗らなくてよかったー、と思ったぐらいあっけなかったです。
同じく川岸で鵜飼写真の撮影をしていたおじいさんと鵜飼が始まる前から少し話をしていたんですが、長年鵜飼を見続けている彼曰く、「今日はひどい!」とのこと。
わたしたちが初めての鵜飼見物だったことを伝えると、撮りためた写真を収めたCDをプレゼントしてくれました。
ありがとう、おじいさん!ということで彼の撮った写真を何枚か。
観覧船からはこんな感じで鵜飼が見えるんですね。

鵜もちゃんと写ってます。
ただおじいさんフラッシュ使ってたんですね。
なのでちょっと不自然な光が入ってる。
だけどご厚意でいただいたものなので世界に向けて発表しちゃいます。
ぎふ長良川鵜飼は毎年5月11日から10月15日まで毎日開催。
見てみたいと思われた方はサイトで詳細をご確認ください。
鵜飼を楽しみたい人におすすめな「鵜匠の家すぎ山」
鵜飼を見るために予約したホテルは、鵜飼を行なう鵜匠ファミリーが経営する長良川沿いにある「鵜匠の家すぎ山」。
このホテル前でいつも鵜飼が行なわれるので観覧船には乗らず、ホテルの真ん前で待ち構えていた、というわけです。
金華山の真ん前に位置しているので、岐阜城も目の前という好ロケーション。
料理自慢の宿とサイトでうたっているとおり料理はおいしかったです。
宿泊する日のランチもこちらで豆腐定食をいただきました。
長良川一望の部屋で贅沢なランチ。
夜は長良川名物の鮎(写真上)などなどお腹がはち切れそうなぐらいの量。
翌朝の朝ご飯では飛騨名物の朴葉(ほうば)みそ(写真右下)もありました。
「鵜匠の家 すぎ山」は長良川温泉にあるホテルなので温泉(露天風呂)も楽しめます!
「鵜匠の家すぎ山」を予約する
まとめ:岐阜観光3選と鵜飼見物で知っておきたいこと
岐阜市の観光スポットと長良川鵜飼見物に行く前に知っておきたいことをお伝えしました。
観光スポット3選は以下のとおり。
- 岐阜公園
- 岐阜城&金華山からの眺め
- 岐阜大仏
長良川鵜飼見物に関して知っておきたいことは、
天候に左右されるので毎回1時間たっぷり鵜飼を見られるわけではない
ということ。
最後に岐阜らしい風景や食事、温泉を楽しめる長良川温泉にあるホテル「鵜匠の家 すぎ山」を紹介しました。
みなさんの岐阜旅の参考になれば嬉しいです。
岐阜市観光情報:https://www.gifucvb.or.jp/
岐阜県観光情報:https://www.kankou-gifu.jp/