【フランス】パリの中のアジアとかどこにも載っていないレアスポット情報
- 2018.06.17
- フランス
- cafe world, paris

2018年5月に訪れたパリ。週末だけだったのでほんの2泊3日だけでしたが、よーく歩いたのであちこちで発見がありました。
最終回の今回はパリで見つけたアジアなスポットやどこにも載っていない(?)レアなスポット情報で締めたいと思います。
パリの中のアジアその1 – パゴダ・パリ
閑静な住宅街に突如と現れる赤い建物。周辺の建物と全く一体感のないこちらの建物は「パゴダ・パリ(Pagoda Paris)」。建物内には中国を中心としたアジアのアート作品やアンティークのコレクションがあるようですが、イベントがある時のみ中に入ることができるようで、訪れた時は門は閉じられていました。
以前、テレビでこのパゴダ・パリのことを見て、どんな感じのところなんだろうと興味を持ち、機会があれば行ってみたいと思っていたのでした。
近くで見ると痛んでいる箇所も多いのですが。周りと調和してないけど、アートを感じさせる建物です。外から眺めただけでしたが、目にすることができて満足。建物内には素晴らしいアジア美術品のコレクションがあるようで(サイト参照のこと)。
「ここで写真展開催できたらいいね〜。」と夫(写真家)と夢みたいなことを話しながら後にしました。
パゴダ・パリの周辺は高級住宅街の雰囲気。近くにあるモンソー公園(Parc Monceau)も雰囲気の良さそうな公園でした。(離れたところから眺めただけ)
パゴダ・パリ(Pagoda Paris)
48 Rue de Courcelles, 75008 Paris
Tel: +33(0)1 45 61 06 93
最寄りのメトロ駅:Monceau(2号線)
http://www.pagodaparis.com
パリの中のアジアその2 – ギメ東洋美術館
パッと見はザ・ヨーロッパな建物ですが、こちらはフランスで一番大きくて有名なアジア美術のコレクションがある「ギメ東洋美術館(Musée national des arts asiatiques Guimet)」。
ニースにあるアジア美術館にて夫(写真家)の写真展が2018年初めから5月まで開催されていましたが、同じフランスにあるアジア美術館という流れでどんなところか見てみたい、という夫の希望で立ち寄りました。
2人とも美術館内を巡るほどの体力が残ってなかったので、館内のミュージアムショップだけ見学。もちろん日本に関する本やグッズもたくさん販売されていました。
トロカデロやエッフェル塔にも程近い場所にあり、雰囲気のいいエリアにある美術館。アジア美術に関心がある方なら間違いなく気にいる美術館なはず。
ギメ東洋美術館(Musée national des arts asiatiques Guimet)
6 Place d’Iéna, 75116 Paris
Tel: +33(0)1 56 52 53 00
入館料:サイト参照
最寄りのメトロ駅:Iéna(9号線)
http://www.guimet.fr
パリの中のアジアその3 – リトル東京?
ルーブル美術館を横目(トップの写真)にした後、パリにあるジュンク堂を通り過ぎたあたりから急に日本料理屋(韓国料理も混じってたけど)が何軒も続く界隈に。
ラーメン屋も何軒かある界隈。このわかりやすい名前の「かどや」さんの向かいにあるのが、、、
「アキ(Aki Boulanger)」というブーランジェリー。一見するとフランスのどこにでもありそうな店構えだったので最初は気にしなかったけど、「日本のパン(specialites japonaises)」という文字が見えたので中をのぞいてみることに。
シュークリームってこちらではありそうでないお菓子。
抹茶とか柚子とか日本だわー。
と嬉しくなり、わたしは抹茶シュークリーム、夫は写真にはないけど抹茶メロンパンをチョイス。お店の人はわたしを見るなり、「こんにちは」と日本語で話しかけてくれました。
夫も頑張って日本語で注文してくれ、2人とも美味しくいただきました。(持ち帰りしてお店の前で立ち食い。ww)
このブーランジェリーから少し離れたところにカフェもあって、手広く商売されてる模様のアキ・ブーランジェリー。フランスのお菓子も美味しいけど、日本のスイーツが食べたくなったら駆け込みたいところです。
Aki Boulanger
16 Rue Sainte-Anne, 75001 Paris
Tel: +33(0)1 40 15 63 38
日曜休み
最寄りのメトロ駅:Pyramides(7、14号線)
http://www.akiboulanger.fr
エッフェル塔を見ながらお茶できるスポット
前述のギメ東洋美術館に行く途中で目にした「パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)」。特に日本(東京)に特化したというわけではなく、主に現代アートの展示をしている大きなギャラリーのようなところです。
なので特に興味を持つこともなくここを通り過ぎようとしたら、、、
何という特等席!
パレ・ド・トーキョー内にあるカフェレストランの外の席。といってもすでに建物を過ぎた辺りにテーブルが並んでいましたが、ちょうど木陰になって最高の場所じゃないですか?この方たちはワインを飲んでましたが、何とも優雅な時間が流れてました。今回あちこち歩きながら目にした数多くのカフェの中でベストだと思えたところ。
パレ・ド・トーキョーの中には入ってないのでどんなところかわかりませんが、カフェ利用だけでもできると思うので外の席が利用できる季節なら間違いなく素敵な思い出になるところだと思います。
パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)
13 Avenue du Président Wilson, 75116 Paris
Tel: +33(0)1 81 97 35 88
最寄りのメトロ駅:Iéna、Alma-Marceau(どちらも9号線)
http://palaisdetokyo.com
今回の発見(Discovery)!
パリに来てまでアジアなスポットをわざわざ見に行く人自体がレアかもしれませんが、アジア好きな方なら別の視点から見たアジアを楽しめるんじゃないかな、と思います。欧米住まいの方ならある意味新鮮だったりも。いろんな文化やアートが楽しめるパリ。治安に不安があるとはいえ、やはり魅力的な街であることには変わりないな、と改めて感じました。
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