2013年12月フィンランドの旅。
今回の記事ではフィンランドにある「Oulu(オウル)」という
有名じゃないけど穴場な観光地を紹介します。
オウル(Oulu)ってどこにあるの?
フィンランド中西部の海岸線に位置する町です。
オウルってどこ?何があるの?
という質問が続々と出てくるぐらい
あまり知られてない町。
わたしたちも特にこの町に行きたかったわけではなく、
ロヴァニエミから南に行くと少し大きそうな町だったから、
と特に期待せず立ち寄ったのでした。
上の写真は宿泊したホテル(ハウキプダス Haukipudas というオウルの北にある町)
に近い海岸線から見た風景です。
ポツンと見えるのは灯台。
この辺りまで海は完全に凍っていてました。
上の写真は町の中心から歩いてすぐの小さな島(Pikisaari)
から見たオウル大聖堂をはじめとする町の風景です。
川沿いのシャレたオウルの街並み
オウルの町は一応海岸沿い(ボスニア湾沿い)にありますが
町の中心はボスニア湾に流れるオウル川沿いにある港町です。
上の写真はその川沿いの通りにあるお店。
昔は漁師小屋だったのかなと思われる建物群ですが
シャレた一角となっています。
川沿いから市立図書館と劇場を通りすぎ
橋を渡った対岸にあるのが
“Pikisaari”という小さな島。
写真は橋を渡ってすぐのところにあるレストランです。
オウルのパンフレットによると
この島付近は以前は工業地帯だったとのこと。
今でも少し離れたところに工場がいくつもあるのが見えました。
現在はアーティストや職人が多く住む地域となっています。
島を歩いて一周できる遊歩道を半分ほど歩きましたが
シャレた住宅や雑貨屋など見かけました。
足元が凍っていておぼつかなかったけど
いいお散歩になりました。
美しい市庁舎と周辺
市庁舎前にあるずらっと並んだブロンズ像は
1600年代から現在に至るオウルの歴史を人々で表した
アート作品とのこと。
歩いて十分周れるそれほど大きくはない町の中心部ですが
結構見どころがあります。
夕方でもすでに暗くなっていて
ショッピングストリートはライトアップされていました。
華やかです。
オウルで見つけた大当たりのカフェ
オウルの中心部にあり何気なく入ったカフェでしたが
コーヒーもスイーツも美味しく
シャレた店内で大当たりでした。
ただひとつ困ったのが
地下にあるお手洗いに入ろうとした時。
それまではどこでもイラストで男女がわかるように表示されていたのに
ここはフィン語の単語だけ。
さて困った・・・。
少し後にトイレに入ろうと階段を下りてきた女性をつかまえて
「どっちが女性用ですか?」
と確認してから入りました。
【覚えておくといいフィン語?】
“Naiset”が女性用
“Miehet”が男性用
念のため ww
ショッピング街の交差点にある木造建築が目立つこちらのカフェ。
オウルにはレストラン・カフェはいろいろありましたが
こちらのカフェは営業時間も長く使いやすそう。
利用した時も店内は結構込み合っていました。
Cafe Rooster
Torikatu 26, 90100, Oulu, Finland
https://rooster.fi
オウルで行なわれるユニークなイベント
オウルという町の名前を知らない人でも、
世界エアギター選手権という大会のことを
聞いたことありませんか?
日本人の芸人さんも優勝したことがある、
ギターを実際に持っているかのように弾いているフリをする芸を競う大会。
毎年夏このオウルで開かれています。
映画「かもめ食堂」でもマサコさんがこの大会のこと話してましたね。
他にも様々なイベントがとり行なわれているようで、
冬には「トナカイスプリント(短距離走)」が町中で行なわれています。
笑えるのが
「干し草刈り世界選手権」!?
(英語で”World championship in hay mowing” )
男・女、60歳以下・以上、子供で部門が分かれ、
タイムや刈り上がりの美しさなどで順位を決めるとのこと。
ユニークすぎるオウルのまち!
まとめ:フィンランドのオウル(Oule)は穴場の観光地
たまたま立ち寄ったオウルという町は
コンパクトですが街並みも美しく
レストランやカフェも豊富で
楽しめる町でした。
ユニークなイベントのある町は通り過ぎちゃうのは
もったいないほど魅力的。
ぜひオウルや周辺の町に1泊して周遊してみてください。