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残念!太宰府にある光明禅寺の庭園は写真撮影禁止に

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太宰府の光明禅寺って写真撮影できるの?

天満宮で有名な太宰府。

その太宰府天満宮のすぐそばにある「光明禅寺」という禅宗寺院へは2014年に拝観しました。

当時は普通に境内の写真撮影ができましたが

現在では本堂裏にある庭園は写真撮影が禁止に!

今回の記事では以下のことがわかります。

  • 光明禅寺の境内の様子
  • 太宰府天満宮の境内
  • 太宰府にある観世音寺
  • 太宰府へのアクセス

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庭の撮影ができた頃の光明禅寺


太宰府天満宮へ向かう参道を右に入ったところにある臨済宗東福寺派寺院の光明禅寺(こうみょうぜんじ)

九州唯一の枯山水庭園で別名「苔寺」。


入り口の山門をくぐってすぐに枯山水の庭が目に入ります。

 


こちらは石を光という字に配した「仏光石庭」と名がつけられています。

ここを通り過ぎ、本堂に入る際に拝観料を納め、本堂裏にある庭園は庭園内に降りることなく、欄干のある廊下から眺めることができるようになっています。

が、しかし!

ここを拝観した2014年6月時点では問題なく庭の写真撮影ができました。

ところがあれこれ調べていたら、2017年12月時点では入り口付近にある仏光石庭のみ写真撮影可能。

本堂裏の苔と白砂がミックスされた庭園「一滴海庭」の撮影は禁止されているとのこと。残念。

詳しい事情はわかりませんが、ネット上のコメントを見る限りではマナーの悪い人が多く、写真撮影を禁止にした、というのが理由のようです。

 


青苔で陸を、白砂で大海を表現した「一滴海庭」。

どの角度から見ても美しく、苔と白砂の組み合わせが絶妙で美しい庭園です。

こちらの庭園は京都にある東福寺の方丈庭園と同じ作庭家「重森三玲」

重森三玲作としては、同じく京都にある大徳寺塔頭寺院の「瑞峯院(ずいほういん)」などでも目にしました。

紅葉もふんだんに植えられているので、紅葉時期はさらに美しいでしょうが、青紅葉の季節も格別です。

ただ拝観した際も幅の狭い廊下から庭を眺めるスタイルの拝観方法は多くの人がいる際には何かトラブルが起こりそうな雰囲気があるな、と感じました。

庭だけを撮影するならいいんでしょうがいまはSNSの時代。自分のセルフィー(自撮り写真)を撮ることに夢中な人も多いから撮影禁止となっちゃったんでしょうね。

また現在ではお寺自体が閉まっていることも多いようで。拝観自体もできるかどうか微妙。

参拝客だけでなく、もしかしてお寺の人もややこしいのかも?(あくまで想像ですが)

太宰府に天満宮に行く前にチェックして門が開いていたら拝観できるサインと理解しておくのがベストです。

太宰府天満宮の境内


太宰府といえばもちろん天満宮。

修学旅行生や韓国人観光客があふれていて、雨も降っていたのであまり落ち着かなかったけど。


本殿裏で目にしたこちらのひょうたん。「厄晴れひょうたん」という名前。

古来より奇麗なる霊力がこもるとされる、ひょうたん。

梅の木の下でひょうたん酒を飲むと、不思議と厄が晴れると言い伝えられているとのこと。

並んでるひょうたんの姿が何だか可愛かったです。


本殿に行く前に通る心字池の様子。

この池の上に太鼓橋がかかっており、参拝客はこの橋の上を歩くことで身体が清められる、という参拝の流れになっています。

太宰府天満宮のサイトは作りも良く、サイトからウェルカムな雰囲気が伝わります。そこが上記の光明禅寺(公式サイトなし)との差かな?と感じてしまいます。

太宰府天満宮
https://www.dazaifutenmangu.or.jp/

太宰府天満宮参道での楽しみは?

天満宮の前に伸びる参道、門前町にはたくさんのお店が並んでいます。
(PDF形式のガイドマップ参照)

ここを歩いていると、何度も目にする名物「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」。

焼き餅のような香ばしい香りがあちこちから漂っていましたが、この時はどうもお腹が空いてなくてスルー。


同じく参道にはスタバのコンセプトストアもあります。

中には入りませんでしたが、外観がとても印象的なこちらの店舗。有名建築家の隈研吾氏の設計。

利用はしませんでしたが、スタバのサイトをみると外観だけでなく店内も木組みのデザインが印象的な素敵なインテリアとなっています。

スタバ好きなら行かないと後悔するので、記念に入っておきましょう。

物悲しい雰囲気の観世音寺


太宰府で最後にもうひとつ訪れた寺院は天台宗の観世音寺(かんぜおんじ)でした。

746年に創建された古刹です。

昔は数多くのお堂が並ぶ九州随一の寺院だったとのこと。

現在は江戸時代初期に再現された講堂と金堂の2つのみです。

上の写真にあるのがそのひとつの講堂。割と雰囲気はいいんです。


ここでの見どころは写真にもある日本最古と言われる梵鐘。

が、ポツンと寂しくたっています。

境内にある宝蔵には現在でも数多くの素晴らしい仏像が保管されており、仏像ファンにはたまらないコレクション。宝蔵のみ500円の入館料がかかります。

観世音寺は弘法大師が唐から帰還した際、都に戻るまでの間2年弱を過ごした寺院ということで拝観しました。

また観世音寺は九州西国霊場33箇所の第33番札所でもあります。

天満宮のある辺りからかなり歩いて行ってみたものの、何か物悲しい雰囲気が漂う境内でした。でも弘法大師にまつわる寺院を拝観できて満足でした。

太宰府へのアクセス


太宰府へのアクセス方法として覚えておきたいこと。

太宰府へはJRでは行くことができません。

福岡の中心地天神から西鉄に乗って行きます。

西鉄福岡(天神)駅から天神大牟田線で西鉄二日市駅まで行き、そこで太宰府線に乗り換え。2駅先が終点の太宰府駅です。

乗り換えた後は写真にある「旅人(たびと)」という観光列車でした。

こちらは予約不要で通常運賃で利用できる特別列車。いいデザインで乗るだけで気分が上がりました。

太宰府観光協会https://www.dazaifu.org/

まとめ:太宰府にある光明禅寺の庭園は写真撮影禁止に

2014年6月に拝観した際は問題なく写真撮影できた太宰府にある光明禅寺。

現在では撮影禁止に。

これからこのような寺院が増えることがないよう、お寺は観光でなく拝観する場所という認識を持ってマナーを守って欲しい。

今回の記事では他にも太宰府天満宮、天満宮参道、観世音寺に関してまとめています。

 

↓太宰府の魅力が発見できる良書です↓

 

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ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住12年 / 愛知県出身。 フランス・スイスを中心に実際に訪れてよかった国内外の観光情報をおとな女性向けにホンネで語ります。このブログが慌ただしい日々における暮らしの清涼剤になれたらいいなぁと思っています。