イタリア湖水地方にある湖のひとつ「イゼオ湖」。
イゼオ湖(Lago d’Iseo)はコモ湖とガルダ湖の間にあるこじんまりとした湖。
コモ湖やガルダ湖のような華やかさはないけど、なぜか落ち着くイゼオ湖。
今回の投稿ではイゼオ湖の場所やイゼオ湖での過ごし方を紹介します。
イゼオ湖はどこにあるの?
コモ湖とガルダ湖のちょうど中間地点に位置し、ベルガモからも程近いイゼオ湖。
少し湾曲した形をしたイゼオ湖は両側の湖に比べると小さく見えます。
実際に車を走らせたら案外大きい印象。
イゼオ湖の面積は65.3㎢でイタリアで6番目に大きな湖。
ちなみにイタリアにある湖の中で大きい順のトップ6は以下のとおりです。
- ガルダ湖(湖水地方)
- マッジョーレ湖(湖水地方)
- コモ湖(湖水地方)
- トラジメノ湖(ペルージャ)
- ボルセナ湖(ラツィオ州)
- イゼオ湖(湖水地方)
イゼオ湖での過ごし方
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イゼオ湖畔には大きな町はありません。
そんなことからイゼオ湖は観光地としては目立ちません。
観光地化されすぎていなく、静かで癒しの時間を与えてくれるイゼオ湖畔。
というわけで、イゼオ湖はのんびりリラックスしたい人向けです。
イゼオ湖北部は山がちな地形。
山々の美しいレイアーをのんびり眺める。
そんな贅沢な時間を過ごすのに最適なイゼオ湖畔です。
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湖畔に並ぶオリーブの木。
本当に静かで心休まります。
イゼオ湖で訪れたいスポット
モンテ・イゾラ(Monte Isola)
時間の都合で行けませんでしたが、イゼオ湖で見逃せないのは湖に浮かぶ島「モンテ・イゾラ(Monte Isola)」。
モンテ・イゾラへはスルツァーノ(Sulzano)もしくはサーレマラジーノ(Sale Marasino)からボートでアクセスできます。
見逃せないのがマドンナ・デッラ・チェリオラ教会(Santuario della Madonna della Ceriola)。
丘の上に建つ教会なので、ここからのイゼオ湖の眺めは格別!
サルニコ(Sarnico)
次におすすめするのは、エレガントなサルニコ(Sarnico)という町。
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サルニコの湖畔道。
湖畔にはたくさんのカフェが並びシャレた雰囲気でした。
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対岸にある町パラティコから見たサルニコ。
対岸の町よりサルニコの方がカフェやレストラン・ショップが多くあります。
食事やお茶をするならサルニコです。
リーヴァ・ディ・ソルト
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イゼオ湖では、北西にあるリーヴァ・ディ・ソルト(Riva di Solto)という小さな村のホテルに宿泊しました。
高台にあるホテルだったので、すばらしい絶景を楽しめました。
これはホテルの部屋からの眺め。
部屋には小さなバルコニーがあったので、ドリンクとおつまみをしながらのんびり。
なんといってもこの景色がいちばんのごちそうでした。
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ホテルに併設されたレストランからのイゼオ湖の眺め。
朝食時でしたが、贅沢で優雅な風景でした。
夕食もこのレストランでいただきました。(以下の記事に内容あり)
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リーヴァ・ディ・ソルトの町を少し散策してみました。
湖畔の物静かな街並み。
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湖畔のカフェにはちらほらと人はいました。
イタリア人もフランス人同様自転車好きな人が多いので、湖畔の道はいつも多くのサイクリストが走ってました。
このカフェでも自転車を横に休憩していた人がいました。
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特に何があるというわけではないリーヴァ・ディ・ソルトですが、平和で静かな村をのんびり歩くだけでリラックスできるのでいいところと感じました。
イゼオ湖の現代アート
ラッピングアートで有名なブルガリア出身のアーティストであるクリスト(Christ)と彼の妻によって創り上げられた浮いたように見えるオレンジ色の桟橋。
イゼオ湖に浮かぶモンテ・イゾラ(Monte Isola)とその対岸の町スルツァーノ(Sulzano)、そして小さなサン・パオロ島を結ぶという巨大な現代アート作品がイゼオ湖に登場したのが2016年でした。
作品が見られた(桟橋を渡れた)のは2016年6月18日から7月3日までと限定された期間でしたが、大勢の人が桟橋を渡ってアート作品を楽しんだ模様。
イゼオ湖が世界から注目されたイベントでもありました。
まとめ:癒しのイゼオ湖での観光はのんびりと
観光地化されすぎてないイゼオ湖はリラックスするには最適なスポット。
その中でも人気なのは湖に浮かぶ島「モンテ・イゾラ(Monte Isola)」の周遊。
時間がなくてモンテ・イゾラに行けなくて残念でしたが、その代わりホテルからのんびりと美しいイゼオ湖をただただ眺めた時間は何ものにも変えがたいすばらしい時間でした。
イゼオ湖ではあくせくせず、のんびりゆったり過ごしてください。










