【香港】香港初心者にとって香港らしい風景はどこで見られるのか?
- 2016.03.24
- 香港

2015年12月日本旅(京都や高野山)の後に人生発の香港へ旅して参りました。
それまで食わず嫌いというか、近すぎてというか、「ただの都会でしょ?」みたいな思い込みというか、そんなこんなで行ったことありませんでした。ズバリ結論は、
香港楽しいー!
食わず嫌いで行かなかった香港は行ってよかった香港に変わりました。
何しろ初めての香港なのでエキスパート的な説明は何もできませんが、私が見て感じた香港と数々の情報を交えてお伝えしていきます。初回の今回は香港初心者にとって香港らしい風景はどこで見られるのか?です。
香港の概要
(左上)高層ビルに囲まれた第一次・第二次世界大戦の戦死者を追悼する和平記念碑
(右上)ツインタワーであるリッポーセンター(Lippo Centre)ビル
公用語 | 中国語(主に広東語)と英語 |
人口 | 約7234800人(2014年統計) |
人口密度 | 6544人/㎢ |
通貨 | 香港ドル(HKD) |
日本との時差 | -1時間 |
電源・電圧 | BFタイプのプラグ(イギリス・アイルランドと同じ)電圧は220V |
道路・通行 | 左側通行(主に右ハンドル) |
国土 | 香港島、九龍(カオルーン)半島、新界(ニューテリトリー)および周囲にある235余の島からなり、面積(1104㎢)は沖縄本島と同じぐらいの大きさ。 |
1997年にイギリスから中国に返還され、特別行政区(一国二制度)である香港。2014年に反中国デモ・反香港政府デモが起こり、香港の高度な自治が危ぶまれてきている様子がうかがえます。
1997年の返還から50年間は中国の社会主義政策を香港では実施しない(つまり2047年まで)との約束が中国政府ととられましたが、2047年以降はどうなるんでしょうか?(ちょっと不安、、)
ヴィクトリアハーバー
香港島と九龍(カオルーン)半島の間がかの有名なヴィクトリアハーバーです。香港の中心地にあり、無数の高層ビルが建ち並び、美しい夜景が見られます。昔からこの夜景は「100万ドルの夜景」と呼ばれ、これだけでも多くの観光客を引きつけてきました。
ここは一見の価値あり。いくら写真やテレビで見ても伝わらない!パワーを感じるにはやはり現地に行かないと。
薄暮時の高層ビル群。(香港島側)
こちらも香港島側の風景。クリスマス前だったのでクリスマスイルミネーションをあちこちで見かけました。
薄暮時に香港島からみた九龍半島の眺め。
日が沈むと多くの高層ビルはライトアップされ、より鮮やかな風景となります。ちなみに香港は12月の夜でも寒くないので薄手のジャケットがあれば十分。夜景も存分に楽しめます。
ヴィクトリア・ピーク
英語でヴィクトリア・ピーク、広東語で太平山と呼ばれるこちらは香港で最も有名な観光地です。香港島の西部にある標高552メートルの山頂から眺めるヴィクトリアハーバーの景色はもう素晴らしいの一言です。
ちなみにヴィクトリア・ピークへはバスで行きました。上の写真はダブルデッカーバスの2階席の一番前から撮った香港島の町並み。看板多の風景とは違いますが、これも香港。
ヴィクトリア・ピークへ行くのに一番有名な方法は「ピークトラム」というトラムというよりケーブルカーですが、乗り場に長蛇の列が出来上がっていたので往復ともにバスを利用しました。経済的に行けるのは間違いなくバスですが、香港で最も古い公共交通機関であるピークトラムの雰囲気を味わうのも観光のひとつです。
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山頂にある香港1高い展望台「スカイテラス428」への入場券も付いてます!
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バスの終点「ザ・ピーク(The Peak)」で下車し、少し歩くと写真にある奇抜な建物「ピークタワー」が見えてきます。ここはレストランや店舗が入ったショッピングセンター。ピークタワーの上は展望台になっていますが有料。
ピークタワーサイト(日本語):http://www.thepeak.com.hk/jp/home.asp
ちなみにピークタワーの向かいにあるピークギャレリア(同じくショッピングセンター)の屋上の展望台は無料で100万ドルの夜景が見られます。

ピークギャレリアの展望台から見たヴィクトリアハーバーの風景。日の入前でまだ明るかったのが、、、


暗くなるとこうなります。言葉いらないですね。
おそらくピークタワーからの眺めが一番高い地点なのでもっといいんだと思いますが、これで十分美しい夜景が見られたと大満足です。
スカイ100からの眺め
最後は九龍(カオルーン)半島側にあるスカイ100(sky100)からの眺めです。
香港MTR(Mass Transit Railway)という大変便利な鉄道(地下鉄部分もあり)で行くのが便利。MTRの九龍(カオルーン)駅からつながっているので、「sky100」という表示をたどって歩けば到着できます。
展望台へのチケット(HKD168)を購入後、高速のエレベーターで100階まで上がります。海抜393mの高さから360℃の展望が楽しめるスカイ100は香港で一番高いビル。上の写真にあるように、世界でも第7位の高さを誇ります。
香港一高いビルからの眺めはというと、、、
ありゃ何かぼやけてる?
こちらはインドアの展望台になるので、ガラス越しにしか見えません。しかもこの日は雨でガラスに水滴がついてるものだから余計にぼやーんとしちゃってます。それでも九龍側からの眺めはここからだけだったので、ヴィクトリアハーバー(香港島側から)とは違う視点での眺めが楽しめます。
九龍側は香港島のモダンな感じとは違ってネオン看板がひしめくいわゆる「香港らしい」景色が広がる庶民的な感じ。今回この地区をほとんど訪れることができなかったのが心残りです。
なので、一番高いところから九龍を楽しませてもらいました。
スカイ100
アクセス:MTR「九龍(Kowloon)駅」下車すぐ
ウェブサイト:http://sky100.com.hk/jp/#charming-experience
まとめ
香港初心者にとって香港らしい風景はネオン看板がひしめく様子ではなく、高層ビルがひしめく風景、ということで3箇所取り上げました。どれも有名で知ってるよ、というご意見もあるかと思いますが、何ぶん香港初心者なのでご了承ください。
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