【ミラノ】すでに観光地?スタバの高級バージョンReserveでコーヒーのテーマパークを楽しんできました
- 2020.01.19
- イタリア
- cafe world

2019年6月に2泊3日で訪れたイタリアのミラノ。
この時は夫(写真家)のグループ写真展参加のためミラノを訪れました。
ミラノを訪れるのはなんと1996年以来。せっかくなので久しぶりすぎるミラノを観光しよう!とあれこれチェックしたんですが、案外ミラノって見るところないんです。そんな中一番楽しめたヨーロッパでは現時点でココだけというスターバックスの高級版「Reserve」を冷やかしに行ってきました。今回はあまりに気に入って2日続けて利用したReserveのレポートです。
外観からして高級感のあるミラノリザーブ
コレがミラノにある高級バージョンスタバ「Reserve(リザーブ)」の外観です。
入り口に「Poste」という文字があったので、元郵便局の建物なんだと思われます。ザ・ヨーロッパな雰囲気で満点。中がどうなっているのか見てみたい衝動に駆られます。
外にも洒落たテラス席がありましたが、ここでは中で時間を過ごすことをお勧めします。普通のスタバとは全く違うので。
リザーブの店内は工場兼カフェ
店内に入るとかなり広いと感じます。その中にこのような焙煎機や、
これは何だろう?コーヒー豆が見えるので、袋詰めする機械なのかな?
機械が色々動いていて、作業する店員さんがいて、映画「チャーリーとチョコレート工場」を彷彿させる店内でワクワクします。
2階部分から店内を見下ろすとさらに面白いです。写真撮ったんですが、ブレブレで載せられないのが残念。
ざっと店内を見渡したところ、ココはカフェではあるけど、焙煎や豆の袋詰めも行なう工場でもあるんだな、と。でもコーヒー好きにはいろんな行程が見られて工場見学みたいだし、ある意味テーマパークに迷い込んだ感覚も味わえるところです。
コーヒーも食事もお酒も楽しめるリザーブ
ここがコーヒーを注文するところ兼カウンターになっています。
天井にパイプみたいなのがグルグルしてるのが見えますか?焙煎前なのか後なのかは分かりませんが、このパイプの中をコーヒー豆が移動してました。見てるだけで本当に面白い!
こちらは入口から入ってすぐ左手にあるパンやピザ、スイーツがあるところ。
こちらは2階にあるバーコーナー。普通のスタバと違うのはここ。お酒が飲めるスタバです。日曜日(22:00までオープン)以外は23:00までオープンしているのでお酒利用もしやすくなっています。
パフォーマンスも楽しめるリザーブ
コーヒーや食事をいただけるテーブルはこのカウンター以外にもありますが、初めての利用ならこのカウンター席を強くお勧めします。
カウンター席が空いていればそのまま席につくと店員さんが注文をとりに来てくれます。(来てくれなかったら頼めばOK)
こちらではいろんな抽出方法でコーヒーをいただくことができます。確か、
Coffee Press:プレスコーヒー
Siphon:サイフォン式
Stovetop:イタリアンエスプレッソ式
Cold Brew:アイスコーヒー
が選べたはず。
わたしたちはちょうど目の前にサイフォンがあったし、2人ともサイフォン式のコーヒーを飲んだことがなかったので、こちらで注文しました。
目の前で店員さん(確か名前はジュリアーノ)がパフォーマンスしながらサイフォン式コーヒーを入れてくれました。日本のレトロな喫茶店に行くとこのサイフォン式、結構あると思うんですが、どのように抽出されるのか知らなかったので化学の実験を見てるようで面白かったです。
2人分のコーヒーをポットに入れて、上の写真のようにサーブしてくれます。
コーヒー豆を注文する時に選ぶんですが、デカフェだとこのコスタリカの1種類だけだったので、こちらとなりました。少し酸味がありますが、飲みやすいマイルドなコーヒーでした。
写真にあるコーヒーマグが欲しかったんですが、店内用でグッズ売り場で販売されているタイプでは好みのものがなかったので何も買えなかったのが残念。このカップも販売してくれるといいんですが。
で、あまりにも楽しくて気に入ったし、同じカウンターの反対側でジェラートをその場で作っているのが見えたので、次の日にそれをいただきにまた訪れました。ww
このジェラートマシン。かなりの低温で一気に冷却して作るようで、このような煙が出ます。係は前日と同じジュリアーノでした。
この作業を見るのがとにかく楽しく、他のお客さんも物珍しいから近寄ってきました。こうやって次から次へと注文が舞い込む仕組みができてるんでしょうね。商売うまい!
出来上がりはこちら。このアイスクリームにはバニラは入ってなく、ミルクのみ。アフォガートなので、エスプレッソが横についてきます。エスプレッソでデカフェはないようで、まあ少しならいいか、と普通のコーヒーとなりました。
エスプレッソをかけた後の様子。
これ小さく見えるんですが、食べ始めるとお腹にどっしりときて、最後は苦しくなりました。(わたしが乳製品苦手だからだと思いますが。)
ついでにこのトレーも感じよくて買いたかったのに、これも店内用。販売したら売れると思うんだけどな。まあスタバの戦略なんで外野がアレコレは言えませんが。
最後はリザーブのトイレ。ww 手洗い場だけですが。
地階にあるトイレは、手洗い場は男女兼用で片側ずつ男性女性とわかれています。ここのデザインも素敵だったので思わず撮っちゃいました。
Reserve Milano Roastery
Piazza Cordusio 3, Milan, MI 21023
営業時間:7:00-23:00(月-土)7:00-22:00(日)
https://www.starbucksreserve.com/en-us/locations/milano
ミラノで普通のスタバにも行きました
スタバは長らくイタリアには出店してなかったんです。(コーヒーの本場なので受け入れてもらえなかったんだろうな、と想像。)
どうも前述したリザーブがイタリアで初のスタバだった模様(2018年9月オープン)。まず最初に高級感を出して、プライドの高いイタリア人にも受け入れてもらいやすくしたのかな?ww
訪れたのはミラノ中央駅にあるスタバ。リナーテ空港から中央駅行きのバスに乗り、到着したところにスタバがあったので、深く考えずとりあえず入ってみたのでした。
1階部分しか見てないですが、2階席もあります。それほど大きくはない店内。スイーツなどの見せ方が少し違うかな、と感じた以外はどこにでもあるスタバ。
デカフェとキャロットケーキを注文。キャロットケーキは甘すぎて後悔しましたが。ww
2019年時点でリザーブを含めてスタバはイタリアでミラノにしかないようです。(イタリアのスタバサイトによる)
ミラノだと外国人も多いし受け入れられやすいんでしょうが、コーヒーにうるさいイタリア人たちに本格的に受け入れられるには時間がかかるのかもしれませんね。
今回の発見(Discovery)!
日本でも東京・中目黒にReserveができたので、ここがどんな感じなのかご存知の方も多いと思います。ここだけのためにミラノに行く必要はありませんが、もしミラノに行くことがあったら、コーヒーブレイクでぜひ利用してみてください。ドゥオモからも徒歩で行けるのでアクセスしやすいです。
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